幼稚園の入園書類や、進級の書類の中に毎年入ってくる園児総合補償制度。園児24という保険。
幼稚園から案内が入ると、入っておいた方がいいのかな?と悩んでしまいますのよね。
費用の負担が気にならないなら入っておくと手厚く補償がされるので安心ですが、絶対に加入をしなければいけないものではないですし、すでに加入済みの保険と重複している補償となある場合もありますので内容をよく確認することをお勧めします。
園児総合補償制度の詳細
補償期間 4月1日午前0時より翌年の4月1日午後4時まで
補償期間が1年単位となっています。そのため、今年加入をしたからといって来年度も加入しなければいけない。というものではありません。
年度が替わる時期に加入を検討しなおすことができます。
補償内容
- 賠償補償
- 育英費補助
- 疾病補償
- 救援者費用
主に上記の補償がされます。
賠償補償は他人にケガをさせたり死亡させてしまった場合や、物を壊してしまった場合などの補償です。
最近の多い例では自転車で相手にケガをさせてしまった場合などに使うことができるのが賠償補償です。
園児総合補償制度の賠償補償は家族全員が対象となりますので、家族が賠償責任を負ったときにも利用することができます。
ただ、多くの自動車保険や火災保険などに特約としてついていることが多いので、補償が重複してしまう可能性があります。
[st-kaiwa-80]個人賠償責任保険というもので、相手にケガをさせたり、物を壊したりした時に備えることができます。[/st-kaiwa-80]
この補償を目的として加入を検討するのであれば、すでに加入済みの損害保険などをすべて確認をされる方がよいでしょう。
育英費補助は、契約者である保護者にもしものことがあった場合に育英費として補助がされるというものです。
契約プランにより補助される金額はことなりますが、この保険の保障だけでは今後の教育費をすべて賄える金額ではありません。
貯蓄や親の生命保険などもしっかりと見直しておく必要ががあります。
疾病補償・障害補償は加入後に新たに発しした病気やケガなどの入院や通院を保障してくれる制度です。
乳幼児医療の対象となっている場合には、入院や通院の経済的な負担はそれほど大きくはないため、不要と考える場合も多いですが、共働きなどの場合や乳幼児医療を受けていない場合などには負担軽減となりますので加入を検討することもあるようです。
疾病補償・障害補償は契約プランにより補償されない場合もありますのでプラン選びに注意をしましょう
救援者費用というのは、怪我をした被保険者のもとへ家族など支払う移動費や宿泊費などにかかる費用を補償するものです。
海外に向かわなきゃいけない。山奥で遭難した・・・などの場合はあると助かりますね。
園児総合補償制度うちは加入していません。
他の家庭はどうしてるんだろう・・・。と思っている方も多いですよね。
我が家では加入はしていません。
乳幼児医療があるので、病気やケガの補償は不用と考えています。
賠償責任は自動車保険に特約でつけていますので問題ありません。
育英費補助も親の死亡保障を幼いころは手厚くしていますので問題ないかと思います。
救援者費用は救援者が必要になる状況にはなかなかならないんじゃないかな・・。という判断です。
このような理由で我が家加入をしていませんが、園児総合補償制度のは一番高いプランでも年間1,2000円という値段で加入ができますので、心配な方はかにゅをしておいた方が良いかもしれません。
また、これらの保障以外にSOSホットラインといって、緊急医療や健康相談、心の健康相談サービスを家族全員が電話で受けることもできます。
小さな子供を持つ母親は、急な病気やけがでどうしたら良いのか誰かに聞きたいときは多いものですから、補償と合わせてこれらのサービスを受けられるのも魅力ですね。
保険の必要不必要は各家庭により異なります。ご自分のご家庭での保険加入の状況を確認し、必要であれば園児総合補償制度も利用してみると良いでしょう。