ホットヨガは室温39度前後、湿度60%前後に保たれた室内で行います。
LAVAを初めとしたホットヨガスタジオの多くがストーブを使って室温を温めています。
同じように温かい室内で行うヨガに「岩盤ヨガ」と「溶岩ヨガ」というものがあります。同じように温かい室温で行うヨガですがいったいどんな違いがあるのか気になりませんか?
実は、ホットヨガよりも、岩盤ヨガ、溶岩ヨガの方がお勧めです・・。その理由は違いなどをまとめてみました。
ホットヨガと岩盤ヨガ・溶岩ヨガの違いは?
岩盤ヨガ・溶岩ヨガも正確に言えばホットヨガの1つですが、ストーブで部屋を暖めて行うヨガをホットヨガとさせていただきます。
ホットヨガと岩盤ヨガ、溶岩ヨガの違いは体の温まり方です。
ホットヨガはストーブを使って部屋を暖めてるため、身体は外側から温まります。一方、岩盤ヨガと溶岩ヨガでは石や岩を使って室温を温めます。
天然の石や岩から発生するマイナスイオンと遠赤外線の温熱効果で身体は内側から温まります。
そのため、ホットヨガと岩盤ヨガ・溶岩ヨガを比べると岩盤ヨガ・溶岩ヨガの方が高い効果が期待できると思って良いかもしれません。
溶岩ヨガと岩盤ヨガの違いは?
溶岩ヨガと岩盤ヨガの違いは、使っている石や岩の違いです。どちらも天然のものを使って室温を温めるのですが、溶岩を使っているのか岩盤を使っているのかの違いになります。
- 溶岩はその名のとおり、火山活動でマグマが地上に噴出したものが冷え固まってできた溶岩のことをさします。
- 岩盤とは、おもに砂・プランクトン・生物の死骸・火山灰などが長い年月をかけて圧縮され板状になった天然鉱石のことをさします。
岩盤浴の場合、ブラックシリカやラジウム石を使用していることが多いですが、これらが遠赤外線やマイナスイオンを出す効果があると言われています。
溶岩・岩盤どちらにもメリットがありますが、二つの最大の違いは、それぞれの「形成過程」「岩が含んでいる成分」なのです。
溶岩ヨガのほうが汗がかける。ミネラルの吸収も!
溶岩ヨガは、岩盤ヨガよりも「温度が高い」のが特徴です。
身体の芯まで温まることができ、溶岩ヨガは岩盤浴よりも大量の汗をかくことが期待できます。また、遠赤外線の放射率も高いとされています。
溶岩には天然の鉱物が豊富に含まれており、火山でしか採れない特別な石です。溶岩にはミネラル分が倍以上含まれており、そのぶんマイナスイオンを発生しやすいといった利点もあります。
ミネラルは、食事やサプリメントなどからも摂取可能ですが不足しがちな成分とも言えますが、溶岩浴によって空気中に放出されたミネラル分を、呼吸による肺から、そして皮膚呼吸から体内に吸収されていきます。現代人に不足しがちなミネラルを溶岩浴で摂取することも可能になります。
溶岩ヨガで期待できる「バナジウム」の効果
岩盤には含まれない、溶岩には含まれている成分として「バナジウム」があげられます。
溶岩浴はこのミネラル作用、特にバナジウム効果が期待できる点で岩盤浴より効果があると言われています。
代表的なものは、血糖値や尿酸値の降下作用です。これにより、成人病の予防および治療に効果があり、コレステロール値・血圧・尿酸値・中性脂肪を低下させることが期待されています。また、これらの効果により、高血圧・便秘・痛風等への効果もあるといわれています。
溶岩プレートと天然鉱石を一緒に温めることで、反射する遠赤外線が間接的に人の身体を温めます。
この場合の汗は、体温の上昇による皮脂腺からでており、体内に溜まった老廃物が排出されやすくなります。脂質の増加を防ぐことにより、メタボリックシンドロームなどにも有効です。デトックス効果があるので、健康に気を使いながら、運動もしたい。そんな方には溶岩ヨガがおすすめです。
溶岩ヨガ・岩盤ヨガ、続けられるヨガがおすすめです。
岩盤ヨガ・溶岩ヨガは身体を芯から温めて、美肌、デトックス、ダイエット等嬉しい美容効果抜群です。
遠赤外線効果や天然の溶岩や岩盤に含まれた成分による作用が期待できるので、ストーブで温めた室内で行うホットヨガよりもより体の変化が期待できます。
一番おすすめしたい溶岩ヨガのスタジオはまだまだ数が少なく実際に通うことができる方はごくわずか。
岩盤ヨガは岩盤浴ができるスポーツジムや日帰り温泉などでも実施されているところもあるので、チェックしてみてください。