健康

腸内環境悪化がもたらす辛いこと。毎日のヨーグルトで改善を。

ヨーグルトといえば便秘解消、腸を元気にする食べ物ということはご存知の方も多いですよね。

ヨーグルトには腸内環境を整える効果があります。

では、腸内環境が良くないとどのような辛いことがまっているのかご存知でしょうか?

もしかしたら今感じている不調は腸内環境を整えれば改善するかもしれません。腸内環境悪化がもたらす辛いこと。そして、ヨーグルトによる腸内環境改善のしくみについて確認してきましょう。

腸内環境の悪化がもたらす辛いこと

腸は第二の脳とも言われていて、全身の調子を左右する大切な器官です。

腸内環境が悪い状態が続くとどのような症状がでる可能性があるのか知っておきましょう。

大腸がん

大腸にできる悪性腫瘍である大腸がんは腸内環境の悪化が直接的な原因となっておこる病気です。

今まで日本では胃癌や肺がんの患者数の方が多かったのですが、2015年には大腸がんの患者数の方が多くなったそうです。

いくつか種類のある大腸がんの中でも、直腸がんを患う方が多いそうです。

直腸とは肛門のすぐ近くになり、便として出るために老廃物が溜まっているところです。

腸内環境が悪化することで腸のぜん動運動という便を押し出す運動が弱くなり、排便がうまくいかなくなってしまいます。
すると、直腸に便が長くい続けることで有害物質が発生し、それにより癌が発生する確率が高くなってしまうのです。

まさに、腸内環境悪化が直接もたらす病気の1つと言えます。

大腸ポリープ・大腸炎

大腸がん以外にも大腸ポリープ・大腸炎なども腸内細菌が作りだす有害物質が原因だと言われています。

有害物質を作りだすのは腸内細菌のうち悪玉菌です 腸内の細菌バランスが悪玉菌優性になっていると、体内で有害物質が作られ病気の原因となるのです。

悪玉菌により作られた有害物質は腸壁から血液やリンパに吸収されて全身をめぐります。
そのため、腸内の病気だけでなく、体のあらゆる箇所の病気や不調の原因となります。

ニキビ・肌荒れ・抜け毛、薄毛など

肌や髪のトラブルも腸内環境が影響します。

腸は食道や胃を通ってきた食べ物が体内に吸収される場所です。

皮膚や髪の毛は食べた栄養をもとに細胞が生まれ変わることで作られるため、栄養が十分吸収されないと皮膚の再生がされないため肌荒れや抜け毛などの原因となってしまいます。

また、腸内で発生した有害物質が全身に回ることで、ニキビや吹き出物などを生じさせる原因にもなります。

免疫力低下・アレルギー

免疫という悪いものから守ってくれる私たちの体があらかじめ持っている機能ですが、その役割を果たす免疫細胞の70%が腸に集中しているといわれています。

悪いウィルスが体内に侵入するのを防いだり、がんの元となる細胞を排除するためには免疫細胞が必要です。

腸内環境が悪化すると、腸内に多く存在する免疫細胞の働きが悪くなってしまいます。

アトピーや花粉症といったアレルギーもこの免疫細胞がうまく働かないことが原因と言われています。

睡眠不足・うつ

腸は脳と影響を相互に与えながら自律神経をコントロールしています。

腸内環境が良くなると腸から脳へ信号が送りやすくなるため、自律神経のバランスがよくなります。

腸内環境が悪いと脳への信号がうまく伝わらず、自律神経が乱れることにより睡眠の質が低下してしまいます。

またこの信号のやり取りがうまく行われないと、うつ病・摂食障害などに繋がる恐れがあります。

さらに、腸内環境が悪いと幸せホルモンと言われるセロトニンの分泌が減ってしまいます。

セロトニンが沢山でると幸せな気分になるんだよね。
そうみたいだね。セロトニンの95%が腸で作られるそうだよ。

セロトニンの分泌が減ることで、心の安定が崩れてしまいうつ病・摂食障害・睡眠障害などを発生・悪化させることになるかもしれません。

体臭

腸内環境が悪化すると腸の中でアンモニアが発生します。

アンモニアは体臭となって表れてしまいます。

骨密度の低下

閉経を迎えた女性はホルモンバランスの関係で骨密度が急激に低下すると言われています。

また、若い女性でもダイエットなどが原因で骨密度低くなり骨粗しょう症という症状を抱える人が多くいるそうです。

骨密度が低下すると骨折をしやすくなります。

骨は体を支えるだけでなく、骨髄で血液を作ったり、カルシウムの貯蔵をしたりするため骨密度の低下が起こるとそれらが十分にできなくなり体に不調が出てくることになります。

腸内環境が悪いと骨を丈夫にするための栄養を十分に吸収できないだけではありません。腸ではビタミンKを合成する働きもしています。

ビタミンKが不足すると骨からカルシウムが流出するのを防ぐ働きが弱くなる、骨の再石灰化が促されないようになってしまい、骨が弱くなってしまうのです。

体の全ての不調に腸内環境が影響する?

腸内環境が悪化することによる不調を紹介しました。

ご紹介した体の不調以外にも症状はたくさんあり、太りやすくなったりするのも腸内環境の乱れも理由の1つになるようです。

老若男女問わず、腸内環境は良好であることがベストです。

何もしないと腸内環境は悪化するだけです。乳酸菌を取り入れることで善玉菌を増やしましょう。

そして善玉気を元気にするためにビタミン・ミネラルが豊富に含まれた野菜をたっぷり食べることが大切です。

ヨーグルトで腸内環境を整えよう!身体全体が好調に!

