突然ですが、皆さんはお子さんに防犯ブザーを、持たせていますか?
近年、子供を狙った悪質な犯罪は後を絶ちません。
「我が子に限って」なんて思っていては、大事な我が子を守ることはできませんよ!
今は、女の子に限らず、男の子もその被害者になってしまうケースも少なくありません。
安全対策のために、一役かってくれそうなアイテムの一つが「防犯ブザー」です。
防犯ブザーは、部品の一部が外れることで大きな音を出し、犯罪者から身を守るためのアイテムです。
大きな音が鳴ることで、周囲の大人が犯罪に巻き込まれそうな子供の存在に気づくことができたり、犯罪者が犯罪を犯す前に逃げ出してくれるといった効果が見込めます。
そんな「防犯ブザー」ですが、皆さんのお子さんはどこに付けていますか?
おそらく「ランドセル」という答えが一番多いのではないでしょうか?
しかし、そのランドセルの付ける場所によっては、いざという時に全く使い物にならない可能性があるんです!
そこで今回は皆さんがお子さんに防犯ブザーを持たせる際、一番活用するであろうランドセルへの付け方について、ご紹介します。
防犯ブザーをランドセルへ付ける場合はどこにつけたらいいの?
我が子を守る防犯ブザー。
でも、ランドセルの奥底に入れていても、いざという時に使えませんよね?
使う場面はないに越したことはありませんが、緊急時にその力を遺憾なく発揮するためには、ランドセルに付ける際、その付ける場所が重要ポイントです。
オススメは肩ベルトの部分!
ランドセルのポケット部分や、横のフックに掛けている子も多いですが、あまりオススメできません。
なぜなら、防犯ブザーを鳴らすような出来事というのは、突発的におきるからです。
すぐに手が届き、必要な事態が起きたとき、パッと取り出して使うことができる位置につけておかなければ、宝の持ち腐れです。
また、首から下げている子も多いですが、これもNGです。
防犯ブザーを鳴らされた犯人が、防犯ブザーを止めようとして咄嗟に引っ張り、首を絞められる可能性があるからです。
防犯ブザーをランドセルに付けたい!付け方とは?
肩ベルト部分に付けるのがベスト!
だけど、どうやって肩ベルトに防犯ブザーを付ければ良い?
そんなママに、肩ベルト部分に防犯ブザーを付ける方法をいくつかご紹介します。
専用グッズを使用する
今は、肩ベルトの部分に防犯ブザーをつける専用のグッズが販売されています。
マジックテープ式になっていて、肩ベルトに巻きつける形で装着できます。
そのマジックテープ式のグッズにフックが付いていて、そのフックに防犯ブザーを付けることができます。
専用フックが付いたランドセルを購入する
肩部分に専用のフックが付けられるランドセルや、もともと専用のフックが付いたランドセルが販売されています。
これであればわざわざグッズを購入しなくて良いので、ランドセルを買う段階で、防犯ブザー専用のフックが付いているかどうかも、購入ポイントにしてみるという手もあります。
→ 防犯ブザーフックがついた男の子に人気【天使のはね】PUMAモデル
自作する
上記のような、防犯ブザーを肩ベルトに付けられるグッズを自作するママもいます。
肩ベルトに合うように、マジックテープと布を使って作ります。
専用グッズでは可愛くない!
もっとデザイン性の良いものが良い!
というお子さまの要望に応えられるのが手作り。
フックを肩ベルトに縫い付けるという方法も、頑張れば可能です。
防犯ブザーを鳴らす実際シュミレーションしてみよう
いかがでしたでしょうか?
知れば知るほど、ランドセルの横のフックやポケットが、防犯ブザーを入れるのに向いていないことがお分かりいただけたかと思います。
専用グッズや専用のフックを付ける際は、一度お子さんにランドセルを背負ってもらい、一番使いやすい位置をシュミレーションから付けることをオススメします。
そして、実際にそこから、防犯ブザーを鳴らすまでの動作も一緒にシュミレーションしましょう。
避難訓練のように、いつ何時起こるか分からないことに関して、日頃からシュミレーションしておくことは、すごく重要なことです。
登下校の際は、肩ベルト部分に装着した防犯ブザーに手をかけ、いつでも鳴らすことが出来るという姿勢を取っておくことで、犯罪者から狙われにくくなることもあります。
出来れば、鳴らすような事態にならないというのがベストではありますが、いざという時に自分を守ってくれるものがあるというのは、お子さんにとっても頼もしいものです。
近年は、その防犯ブザー自体も様々な機能がついたものが販売されています。お子さんと一緒に選ぶことで、お子さんの防犯意識も高まることでしょう。
日々のちょっとした注意や対策が我が子を守ることにつながります。
防犯ブザーを持ってない、肩ベルト部分の専用グッズを持っていない、そんなご家庭はこの機会に是非購入を検討してみてくださいね。