三岳とはどんな焼酎でしょうか?
どんな焼酎なのか紹介をしていきます。
三岳は飲みやすい焼酎
薩摩焼酎である三岳は世界自然遺産として知られている屋久島で生まれました。屋久島の中にある三岳酒造にて三岳は製造されています。
三岳という名前は九州にある山岳に由来します。宮之浦岳、永田岳、黒味岳の3つの山にちなんで三岳という名前がつけられたそうです。
そんな三岳は他の芋焼酎と比べるとかなり芋臭さが抑えられており、芋焼酎が苦手な人でもかなり飲みやすい焼酎となっているため女性の方でも飲みやすいと評判になっています。
三岳の原料へのこだわり
使用されているサツマイモは焼酎の原料として最もむいているとされている黄金千貫が使用されていますが、これは屋久島で栽培されたものではありません。
屋久島では黄金千貫は栽培することが出来ないのです。そのため九州本土で栽培されている黄金千貫を原料として使用しています。
九州で栽培しているサツマイモを使用するならば屋久島で焼酎造りをする必要はないのではないかと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、屋久島でなければならない理由があるのです。その理由は屋久島の天然水が三岳の味わいを形作る大きな要となっているからです。屋久島の天然水は名水100選にも選ばれるほど美味しい水として有名で、三岳を製造する上ではなくてはならない存在なのです。
また、仕込みに使用される麹には通常国産米の麹を使用するのに対して、三岳はタイ米を使用した自家製の白麹が使用されておりそれも三岳の大きな特徴として知られています。
三岳の買取相場
焼酎ブームの時期には入手が困難になるほどの人気を博した三岳ですが、現在は比較的入手がしやすい芋焼酎となりましたが、蔵の生産量は少ないためまた品薄状態となる可能性があります。
また、三岳はいくつかのラインナップを展開しており、中には数量限定のものもあるため、これから価格上昇が考えられます。
プレミア焼酎としても知られる三岳はコアなファンが多く需要も多いにもかかわらず生産量は少ないため次に品薄状態となったらかなりの価格上昇が考えられる焼酎です。