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もしかして熱中症かも!?熱中症の症状と対策とは?

最高気温が体温ほどにも上がっている今年の夏。
この夏真っ盛りなこの時期、心配なのが「熱中症」

特に、子どもは遊びに夢中になり、症状が出る頃には、手遅れになってしまう場合も。

今回はそんな夏に危険の高まる「熱中症」についてみていきましょう。

  

熱中症って...? いったい何なの?

そもそも「熱中症」とは何か?
調べてみると、何やら専門用語ばかりで分かりにくい...。

いくつか調べた所、分かりやすく言うと...

『暑い環境下で起こる、身体が思うように動かなくなる状態の総称』

と言うことでした。

では、具体的にどんな状態、どんな症状が出るのかまとめてみました。

熱中症の症状とは?

熱中症の症状は三段階に分類されているそうです。以下がその分類です。

《I類〜軽度〜》

  • 目の前が暗くなる
  • 気分が悪くなる
  • 手足がしびれる
  • 手足や腹筋の痙攣
  • こむら返り
  • 顔が青白くなる
  • 血圧が低下する など

こむら返り・・・ふくらはぎの痙攣の総称。いわゆる「足がつる」症状の事

 

《II類〜中度》

  • 強い疲労感に襲われる
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 脱力感
  • めまい
  • 下痢 など

《III類〜重度〜》

  • 意識が朦朧とする、または喪失する
  • 肝臓や腎臓の機能に障害が起きる

上記の、3つに分類されています。
特に、III類の段階は、生命の危機レベルですので、このような場合は、即救急車を呼ぶべきです。

III類のような重度な症状が発症してしまった場合、対処が遅れると後遺症が残る危険性もあります。

熱中症の注意が、特に必要なのが低年齢の子どもです。身長が低い分、地面からの距離が近くなります。
その為、アスファルトの照り返しなどから、大人よりも熱い場所に居ることになります。

その分、大人よりも早く熱中症になる危険性がありますので、注意が必要です。

  

熱中症の対策とは?

前章で挙げたような症状にならないために、どのような対策が効果的か、調べてみました。

《帽子や日傘を持参する》
直接頭皮が日光に当たりすぎないよう、外出時には帽子や日傘を活用しましょう。

《体を冷やすものを持ち歩く》
特に、屋外でスポーツする際は、凍らせたタオルなどをクーラーバックに入れて持ち運ぶことも、熱中症対策として必要です。

《通気性、速乾性の良い服を着る》
熱がこもりやすい素材のものは、熱中症を引き起こす原因になることも。
麻、綿などの通気性が良いものや、速乾性の良い素材のものを着ましょう。

《水分補給をこまめにとる》
とにかく、喉が渇いていなくても、こまめに水分を補給することが大切です。

《塩分も忘れずに!》
汗と共に、身体の中の塩分も相当な量が出ていってしまいます。
水分補給の際、スポーツドリンクなど、塩分や糖分を含むものを飲むように、心がけましょう。

《部屋の中の温度にも注意する》
部屋の中でもなってしまう場合があるのが「熱中症」です。

特に、夜エアコンをタイマーで切れるようにしてしまうと、寝ている間に熱中症になることも。
部屋の中でも、温度が上がりすぎないように対策しましょう。

《丈夫な身体を作る》
暑い夏は、ついつい喉ごしの良いものばかり食べてしまったり、冷たいアイスや水分ばかりになってしまいがちです。

しかし、丈夫な身体作りは、バランスの良い食事から始まります。
朝昼晩三食、タンパク質やビタミンなどバランスの取れた食事を摂るようにしましょう。

《夏を乗り切る体力を身につける》
身体は動かさなければ、鈍ってしまいます。健康な身体には、適度な運動が大切です。

炎天下の中で、何時間も走ったりする必要はありませんが、涼しい時間帯などに10〜15分ほどウォーキングしてみるだけでも違いますよ。

《睡眠をしっかりとる》
寝不足は、身体の様々な不調を引き起こします。
特に、子どもたちは夏休みだからと言って夜更かしさせないよう、夜はしっかり寝かせましょう。

食事、運動、睡眠そして水分補給

いかがでしたでしょうか?
熱中症の症状は、気分が悪くなど、軽度なものから、だんだんと身体が思うように動かなくなるような重度なものまで、様々でしたね。

意識が朦朧とするような症状になってしまうと、自分だけではどうしようもありません。

もし、我が子が意識がなくなったり、いきなり痙攣し始めるとパパママはパニックになってしまいますよね。

そうならないためにも、こまめに水分や塩分を補給すること、暑くても夏バテ気味でも、しっかり食事を摂ることが大切です。

万が一、熱中症のような症状が出てしまった場合は...

  1. 涼しい場所に移動させる
  2. 衣服の締め付けを緩める
  3. 体温を下げるため、身体を冷やす
  4. 意識があれば水分と塩分を補給する

上記のような応急処置を行い、症状によって救急車を呼びましょう。

また、プールや海など、一見涼しそうな水辺でも、熱中症対策が必要です。屋内プールであっても、水分補給を怠ると熱中症になる危険性があります。

子どもたちは、テンションが上がって遊ぶことに夢中になりがちですので、パパママが適度に休憩時間を設けて挙げましょう。

暑い夏を健康に過ごせるよう、熱中症の症状や対策について事前に調べてたり、準備することが大切ですね。

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