初めての男の子の育児。ママとは違う「異性」ということで、戸惑うママも多いですよね。
「なんでわかってくれないの?」とイライラしてしまっては、それが子どもに伝わって、ますます思い通りに動かず悪循環です。
そんな風に悩んでいるのは、あなただけではありません。同じように悩んでいるママは多くいます。
そこで今回は、男の子ママの悩みやコツについてみていきましょう。
男の子の子育てで悩むこと
男の子を育てる上での悩みごとを持っているママは多いです。
実際、本屋さんでも「女の子を育てる」という題材の本よりも「男の子を育てる」というタイトルの本をよく見かけませんか?
そこで、ここでは私の経験や、周りの男の子ママから聞いた、男の子を育てるときの悩みをまとめてみました。
しかり方
プライドの高い男の子。子どもがしてはいけないことをしてしまったとき、どうやって叱って良いかわからないというママが多いです。
特に男の子は、叱るとすぐかんしゃくを起こして暴れてしまう悩みを持ったママが多くいます。
言うこと聞かない
「片付けなさい」「ご飯食べなさい」と言っても全く聞かずに、猪突猛進に遊びまわる我が子にお手上げ状態のママ続出です。
遊び方が激しい
男の子ならではのパワフルな遊び方をする子が多く、怪我をしそうでハラハラしてしまいます。
また、お友達と遊んでいると、友達を怪我させてしまわないかという点でも、心配なママは多くいます。
男の子の子育てのコツ
ここまでは、男の子を育てているからこそ出てくる悩みの数々をみてきました。
皆さん多かれ少なかれ、悩みを持っていることがお分かりいただけたと思います。
私自身悩んだ際に「私だけじゃなくないんだ」と思うことで、少しでも悩みが少し軽くなった経験があります。
同じような年齢のママ友を作るなど、あまり一人で思いつめないようにしましょう。
同じ人間でも、男と女では脳の作りから違いますので、全く違う生き物といっても過言ではありません。
男の子ならではの、育て方のコツとして、ママ友を含めいろんな人が行なっている子育てのコツを調べてみました。
ほめて伸ばす
男の子は小さくても「男」小さいなりにプライドを持っています。
なので、頭ごなしに怒るのはNG。「すごいね!やっぱり男の子だね。」というように、できたら褒めることを繰り返します。
(これは、男の子に限ったことではありません。特にパパを含めた男という生き物は、とにかく否定に弱く、褒められたい願望が大なり小なりあります。「洗濯物たたんでくれたんだ。ありがとう!さすがパパ」というように、パパにも応用できるコツです。笑)
「男の子なのに」はNGワード
ママだって「女のくせに」なんて言われたらカチンときますよね。逆もしかりです。子どもだからと侮ることなく、一人の人間として接してあげるのがポイントです。
ママとパパの役割分担
ママもパパも怒ってしまっては、子どもは逃げ場がなくなってしまいます。
ママが叱れば、パパがフォローというように、バランスよく役割分担を行いましょう。
男同士のほうが良いこともある
ママがいくら言ってもダメなときは、パパの出番。お風呂など、パパと二人きりの時間を作って、男同士の会話をしてもらいます。
一つのことで叱る
あれもこれも言ってしまいがちなのが、女の人の悪い所です。
男の子は、たくさんのことを言われても、同時に処理することができません。
片付けをして欲しいときは、片付けのことだけで叱る。それができれば、そのことについて褒めるというように、問題を一つ一つクリアしていきます。
短い言葉で伝える
だらだらと思いを伝えがちな女性ですが、男の子にはストレートな伝え方がおすすめです。
叱るときも一言で伝え、褒めるときも、分かりやすく伝えるよう意識しましょう。
おおらかな気持ちで
我が子には怪我をして欲しくないものですが、大きな事故に繋がらなければ、ある程度はおおらかに見守りましょう。
少しくらい擦りむいても大丈夫。怪我をすることで、危ないことだと学ぶこともあります。
大きな事故や怪我には注意しておきながらも、すぐに手を差し伸べないことも大切です。
一人の人間として接する
男の子ならではの悩みやコツ、特に男の子のパワフルな部分に悪戦苦闘しているママの存在や、ほめて伸ばすことの大切さを感じていただけたと思います。
重要なのは、子どもと言っても、一人の人間扱いするということです。
大人が思っている以上に、子どもはさまざまなことを感じ取っています。
どうせわからないからと思っていても、子どもながらに、思っている部分はあります。
ママやパパが、子どもに向かう姿勢は、子どもの育ち方に大きく影響します。
また、ママとパパで言うことが違うと、子どもは混乱します。ママとパパでルールについて、意見をすり合わせておきましょう。
男の子ならではの部分を生かして、伸び伸びと育っていけるような子育てを心がけたいですね。