世間では、男の子のママというと「大変・疲れそう・女の子より手がかかりそう」などマイナスイメージがついてまわります。
しかし!実際は大変であっても、楽しいことも沢山あるのです!今回は、男の子兄弟を育てているママが、どんな子育て方法で乗り越えているのか調べてみました♪
男の子2人の子育てのコツとは?
男の子のイメージとして、大変そうという声をよく耳にしますが…その通りです!
というのも、なんせ男の子は動きが激しくて追いかけるのにすごい体力を要するからです!
そこへ更に男の子が増えて、大変さが2倍になるなんてことありませんか?
しかし、そんな時こそ2人いるということを逆に活用しちゃうのが、男の子ママの腕の見せ所です!男の子ママの子育てのコツをまとめてみました♪
- 公園などでは、走り回る子どもに対して、全力で追いかけようとはせず、途中からは子ども同士だけで追いかけっこするように促す。
- ケンカを始めてもすぐに止めさせようとしないで、2人で解決させるようにする
- お兄ちゃんが弟に対して、遊んであげたり、お世話をしたりしてあげるように促す
- 人が同時にママに用事を言いにきたら、2人で話し合って順番を決めさせる
など、2人で考えて問題を解決させるように促すようにしているママが多いのです。というのも、こうすることでお兄ちゃんにとっても、弟くんにとってもメリットがあるのです。
- お兄ちゃんは、自分の持っている知識を教えることによって、教えることの喜びを得られる。また、その知識をより深めることができる
- 弟くんは、身近な存在である兄に教わることによって、兄を敬うようになる。また、素直に教わるようになる
- 2人で問題を解決することによって、協力することの大切さを身につけられる
といったお互いを高めあう作用があるのです。
男の子は単純で、一つのことにのめりこむ性質があるので、この子育て法は理にかなっています!
兄を褒めておだてると、弟へ自慢するかのように教えたくなります。それこそが、まさにその性質を活かした、男の子ママならではのコツといえるのではないでしょうか♪
男の子が2人いるが故の苦労とは?
男の子を2人育ててメリットがある一方、苦労もたくさんあります。その代表は、やはりケンカです!
小さい頃のケンカは、叩いたり、オモチャの取り合いになったりしても、すぐに仲直りすることもあれば、親に怒られてケンカをやめるといったことがあります。
そしてそのほとんどは、その日の内に仲直りして後を引きずるなんてことはほぼありません。
しかし、大変なのは小学校の高学年くらいになってからの兄弟げんかです!この頃には、お互いにもう自我が芽生えているので、それぞれの個性が備わっています。また、体力もついているので一度ケンカが始まるとそれはもう壮絶です。
あるお宅では、ゲームの勝敗からケンカが始まり、両者とも取っ組み合いの大ゲンカに発展しました。
そしてさらに恐ろしいことに、兄も弟も刃物を持ちだしたのです!それを見たお母さんは激怒して、2人の顔を引っぱたいて2人から刃物を取り上げて大声で怒鳴りました。
そして、2人がどれだけ恐ろしいことをしていたのか諭し、ケンカを止めさせました。
このように、成長したらしただけ大規模な兄弟げんかにまで発展することにもなるのです。それゆえ、男の子ママの苦労は絶えません。
また別の角度から考えると、メリットでもあることが、時にデメリットになる場合もあります。
それは、仲がいいゆえに悪さをするにも協力し合うということです。本来ならば喜ばしいことなのですが、その絆を違うことに使われると大惨事になります。
ある年子の兄弟は、何をするにも一緒にするといったとても仲の良い兄弟で、お母さんもそれを嬉しく思っていました。
しかしある日、仲良くお絵描きして遊んでいた兄弟のうち、弟がもっと大きなところに絵を描きたいと言いました。そして兄も同じ意見で、クレヨンで家中の白い壁に絵を描いたそうです。それを見つけたお母さんは唖然としたそうですが、その兄弟はとても満足した顔をしていたそうです。
このように、仲の良さがマイナスの面で作用してしまうこともあるので、男の子のママは気が抜けません。
まとめ
男の子は1人でも大変といわれていますが、それが2人になったらさらに大変です。
しかし、男の子のママは男の子たちの性質を巧みに利用して子育てに励んでいます。お調子者の気質もあるので、褒めて伸ばす、自信をつけさせるといった子育て術は、まさに男の子の子育てにうってつけかもしれません!
毎日、慌ただしく過ぎていく中で、大変なことはたくさんあります。
しかし、苦労も2倍なら嬉しいことも2倍ということを忘れないでください。男の子はとても甘えん坊で手がかかる分、お母さんに対する優しさも人一倍もっています。
いざという時に、お母さんを守ってくれる強さも持っています。そんな優しくて逞しい男の子が2人もいるなんて、ママはきっと幸せ者ではないかと思います♪