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文政一朱金の価値と買取相場 文政一朱金とは?

文政一朱金とは一体どういったお金なのか、その種類や価値、そして歴史などに説明します。

文政一朱金は状態にもよりますが、約20,000円ほどで買取されることが多いようです。

これは額面金額から考えるとかなりの高額買取となります。

なぜ、高額買取が可能なのか?一朱金のことをお金の歴史と併せて確認していきましょう。

 

文政一朱金の価値と買取相場

一朱金の当時の価値は16分の1両に相当します。

文政一朱金はの重量は1.39グラム、発行枚数は46723072枚で、金銀比率は12.3%:87.7%と金の比率のほうが遥かに低いため、金貨としては非常に質の悪いものでした。

1824年に鋳造が開始されましたが、1832年には鋳造が終了されてしまいました。

 

金としての価値は低いのですが、珍しい形をしていることと希少性があることから高値で買取がされています。

 

美品であれば4万円近く、並品であれば2万円程度が買い取り相場となっています。

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文政一朱金とは?江戸時代に使われていたお金

文政一朱金は、江戸時代に使われていたと言われているお金の一種です。

発行が江戸時代文政期と呼ばれる時期だけであったため、文政一朱判と呼ばれることもあります。

 

また、形状が通常の小判とは異なり四角いことから角一朱金とも呼ばれることがあるようです。

大きさは一センチ四方ほどのとても小さな貨幣でした。

文政一朱金は正方形の金属体で、表面には桐紋があしらわれています。

文政一朱金であることを表すために桐紋の下部分には一朱という刻印がされているのも特徴です。

その裏面には光次という刻印がされています。この光次というのは、近世日本の金座の当主を表しており、これが金座から発行された正式な貨幣であるということを示しています。

一朱金が発行終了されたその後も、1840年までは運用されました。

 

その後は一朱という単位のお金は一朱銀に置き換えられて使用されることになります。

このように、一朱金の運用期間が短く、流通量が少ないことも一朱金の価値を高めている要因となっています。

文政一朱金は評判が悪かった

世界的に見ても質の低い金貨で、民衆からの評判も悪かったといわれています。

金の含有量を低く抑え、補助貨幣的な役割を担っていたとされ、当時出回り始めていた偽金貨のような色をしているばかりか脆く摩耗しやすく、その上大きさも小さいため紛失しやすいと大不評の金貨でした。

江戸時代に出回った貨幣の中でも失策により生まれた貨幣としても有名です。

当時は貨幣のデザインを完全に統一するような技術はまだ日本国内にはなかったため、個体によって多少のデザインのブレなどがあるのも特徴です。

文政一朱金はどこで買い取ってもらえるの

文政一朱金は古銭を扱う買取業者や、インターネット上のオンラインオークションサイトやフリーマーケットサイトなどで買い取ってもらえることが多いようです。

買取の例では発行枚数が少なく、また保存状態がよいほど高値で取引される傾向があります。

 

一朱金の保存状態などで価格は大きく変わってくるので、見つけたら汚れがつかないように工夫して保管しておくのが良いでしょう。

一朱金は劣化しやすく脆いのが特徴です。

間違って破損、紛失などしてしまわないように万全の注意のもと取り扱いましょう。

ポイント

オークションサイトやフリーマーケットを利用する場合でも、古銭の買取業者で無料査定をしてもらえば出品時に相応の価値が確認できるのでお勧めです。

文政一朱金の価値を知るには買取業者の査定

文政一朱金の価値や歴史的背景についてご紹介をしました。

貨幣一つとっても様々な歴史があります。歴史の中には失敗してしまった貨幣もあるということですね。

皆様がこれを機に貨幣の面白さをわかっていただけたら幸いです。

 

もし文政一朱金が手元にある、見つけた!という場合には大切に保管をしておけばさらに価値が上がる可能性はあります。

ただ、保管状態により価値が下がってしまう可能性もありますので、まずは現在の価値を古銭の買取業者の無料査定で知ることをお勧めします。

納得のできる価格であれば、買取を依頼してもいいのではないでしょうか?

 

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