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いぬとねこの保険ってどんな保険?おすすめポイントや注意点

日本ペット少額短期保険株式会社(旧社名ガーデン少額保険株式会社)の「いぬとねこの保険」は、楽天のペット保険ランキングで1位を獲得したこともある人気のペット保険です。

いぬとねこの保険はどんなペット保険なのか、おすすめしたいポイントや加入前に知っておきたい注意点などをまとめてみました。

おすすめポイント

  • 免責金額が設定されていない。
  • 90%と高い補償割合のプランがある。
  • 日額制限・回数制限がない。(*パールプランを除く)
  • 手術に特化したプランがある。

知っておきたい注意点

  • 補償対象外の傷病が多い
  • 病院窓口の清算に対応していない
  • 新規加入は10歳まで

日本ペット【いぬとねこの保険】のプラン

「いぬとねこの保険」に用意されているプランを確認しておきましょう

「いぬとねこの保険」には下記の3つのプランが用意されています。

  • プラチナプラン・・通院・入院・手術
  • ゴールドプラン・・通院
  • パールプラン・・・手術
各プランは補償対象が異なります。

補償対象や補償割合などをまとめて確認してみましょう。

プラチナプラン ゴールドプラン パールプラン
補償対象 通院・入院・手術 通院 手術
補償割合 90% 70% 50% 90% 70% 50% 70%
日額制限 なし なし なし
回数制限 なし なし 2回
賠償責任特約 あり あり なし

「いぬとねこの保険」に加入をする場合には、プランと補償割合を決めておく必要があります。

「いぬとねこの保険」の新規加入は生後31日以上、満10歳まで。終身更新ができます。

補償の対象とならない傷病がある場合、加入・更新時にはその傷病を保険対象外とする特約により更新することができます。

「いぬとねこの保険」プラチナプラン

プラチナプランは、通院・入院・手術を補償してくれる充実したプランです。

補償割合は90%、70%、50%から選ぶことができます。

90%があるのは珍しいね!

補償割合は70%または50%の保険が多い中、「いぬとねこの保険」には90%というプランが用意されています。

補償割合90%であれば、10,000円かかっても自己負担は1,000円のみ。

保険に入っててよかったーって思うよね♪

補償割合が高くなるほど保険料は高くなります。

プラチナプラン保険料 小型犬3歳

補償割合 年払い 月払い
50%プラン 20,990円 1,890円
70%プラン 29,360円 2,640円
90%プラン 37,730円 3,400円

プラチナプラン保険料 小型犬11歳

補償割合 年払い 月払い
50%プラン 41,140円 3,700円
70%プラン 57,540円 5,180円
90%プラン 73,960円 6,660円

 

「いぬとねこの保険」ゴールドプラン

ゴールドプランは、通院を補償してくれるプランです。

補償割合は90%、70%、50%から選ぶことができます。

ペットの診療の中で一番頻度が高いのが通院。手術や入院はしないけど通院するケースって結構多いみたい。
胃腸炎、ケガ、皮膚炎などいろいろあるよね

手術や入院の費用の備えは別途必要ですが、その分プラチナプランに比べて保険料は安くなります。

通院の負担が軽くなると、病院にも通いやすくなるね。

ゴールドプラン保険料 小型犬3歳

補償割合 年払い 月払い
50%プラン 14,780円 1,330円
70%プラン 20,700円 1,860円
90%プラン 26,600円 2,390円

ゴールドプラン保険料 小型犬11歳

補償割合 年払い 月払い
50%プラン 26,930円 2,420円
70%プラン 37,680円 3,390円
90%プラン 48,430円 4,360円

 

「いぬとねこの保険」パールプラン

パールプランは、手術を補償してくれるプランです。

補償割合は70%です。

ペットの診療の中で高額になりやすい手術のみに特化して補償をしてくれます!
だから保険料も格安!万一の事態に手軽な保険料で備えることができるのが嬉しいね。

手術のみに特化しているため、通院・入院の費用は補償はありません。

ペット保険が必要かどうか迷っているなら、手ごろなパールプランにだけでも入っておくと安心ですね。

パールプラン保険料 小型犬3歳

補償割合 年払い 月払い
70%プラン 5,500円 500円

パールプラン保険料 小型犬11歳

補償割合 年払い 月払い
70%プラン 13,140円 1,180円

 

「いぬとねこの保険」のおすすめポイント

  • 通院+入院+手術、通院のみ、手術のみ と補償の対象を選ぶことができる。
  • 補償割合が90・70・50%から選ぶことができる。
  • 免責が設定されていない。
  • 日額・回数制限がない。
  • 賠償責任保険が安い
  • 割引が充実
  • ペット健康相談サービスがある。

「いぬとねこの保険」は日額・回数制限がない。

「いぬとねこの保険」のおすすめポイントは免責、日額・回数制限がないこと。

「いぬとねこの保険」のおすすめポイントは必要によって選べる補償対象や割合以外に「日額・回数制限がない」ということがあります。(パールプランを除く)

保険によっては年間の利用回数、日数が決められているものもあります。

「いぬとねこの保険」は、年間保証金額以内であれば、制限がないため手厚い補償を受けることができます。

年間補償限度額(プラチナ・ゴールド)

補償割合 年間補償限度額
50%プラン 500,000円 日額・回数制限なし
70%プラン 700,000円
90%プラン 900,000円

年間補償限度額(パールプラン)

補償割合 年間補償限度額
70%プラン 300,000円 日額制限なし、回数2回
補償限度額、回数は更新ごとにリセットされるので安心です。

「いぬとねこの保険」は免責がない。

免責が設定されていたらどうなるの?

