赤ちゃんの時って何かと風邪を引きやすいと思いませんか?
治ったと思ったらまたぶり返す、気が付くと鼻水が出ているなどひと月に何回も小児科に通うこともしばしば…。
昔から男の子は特に風邪を引きやすいと言われると男の子をもつママは不安になりますよね?
そんな噂を払拭するために本当にそうなのか調べてみました。すると、実は「男の子だから」というのはちょっと違うようだということが分かったんです。
赤ちゃんが風邪を引きやすくなるのはいつから?
そもそも、生まれてすぐの赤ちゃんにはお母さんのお腹にいたときにもらった免疫があります。
生まれてからは母乳を介して免疫をもらっています。
しかし、この免疫は残念ながら永久的なものではありません。生後6ヶ月を過ぎたあたりから少しずつ減っていくのです。
まさにその時期こそ、赤ちゃんが風邪を引きやすくなる時期なのです!
うちの息子もちょうど6ヶ月を過ぎたころから風邪を引き始めました。ヘルパンギーナという夏風邪で、高い熱を出し、ぐったりして苦しそうでした。
喉に水疱が出来ていたので、それが潰れてしみるのか、水分を取るのを嫌がったときは母乳を飲ませるのですら苦労しました。
それまで風邪らしい風邪を引いていなかったので、当時は本当に心配しました。
男の子が特に風邪を引きやすいのは本当?
男の子が赤ちゃんの頃に風邪を引きやすいと思われている理由は他にもあります。
その一つが肺機能の成熟度にあります。
ものすごく大きな差があるわけではありませんが、女の子に比べ成長がやや遅いということです。
しかし、それが直接的に風邪を引きやすい原因ではありません。
女の子であっても小さく生まれてくる子もいれば、男の子で健康ですくすく成長する子もたくさんいます。
ですので、一概に男の子だから風邪を引きやすいということはないのです。あくまでも個人差の問題であり、絶対ではないので男の子のママは安心していいと思います。
男の子だからではなく、赤ちゃんの風邪は個人差
持って生まれた免疫、体の機能の成熟度合いなど様々なことで赤ちゃん、特に男の子は風邪を引きやすいと思われてきましたが、実はそんなに変わらないという事実に男の子をもつママさんは安心したことでしょう。
男の子だからではなく、みんなが通る道ということを知っているだけで、必要以上に心配しなくてもいいのです。もちろん、赤ちゃんが熱を出して、鼻水が詰まり、咳をして吐いたら心配になりますよね。
でも、それも免疫をつけるために必要なことなのです。それ故に、病気と闘ってる赤ちゃんは本当にすごいですよね。小さい体で大きくなるために、強い体になるために一生懸命頑張っているのです。
ですので、赤ちゃんを育てているお母さん。赤ちゃんが風邪を引いた時こそ、たくさんたくさん抱きしめて愛情をそそいであげてください。
それこそが、赤ちゃんの免疫を上げる一番の方法だと思います。