子どもの質問に真面目に答えすぎていませんか?
時に子どもは非常に難しい質問をしてきます。
今回はまだ2歳なのに割引シールの意味を知りたかった子どものエピソードをご紹介したいと思います。
2歳児に割引の意味を教えるなんて難しいですよね。かといって、「う~ん、なんだろね~」とはぐらかしても良いものか?!
先輩ママがどう答えたのか?!読んでみて、ほのぼのとしたエピソードにほんわかしてしまいました( *´艸`)
割引シールは「おいしいよシール」。恥ずかしいけど、懐かしいほのぼのエピソード
食品売り場にて、商品に貼ってある『2割引』や『半額』の割引シール。家計を切り盛りする主婦なら見逃せないシールですよね。
このシール、実は子どもたちも良く見てるんですよ。だって、ママがこのシールがついているものを買い物かごに良く入れるんですから!
私は子どもが小さいころに「お母さん、このシール好きだね!」って言われたことがあります(;´∀`)
もちろん、「そうそう、このシール好きなんだ~」って答えた記憶がありますが、シールの内容まで確認はされませんでした。
まだ難しいことが理解できない年齢のお子さんに、割引シールになんて書いてるの?と聞かれたら、お買い物が楽しくなるようなウソをついてみるのもアリかもしれませんよ。
割引シール なんて書いてるの?と質問したお子さんの年齢は?
2歳 男児
ママはどうやって答えましたか?
割引の説明をしてもまだ理解できないし…と思って出した答えは、
『おいしいよってかいてあるんだよ』でした。
それ以来、割引シールは『おいしいよのシール』という名前になりました。
まだ早い?濁して答えてもいずれ知る時が来る
買い物の時に子どもに大きい声で、『おかあさーん、おいしいよのシールがはってあるよー』って言われると恥ずかしかったですね。
でもシールの商品を優先的に買うのを手伝ってくれるので良し‼︎ということにしました。
弟妹が生まれ、『おいしいよのシール』が子どもの間で受け継がれていたのも微笑ましいことでした。
でも成長とともに漢字を読めるようになり、シールの本当の意味がバレてしまった時は一抹の寂しさを感じました。
子どもに嘘を教えてはいけないと考える方もいらっしゃるかと思います。しかし罪のない嘘もあります。割引の説明を2歳児にするのは無理です。理解させようと思ったら相当な忍耐力が必要です。子どもも、もういいやって気持ちになるかもしれません。だったらいっそのこと、嘘でもいい、双方笑っていられる答えがいいと思います。
さらに、割引=『古いもの、消費期限が迫っているもの』というマイナスイメージなのですが、それを『おいしいもの』というプラスのイメージに変えられたのも、我ながら良いアイデアだったと今でも思っています。
今ではその子も中学2年生。『おいしいよのシール』と私が言っても『違うし』と一蹴されてしまいます。
今小さなお子さんを育ててらっしゃるお父さんお母さん方には、あまり真剣にならずにお子さんに向き合っていただきたいなと思います。質問には正しく答えなきゃなんて考えは要らないです。自分も答えが分からなかったら、『お母さんもわからないや、一緒に調べよう!』でもいいんです。気楽な子育て、頑張りましょう。
質問に真面目に向き合いすぎないで!小さな子が笑顔になれるならウソの答えでもOK!
小さな子の質問に答えるのって本当に難しいです。
嘘はついてはいけないと言いますが、理解できないことを教えるよりは、ニコニコ笑顔になれるウソの方が良い場合だってありますよね。
子どもが大きくなって「こんな風に言ってたね~」「お母さん、ウソついてたしー。」なんて会話が楽しくできそうなら、それはいずれの楽しみになるのかもしれませんね。
親だってなんでも知ってるわけでもないし、小さな子どもに理解できるように教えるなんて無理なこともあるんです。
そのうち理解できるようになるんですから、特に小さなうちは気楽に子育てを楽しみたいですね。