初めてのお留守番。あなたはいくつのときだったか覚えていますか?
たぶん、小学校の低学年くらいには、一人でのお留守番を頼まれた記憶、ありませんか?
ほんのちょっとの時間だったら、もっとちいさいころからあったかもしれませんね。
でも…残念ながら、今の時代は簡単にお留守番をさせられなくなってしまいました。
子供の周りの環境が、お父さんやお母さんの子供時代とは、色々な面で変わってしまったからです。
でも、どうしても「ひとりでお留守番」をしてもらわなければならない時ってありますよね。そんな時、とても頼りになる「お留守番お役立ちグッズ」について調べてみました。
小学生のお留守番グッズ!いつでもOK..お勧めはコレ
まずは、「中より外を!」ということで、子供のお留守番の時だけでなく、普段から家の周りに怪しい人を寄せ付けないためのお役立ちグッズの紹介です。
防犯カメラ(ダミーでも)
「玄関に置いておくだけでも効果大!」なのがこれです。おおげさ?そんなことはありません。どこからどんな人が見ているか、分からないのが今どきですから。
でも、安いものではないから、ちょっと手が出ない…ですって?。
はい、大丈夫です!。本物そっくりのダミーがあるんです。
同じような品物で、赤外線センサーやセキュリティステッカーなども販売されていますので、さらなる効果のために、セットで設置するのもありかも。
防犯砂利
家の周りに敷いておくもので、人が踏むと音がするものです。
家の中にいても、ちゃんと聞こえます。地味ですが、意外に効果ありです。ただし、高性能なため、人間以外が踏んでも音がします。
犬猫が歩いても音が出ちゃうのが逆に難点かもしれません。
小学生 いつから一人でお留守番できる?
以前、見たことのあるアンケートですが、「放課後から夜寝るまでの過ごし方」という内容で実施されたものがあります。
その質問項目に、「1人で留守番をさせるための壁は何年生だと思いますか?」という一文があったのですが、これについては、「1年生」と記入した親が75%に上ったそうです。
幼稚園や保育園時代には、どんな時も必ず大人の目が近くにありました。
登園からお迎えまで、安全に守られていました。
しかし、小学生になると、学校に児童クラブがないかぎり、授業が終わった段階で大人の目から離れてしまいます。
そのため、子どもにとって生活が激変する「1年生」が」一つの壁だと考えている親が多いということなのでしょう。
しかし、1年生になったからと、いきなり1人でお留守番を開始するのは、子どもにとって不安以外の何物でもありません。
まえもって、小学校に上がる段階でそうなることがわかっているなら、時間をとって少しずつ慣らしていくのがベストではないかと思います。
最初は数十分から始めて、様子を見ながら徐々に時間を増やしていくという段階を踏んで練習をしていけば、スムーズに移行できるのではないでしょうか。
「どのくらい時間を懸ければ慣れてくるのか?」は、一人ひとり子どもの性格によって違います。ですから、慌てず急がずに、時間に余裕をもって練習を繰り返すことが大事です。
上手にすすめて、小学校に入る時期に、子供がばっちり自信を持って、笑顔でお留守番ができるようになるといいですね。
一人のお留守番で注意したいこと
子供一人でのお留守番で大切なこと。それは、「ルールを作っておくこと」です。
子供を交えて、家族みんなでよく話し合って、子供に分かりやすいルールを決めるようにしましょう。
決めたルールは紙に書いて、子供の見やすい場所に張っておきます。
習慣になるまで、こまめにチェックすることが大切です。そして、子供の成長によって、必要に応じて内容を変更するのも大事です。
以下にルールの一例を記します。
- 鍵を開ける際は、後ろに怪しい人がいないか確認する
- 家に入ったら、鍵とチェーンを掛ける
- 電話が掛ってきても絶対に出ない
- 訪問者が来ても絶対に玄関ドアを開けない
- キッチンには絶対に入らない
- 何かあったらすぐに親と連絡が取れるようにする
- 大きい地震があった時の避難方法と避難場所の確認
- おなかがすいた時は、準備してあるものを食べる…など
※これはあくまでも一例ですので、ご家庭によって、追加・取捨選択をお願いします。
実際に、子どもを1人で留守番させているお母さんから話を聞くと、事前にしっかりとルールを決めて、日ごろからきちんと守るように約束させていれば、危険な行動をすることもなく、重大な問題が起きたことはないそうです。
やはり、ルールをちゃんと守ることを理解できていれば、比較的安全に留守番ができることが分かります。
ルールを決めて、よく理解させて、練習する。そして、子どもを信じてやらせてみることが大事ですね。
子供は、日々、大人が考える以上のスピードで成長していきますから。
最後に
一人でお留守番を始める時期、それは子供の年齢や時期で決まるのではなく、親が「もう大丈夫かな」と思ったときと、子どもが「やってみる」と思えたときのタイミングがぴったり合ったときが一番いいんだろうなぁと思います。
「ただいま!」
「お母さんおかえり!! きょうはねぇ…」
玄関を開けたときの元気な声で、一日の仕事の疲れも飛んでいきますね。
明日も元気に「ただいま!」「おかえり!」ができますように。