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ドッグフードの保存方法 酸化・カビ・害虫を防いで安心なご飯を

みなさんは、普段どのようにドッグフードを保存されていますか?

中には、そんなの気にしていない。どうやって置いていてもいいんじゃないの?傷んでいればあげる時に見て分かるよ。という方もいらっしゃるかも知れません。

ちょっと待ってください。もしかすると、そのお思い込みが愛犬を危険にさらしているかも知れませんよ?

ドッグフードの正しく保存出来ていないとどうなるの?

さすがに、明らかに見た目や臭いが変わっているものはあげないよ!!
そりゃね、そんなの食べたくないよ。でもね、ドッグフードは正しく保存ができていなくて見た目がわからないものも結構あるんだよ。

ドッグフードって、臭いの強いものも多く、少しくらい臭いが変わっていても気付かない可能性もあり、特に見た目が変わっていなければ大丈夫。って思っちゃいませんか?

正しく保存していないと、どのような事が起きるのでしょう。

酸化する。

酸化とはさびてしまうことです。

ドッグフードも酸素に触れることで酸化をします。

ドッグフードには、犬に必要な栄養素として脂肪が含まれていますが、脂質が酸化してしまいます。

酸化した油がよくないって聞いたことありませんか?

酸化油が体に悪いのは、犬も人間も同じです。

害虫が繁殖する。

小麦粉やお米など、保存状態が悪いと虫が付くといいますよね?

ドッグフードも保存状態が悪いと、害虫が付くことがあります。かなり小さな虫ですので、気づいた時には大量繁殖している可能性があります。

飼い主さんが気付いてくれないと、わからずに食べちゃうよー!!

カビがはえる。

そんなの見れば分かるでしょ。とお思いかも知れません。

確かにパッと見て分かる程増殖していればそうかもしれませんが、繁殖しかけたばかりの、ところどころに点々と出来た程度でも自信をもって大丈夫だと言えますか?

その他にも、衛生状態が悪いと、目に見えない雑菌が繁殖してしまうことも考えられます。

もし、うちの子のごはんが、、、と、考えるとぞっとしますよね。

どうやって保存すればいいの?

保存方法が悪いと酸化やカビなどの原因となります。

正しい保存方法を確認しておきましょう。

注意ポイント

ドッグフードに記載されている賞味期限はしっかり確認しておきましょう。

開封後は賞味期限に関わらず、正しく保存をして早めに使いましょう。

ウェットフードの保存方法

缶詰や、パウチ、チューブなどは、開封後1~2日以内に食べきることを推奨されているものがほとんどです。

つまり、それだけ傷みやすいもの。ということになります。

一度に使いきれない場合は、清潔なスプーンなどで必要な分だけ取り、残りは冷蔵庫に。

万が一、1日で使いきれない場合は、冷凍庫で保存してできるだけ早く使いきってね!

缶詰の場合

缶のままラップや、ビニール袋に入れただけで保存するのは、中身が変質する可能性があるのでNGです。

臭い移りも気になりますし、専用の保存用容器などを用意して、きちんと移して保存して下さい。

 

チューブタイプの場合

一度で食べきれるのであれば、そのまま与えても問題もありません。

でももし、半分だけあげたい。いつも残してしまう。という場合には、先に余計な分を保存用容器にとっておきましょう。

少しの時間でも保存する場合、直に与えずにスプーンなどに取ってからあげましょう。

ウェットフードはとても傷みやすいので、保存方法には特に注意です!

ドライフードの保存方法

ドライフードの開封後の目安は、ウェットタイプのものよりずっと長く、1ヶ月ほどと言われています。

でも、保存方法が間違っていると、開封後だけでなく、未開封の賞味期限内のものでさえ傷んでしまうこともあるんです。

パッケージを見ると、高温多湿、直射日光を避け、密閉容器に保管。など書いてあるよね!

風通しの良い、日陰で高温にならない場所に、密閉容器に入れて保管するのが、ドライフードの正しい保存方法です。

高温は、脂肪が溶けるなど、変質しやすくなります。湿気は、カビや雑菌を呼び、直射日光は高温とともに、酸化を促進。

密閉されていなければ、虫が寄ってくる

保存場所や保存期間に注意しましょう。

 

ドライフードのパッケージも確認しよう

ドライフードのパッケージにも、光や水、酸素などを透過するものや、しないもの、色々あります。

透過しない袋に入った未開封のものであれば、高温にさえ気を付ければ、ある程度品質の低下も防げるでしょう。

でも、何の対策もされていない袋に入っているものや、開封後のものをそのまま何の対策もしなければ、品質がどんどん低下していくのは当たり前ですよね。

ドライフードの場合は、コスパなどに釣られて愛犬に見合わない大容量過ぎるものを買わない。

1ヶ月以内に食べきれる量を。買いだめはお勧めできません。

ドライフードも冷凍保存可能

どうしても1ヶ月以内に食べきれそうにない場合は、ドライフードも冷凍保存が可能です。

但し小分けにして冷凍してください。

もし、小分けせずに入れて、出し入れなどを繰り返していると、結露ができたり、霜が溶けたりして、ドライフードが苦手な水分を呼んでしまいます。

ドッグフードは正しく保存。安全でおいしい食事を愛犬に

ウェットとドライ。どちらも適切に保存して、最後まで安全で美味しいごはんを食べてもらいましょう。

ドッグフードは、愛犬のごはんなのですから、当然ながら栄養豊富です。そして、栄養豊富なものは、虫やカビ、雑菌などにとっても美味しいごはんということになります。

 

一般的なドッグフードの場合をお話ししましたが、もちろん、防腐剤無添加のものなどは、一般的なものより賞味期限もずっと短くなります。

愛犬のごはん選びはもちろん、保存方法にも気を付けてね!

大切な愛犬が、いつでも安心安全な美味しいごはんを食べられるように。ドッグフードを正しく保存しましょうね。

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