例えば免責15,000円と設定されている場合、保険の補償対象となる事柄が起こっても15,000円までは保険金は支払われないということ。

そのため、免責金額によってほとんどの場合、保険が利用できないという場合もあります。

「いぬとねこの保険」賠償責任保険が安い

「いぬとねこの保険」は最大500万円まで補償をする賠償責任保険を特約として付けることができます。(パールプランを除く)

プラチナとゴールドプランに限り、月払い90円 年払い1,030円で加入できます。

賠償責任保険は他人をケガさせたり物を壊したりした場合の補償ですが、火災保険・自動車保険などに特約でつけている場合は必要ありません。

同じ事柄を補償する保険に複数入っていても、1つの保険でしか補償されません。

「いぬとねこの保険」割引が充実

「いぬとねこの保険」は各種割引があります。(パールプランは除く)

  • 多頭割引 1頭につき 年間900円
  • マイクロチップ割引 年間900円
  • 無事故割引 次年度 10%割引
  • インターネット割引 10%割引

ペット健康相談サービスがある。

契約者専用サービスとして24時間365日対応のペット健康相談サービスを利用することができます。

通話料は自己負担となりますが、しつけ、健康、不慮の事態などにどう対応するか迷ったときに相談に乗ってもらうことができます。

「いぬとねこの保険」は、回数・日の限度額がない、免責がない、更新時に限度額がリセットされるというところで、使いやすいペット保険としておすすめです。

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「いぬとねこの保険」の注意点

  • 対象外となる傷病が多い
  • 動物病院の窓口対応がない

対象外となる傷病が多い

「いぬとねこの保険」の最大の注意点&欠点は対象外となる傷病が多いことです。

保険によって補償の対象となる病気やケガは異なります。「いぬとねこの保険」は対象外の病気やケガが多め。
  • 飼い主や同居する親族などの故意または重大な過失によって生じたペットの傷病
  • 地震、噴火などの自然災害による傷病
  • 戦争や内乱、暴動などにより生じた傷病
  • ワクチン接種
  • マイクロチップの装着
  • ペットの交配、妊娠、出産、早産、帝王切開、流産、人工流産など/不妊手術/去勢/爪切り/乳歯及歯牙に関する処置/歯石取/断耳/断尾/美容整形手術/声帯除去/底流睾丸/睫毛乱生/涙焼け/臍ヘルニア/鼠経ヘルニア/膝蓋骨脱臼/股関節形成不全症/レッグペルテス/てんかん/チェリーアイ/気管虚脱/不正咬合/肛門腺絞りなど
  • ワクチンで予防できる病気
  • 治療行為(投薬・注射など)がなく、検査のみで処置が終了した場合の費用
  • トリミング、薬用シャンプー、医薬品シャンプー、イヤークリーナー、ノミダニの駆除や予防
  • 夜間・早朝の時間外診療・往診の追加部分、予防目的の初診・再診

など。

上記は抜粋のため必ずいぬとねこの保険のWEBサイトや資料を取り寄せて注意事項などを確認するようにしてください。

犬種によってかかりやすい病気をチェックしておきたいね。

動物病院の窓口対応がない

「いぬとねこの保険」は動物病院の窓口での対応がなく、いったんすべて支払ったあと後日保険料を請求することになります。

書類を送らないといけないのはちょっと面倒だね。

「いぬとねこの保険」その他の注意点など

  • 新規加入は責任開始日から30日間(がんの場合は60日間)の待機期間がある。(待機期間中に発症した病気は補償対象外)怪我は責任開始日から補償される。
  • 満7歳以上でプラチナまたはゴールドの90%に申し込みの場合は健康診断書の提出が必要。
  • 既往症がある場合は、特定の怪我や病気を補償の対象から外す特約を付けて契約することができる。
  • 誕生日がわからない場合 動物病院で推定年齢の確認しなければいけない。
  • 3歳までは保険料がやすくなる。そのためそれ以降の保険の上昇も緩やか。

まとめ

日本ペットの「いぬとねこの保険」の詳細を確認してみました。

日額・回数の制限がないのは、とても使いやすい保険なのでは?と思います。

ただ、一方で対象とならない傷病が多いのが気になります。

犬種によってかかりやすい病気などもありますので、そこを確認して問題なさそうなら検討をしてもよいのではないでしょうか?

 

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