ヨーグルトと言えば腸内環境を整える食べ物として挙げられることが多いのですが、腸内環境を整えるとなぜ良いのか、どんな風に良いのか知っておきたいですね。

腸の中には腸内細菌という細菌がいます。腸内細菌には下記の3種類の細菌が存在増します。

  • 善玉
  • 悪玉菌
  • 日和見菌

これらのバランスが丁度良い状態であることが腸内環境のバランスが整っている状態となります。

腸内バランスが崩れると・・・</p> <p>

悪玉菌が優勢になってしまうと腸内の細菌バランスが崩れてしまいます。この結果、便がうまくでない。というトラブルが起こってしまいます。

便がうまく出ない。つまり便秘。便は老廃物ですから、便秘によって長い時間腸にいて毒素をどんどん出すことになります。すると、新陳代謝が悪くなり細胞がどんどんと老化をしてしまうことになります。
その結果、病気の種になったり老化が進む原因となってしまします。

 

また、腸は体内に入ってきたウィルスなどの細菌をやっつける役割ももっているのですが、腸内が毒素により悪い状態になっているとその働きも鈍ってしまい風邪を初めとした病気にもかかりやすくなってしまうのです。

さらに、消化を補助する「腸内酵素」も腸で作られるのですが、腸内環境が悪いと作られる量も減ってしまい、体全体の酵素が足りず疲れやすくなったり老化が進んでしまうことになります。

腸内バランスが良好だと・・

悪玉菌が優勢になると腸内バランスが崩れてしまいますが、善玉菌が優勢になると腸内バランスが良好な状態となります。

便がスッキリでる。腸内環境が良くなる。すると新陳代謝もよくなり身体も元気、肌の状態も良くなります。病気の種が産まれることも少なくなりますし、外部から入ってくるウィルスも腸である程度退治をすることができるようになります。

便がスッキリでると、気分もすっごく良くなるので心も体も元気にイキイキしますよね![

ヨーグルトで腸内環境を整える

腸内環境を整えるには、善玉菌と悪玉菌のバランスを保つことが大切です。腸内には善玉菌と悪玉菌以外に日和見菌というのが存在しています

善玉菌・悪玉菌・日和見菌それぞれが集まって群れているのですが、その様子が花畑のようなので腸内フローラと呼んでいるそうです。

 

日和見菌は善玉にも悪玉にもなれるので、腸内の環境が悪いと、悪玉菌になってしまい、腸内フローラが崩れてしまうのです。
悪玉菌が増えてしまうと、大腸がんなどの原因となっていまします。

善玉菌が増えると、悪玉菌の繁殖が抑えられるため善玉菌を増やす食事を意識すると良いそうです!

善玉菌を増やすにはプロバイオティクスを食べる!

腸内の善玉菌を増やすのに活躍をしてくれるのがヨーグルトに含まれるプロバイオティクスなんです。

プロバイオティクスとは、身体に良い影響をもたらしてくれる微生物、細菌のこと。つまり善玉菌です!ヨーグルトを食べることで、善玉菌を腸内に入れて増やすことができるんです。

プロバイオティクスには色々な種類があり、どの菌が良いかは人それぞれ違います。

LG21、LGG、シロタ株などヨーグルトに書いて売られていますが、各ヨーグルトに含まれる細菌の種類です。これらの菌の中でも自分に合っている菌はどれなのか?を選んでいくことになるんです。

1~2週間同じヨーグルトを食べてみて腸の調子が良くならないと感じたら、違うものを試してくださいね。

外から取り入れたプロバイオティクスは腸に住み着くことは無く2~3日で排出されてしまうので、毎日食べるのことが大切です。

乳製品の摂りすぎは、乳がん、子宮がん、卵巣がん、前立腺がんのリスクがあがるという報告もあるそうです。
すでにこれらの癌を患っているかたや、血縁に該当するかたにいらっしゃる場合は控えたほうが良いようです。

豆乳ヨーグルトの場合でも、大豆に含まれるイソフラボンの過剰摂取は乳がんなどの女性特有の原因になってしまう可能性があるそうです。
イソフラボンの1日の摂取目安は1日70~75mgとされています。豆乳200mlには約20~60mg程のイソフラボンが含まれているそうなので目安にしてください。

善玉菌を元気にする!プレバイオティクス

プロバイオティクスが外から摂る菌なのに対し、プレバイオティクスは自分自身の腸の中に住んでいる善玉菌のエサになり、善玉菌を優性にするものです。

ヨーグルトで菌を取り入れるだけでなく、腸の中にいる善玉菌も元気にしていくことでより腸内の環境は良くなります。

プレバイオティクスとなるのは、主に食物繊維やオリゴ糖が含まれた食品です。

にんじんジュースには水溶性の食物繊維も多く含まれていますので、プレバイオティクスとしては腸内環境の改善に役立ってくれます。

ただ、水溶性の食物繊維だけでなく、不溶性の食物繊維、発酵食品、オリゴ糖などもちろん必要ですから、にんじんジュースを飲むだけでなく、バランスのとれた食事が大切になります。

腸内環境を整え、不調のない身体を目指そう

にんじんジュースなどを飲み、野菜の栄養を体内に取り入れることはとっても大切です!

飲んだジュースや食べた食事の効果を十分に発揮するには、食べたものを消化吸収する腸の状態はとても大切なんです。

腸内環境を整え、悪いものを溜めこまない。老廃物を出すことができる身体ならジュースの効果もより感じることができるはずですですよね。

にんじんジュースを飲んでいるだけでは、身体の調子は何ら変わらないと思います。にんじんジュースにプラスして、腸を整えるための食生活にチェンジしていくことが大切です。
その1つとしてヨーグルトを食べる習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか?

スピ海ヨーグルト種菌

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