カスピ海ヨーグルトはたね菌を使って簡単に増やすことができます。
いつもなら、固まってるはずなのに固まらない。なんだかおかしい・・という場合はたね菌を交換したほうが良い場合もあります。
固まらな原因や対処方法を確認しておきましょう。
カスピ海ヨーグルトが固まらない原因は?
カスピ海ヨーグルトが固まらない、ねばりが弱い原因はクレモリス菌などのカスピ海ヨーグルトに含まれている菌が弱っている、発酵する条件が揃っていないことなどがあげられます。
ねばりが弱くても、変なにおいや色がしていなければ食べることはできますが、カスピ海ヨーグルトとしての効果は落ちてしまっている可能性があります。
菌が弱っている
容器の煮沸消毒など衛生管理を徹底している場合でも、家庭でのヨーグルト作りは菌が徐々に弱ってきてしまいます。そのため粘りがあまり出なくなってしまい、カスピ海ヨーグルトの効果が減ってしまう可能性もあります。この場合は種菌の交換を行うようにしてください。種菌の交換はできれば1ヶ月に1度、最低でも3ヶ月に1度は行うのが理想です。
温度が適温ではない
カスピ海ヨーグルトの菌が活発に動き発行するのに適した温度は20~30度です。冬場などの気温が低い場合は固まるのに非常に時間がかかってしまう場合があります。
温度が高すぎると失敗をしてしまうので、炊飯器の近くなど温度が少し高めのところに置くようにしてみましょう。
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="251319.png" name="うさこ"]温度の調整が難しいという場合は、カスピ海ヨーグルト専用のヨーグルトメーカーを利用すると便利だね。[/speech_bubble]
牛乳の種類が低脂肪乳
加工された低脂肪乳などの加工乳の場合は、乳以外の成分も含まれているため固まるのが遅くねばりが少なくなってしまします。
成分無調整の普通牛乳で作るカスピ海ヨーグルトが本来の粘りと味を味わうことができます。カスピ海ヨーグルトのねばりはたんぱく質の多い牛乳の方が多くでますので、普通牛乳で作るよりもより粘りの強いヨーグルトにしたい場合は、濃厚な乳飲料を使うことができます。ただ、たんぱく質が多く含まれている乳を原料とすると酸味が強くなって食べにくいヨーグルトなってしまう場合もあります。
カスピ海ヨ―グルトにもっとねばりを出したいときには、ねばるパウダーを利用すると味は美味しいまま粘りの強いカスピ海ヨーグルトをつくることができますよ。
たね菌を多く入れすぎている
粉末種菌ではなく、できあがったカスピ海ヨーグルトをたね菌として使う場合はヨーグルトと牛乳の割合は1対10の割合にします。たね菌として使うヨーグルトの量が3割以上になると固まらなくなってしまいます。
牛乳500mlでヨーグルトを作る場合、大さじ3くらいがたね菌の分量となります。(大さじ1は15ml)
これは失敗!たね菌の取り換えを
粘りが弱いだけなら、菌が弱っているだけなので出来上がったものを食べることには問題がないのですが、明らかに失敗をしている場合は身体によくない雑菌が混入してしまっている可能性もありますので処分をするようにしてください。
- 悪臭がする
- 全体が黄色ろくなっている
- ピンク、褐色黒色に変化をしている
- 刺すような酸味がある
- 1日以上たっても固まらない
これらの場合は、処分をして新しいたね菌を使ってもう一度作り直してください。
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