同じものを食べているのに太る人と太らない人っていますよね。
遺伝的な理由などもあるようですが、できれば少しでも痩せ体質に近ずきたい!!痩せ体質になるには腸内細菌に注目です。
どうやら痩せ体質の人の腸内環境は他の人と違った特徴があるようなのです。
痩せ体質の人の腸内環境に近づけば痩せ体質になれるんです。それを叶えてくれる1つが「冷えがごはん」なのです。
痩せ体質の人の腸内環境に注目
他の人と同じものを食べても太らない。たくさん食べても太らない人っていますよね。
筋肉量が多い・基礎代謝量が多いなど理由はいろいろあるようですが、腸内環境も理由の1つなんだそうです。
腸の中には、善玉菌・悪玉菌・日見菌という3つの菌が棲んでいます。
これらの菌の中でも善玉菌は腸の活動を活発するなど、腸内環境を良好にするために必要な菌になります。
善玉菌にもたくさんの種類があるのですが、その中でも「クロストリジウム」「フィーカリバクテリウム」「クリステンセネラセエ」という腸内細菌が多く棲んでいる人ほど痩せやすい体質であるとうことが最近の研究で分かってきたそうです。
痩せ菌たちはどんな働きをするの?
痩せ菌と言われている腸内細菌のほとんどに共通して言える特徴は「短鎖脂肪酸を増やす」ということです。
短鎖脂肪酸というと、なんだか難しく聞こえてしまいますね。
脂肪酸というのは私達が生きるために必要なエネルギー源です。
脂肪酸はいくつか輪が繋がりあってできていると思ってください。この輪の繫がりが一番長いのが「長鎖脂肪酸」次に長いのが「中鎖脂肪酸」そして、一番短いのが「短鎖脂肪酸」です。
エネルギ―を使うためにはこの輪を外してから使うことになるのですが、「長鎖脂肪酸」は輪が一番長く繋がっているのでなかなかエネルギーとして使うことができないんです。
でも、「短鎖脂肪酸」は輪の繫がりが短いから、すぐにエネルギーとして使えるんです。
短鎖脂肪酸はエネルギ―として使われやすい!体に残りにくい
短鎖脂肪酸は食べすぎたときに副交感神経を刺激してエネルギー量を増やしてくれくれるので脂肪の蓄積が抑えられるんです。
だから、たくさん食べてもエネルギーとして消費されるから太りにくいということなのです。
痩せ菌を増やすにはどうすれば良い?
痩せ菌と言われる腸内細菌を増やすには難消化性でんぷんを摂ることです。
難消化性デンプンのことを「レジスタントスターチ」といいます。難消化性とつくだけあって、消化されにくいデンプンなのです。
デンプンが含まれた食品を食べると、体は糖として吸収をすることになります。
デンプンには糖として吸収されやすいものと吸収されにくいものがあり、吸収されにくいものがレジスタントスターチです。
レジスタントスターチは痩せ菌のエサとなるので、レジスタントスターチを多く含む食品を食べることで痩せ菌が元気になり、増える。
そして、痩せ菌が短鎖脂肪酸を作りだし、エネルギー消費量が多い体を作ってくれることになるのです。
レジスタントスターチを多く含む食品
レジスタントスターチを多く含む食品は、冷えたごはん、ポテトサラダ、枝豆、青っぽいバナナなどデンプンが多く含まれている食品で冷たいものになります。
炊いたご飯はゆっくりと時間をかけて冷やします。
急速冷凍をした場合は、レジスタントスターチが作られないそうです。
レジスタントスターチに比べると消化がされやすいので、大腸の奥まで届かないけれど短鎖脂肪酸を作りだすものとしては、水溶性繊維を含んだ食品(わかめ、長いもなど)、醗酵食品もありますので併せて積極的に食べることで痩せ体質の人の腸内環境に近づくことができるんですよ。
レジスタントスターチと腸内環境の改善を!
痩せ体質の人に近づくには、腸内環境が良いというのがまず第一です!
発酵食品であるヨーグルトを毎日続けることで腸内の善玉菌が増え腸内環境が良くなります。
痩せやすい体を作る。ダイエットのためにもヨーグルトを毎日食べることは効果があるります。
そして、それに加えてレジスタントスターチを意識してみると良さそうですね。
レジスタントスターチで作りだされる短鎖脂肪酸は消化されやすいエネルギーであることと同時に悪玉菌が増えにくい環境を作る役割も持っています。
悪玉菌が増えにくいので善玉菌が元気になり、体の健康・美容・アンチエイジングにもつながりますよ。