モエ・エ・シャンドンとはどんなシャンパンでしょうか?
モエ・エ・シャンドンの歴史
シャンパン好きなら知らない人はいないとまで言われているモエ・エ・シャンドンは1743年よりその歴史を紡ぐ老舗のシャンパーニュ・メゾンです。
創設者はフランスのシャンパーニュ地方の名門であったモエ家の出身でワイン商を営んでいたクロード・モエです。クロード・モエは優れたワインの目利きであると同時に商才のあるワイン商であったため、その手腕を活かし、自らの製造したシャンパン、モエの名を広めていきました。
1748年にはフランス国王であったルイ15世が大変気に入り、モエのシャンパンはフランス王室御用達のシャンパンとなりました。これをはじめとしてドイツやスペインの王族や貴族から高い評価を獲得しました。そしてモエのシャンパンはフランスという国を超えて世界中に広まり、ロシアの王族や貴族の間でも大流行しました。
その後1833年に3代目当主であったジャン・レミー・モエが息子であるヴィクトール・モエと、娘婿であったピエール・ガブリエル・シャンドンに家督を譲ったことから現在のモエ・エ・シャンドン社が誕生しました。
モエ・エ・シャンドンはシャンパーニュ地方の土地の3.5%もの広大な葡萄畑を所有しており、そのうちの半分が特上の畑であるグランクリュ、四分の一が一級の畑であるプレミアクリュです。このように上質な畑でとれた上質な葡萄を使用してモエ・エ・シャンドンは作られています。
モエ・エ・シャンドンの買取相場
モエ・エ・シャンドンは数々のラインナップを展開しています。スタンダードな銘柄であるブリュットをはじめとして、果実味の強いロゼ、甘口であるネクターなど多くのニーズに応えた商品があり、どの商品も多くの人気を博しています。
また、氷を入れたグラスに注ぐ新しいタイプのシャンパンであるモエ・エ・シャンドン・アイスアンペリアル、そしてそのロゼも非常に高い人気を誇っています。
ほかにも葡萄の当たり年にのみ生産を行うヴィンテージ物はほかの物とは一線を画し、その価格も大きく跳ね上がります。どの銘柄のモエ・エ・シャンドンも人気が高いため、買い取り価格にはかなりの期待が出来ます。また、ヴィンテージ物に関してはネット上でも高値で取引されていることから買い取り価格にはかなりの期待が出来ると思います。