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旧兌換銀行券とは?買い取り相場はどれくらい?

皆さんは旧兌換銀行券(旧だかんぎんこうけん)というものをご存知でしょうか。

旧兌換銀行券は日本最古の法定通貨とも言われる歴史的にも非常に価値の高い紙幣となります。

そんな旧兌換銀行券の価値やレア度を確認していきましょう!

旧兌換銀行券の種類を確認しておこう

旧兌換銀行券の価値を確認する前に、旧兌換銀行券には種類があることを確認しておきましょう。

  • 100円
  • 10円
  • 5円
  • 1円

上記の4種類があります。

 

旧兌換銀行券100円は大黒100円とも呼ばれ、大黒天があしらわれたデザインになっています。

 

旧兌換銀行券10円も大黒天があしらわれ、大きなデザインの差はありませんが100円より一回り小さいです。

 

兌換銀行券5円になるとデザインが大きく変わり、表面はシンプルに10円と書かれています。

裏面に彩紋で大黒天があしらわれています。(裏大黒5円とも呼ばれています。)

 

旧兌換銀行券1円は100円や10円のように表面に大黒天が描かれ、大黒1円と呼ばれています。

サイズはさらに一回り小さいです。

 

100円、10円、5円紙幣は現行貨幣としてすでに使えなくなってしまっていますが、旧兌換銀行券1円紙幣だけは今でも現役で使うことができます。

旧兌換銀行券の価値

 

旧兌換銀行券のお金としての価値をまずは確認しましょう。

100円、10円、5円はすでに額面での価値を失ってしまっています。

1円紙幣については現行でも使えますし両替が可能です。

 

額面での価値は100円、10円、5円、1円という小さな額ですが、これらの紙幣のプレミア価値は紙幣の額面と比べてもかなり巨額のものとなっています。

その中でも旧兌換銀行券100円はレア物中のレア物です。現在存在していると思われる数が27枚であるという記録があるほどです。

もし見つけたならそれはとんでもない鑑定額になることでしょう。

 

また、旧兌換銀行券10円は100万円弱、未使用であればその4倍ほどの価格で取引されているようです。

旧兌換銀行券5円は40万円弱、未使用はその6倍ほどの価格での取引、1円紙幣は発行量が多いので三万円ほどの取引価格になってしまいますが、未使用は価値があり、400万円強で取引されることもあるようです。

また、いずれの紙幣も保存状態が良ければよいほど高値で取引される傾向にあるようです。

もし見つけたなら汚さないようにきれいに保管する必要がありますね。

旧兌換銀行券は高額査定される可能性大です!保管状態がこれ以上悪くならないようにしましょうね!

旧兌換銀行券を見つけたら?!どこに持っていけば買い取ってもらえるの?

旧兌換銀行券ほど有名な紙幣ともなると、古銭買取店に持っていくと高値で買い取ってもらえます。

コレクターも多いのでオークションサイトやフリーマーケットサイトなどを活用するのもおすすめです。

 

いずれにせよ、旧兌換銀行券を見つけた場合はかなりの高額での買取が期待できます。出品、査定に出した場合には、かなりの高額の値段がつくことが予想できます。

 

オークションサイトやフリーマーケットサイトなどを活用する場合も、旧兌換銀行券の正しい価値がわからない状態で出品してしまうとかなり損をしてしまうことも考えられます。

古銭買取業者では無料査定もしてくれますので、まずは問合せをして手元にある旧兌換銀行券の価値を確認するようにすることをお勧めします。

[バイセル記事中]

旧兌換銀行券とは何か?知っておこう

 

旧兌換銀行券の価値などを確認してきましたが、旧兌換銀行券とは一体なんなのかも確認しておきましょう。

もともとお金というものは、金や銀などの実質的に価値のあるものと交換のできる証明書のような役割をしていました。

 

しかし、金や銀は重いうえ、保管や取引などに不便であったため証明書そのものでやり取りがなされるようになりました。

その証明書が兌換銀行券です。

 

兌換銀行券はお金は金や銀と交換ができることが記された書類のようなものであったため、実際に金や銀などと交換することができました。

このように実際に価値を持つものと交換のできる紙幣のことを兌換紙幣といいます。

 

しかしながらこの制度には問題があり、国が経済を調整することが難しいほか、利用者が増えてくると金や銀が足りなくなってくるということでした。

そこで国は金や銀による価値保証ではなく、法律によって通貨の価値を保証するようになったのです。

これを不換紙幣と呼びます。

今使っているお金は、お金そのものに価値があるので不換紙幣ですね!

旧兌換銀行券は、この兌換紙幣と不換紙幣の狭間の紙幣です。

近代のお金のシステムに日本が迎合する際に初めて生まれた貨幣ですので、歴史的にも非常に大きな価値をもつ紙幣であると言えるでしょう。

旧兌換銀行券の価値を知るには買取業者の査定

今回お話する旧兌換銀行券は日本の歴史上はじめての法定通貨です。

日本銀行券のご先祖様のようなポジションでもあります。

日本が発展していく歴史においてこの旧兌換銀行券を話題に出さずにおくことができないことはお分かりいただけたと思います。

歴史的にも、希少価値的にも大変価値のある紙幣であり、そのレアリティも高く一番希少価値のある100円紙幣の買取価格は前例がなく計り知れません。

電子決済が盛んになる今、紙幣の価値を再認識することは非常に重要なことです。皆さんがお金の歴史についてより深く知れれば幸いです。

 

旧兌換銀行券は100年以上前のお札というだけあり、損傷が激しい傾向にあります。もしお家で見つけた場合も状態が悪くても高額買取が期待できます。

 

 

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