子育て

叱り方は何が正しい!?子どもが小学生の場合は・・・

子どもに注意する時、ついつい感情的になって怒鳴ってしまっていませんか?子どもの性格も色々ですから、その子に合った言葉掛で注意してあげることが大切です。

また、親だって一人の人間ですから、イライラしてしまうのは仕方のないこと。イライラして困ってしまった時の対処法などもご紹介していきます。

小学生の場合、まだまだ親が絶対的な存在です。

そんな親から受けるお叱りも、子どもの性格や親子関係により同じ叱られかたでも少しちがってくる可能性があるんです。

  

子どもの心を傷つけない叱り方

子どもといっても性格は様々です。自分の子どもがどんなタイプなのかをしっかり理解した上で、その子にあった言葉がけをしてあげましょう。

傷つきやすさも子どもによって違いますよね、ちょっと怒ったくらいでは全く聞かない子もいれば、すぐに傷ついてしまう子もいます。

 

マイペースで楽観的な子というのは、周りに流されずに自分のやりたいことを行動に移せる子が多いです。

しかし、注意してもいまいち聞いていなかったり何を言われたのか覚えていなかったり・・・ということもしばしば。

そんな子にはしっかりと向き合って伝えなければいけません。理解するまできちんと説明し、次に同じことがあった時どうすれば良いかがわかるまでくわしく話すことが必要です。

 

次に、傷つきやすい子です。穏やかで慎重派、すぐに傷ついて落ち込みやすいタイプの子には特に言葉を選んで注意しないといけません。

否定的な言葉や責めるような言い方はできるだけ使わず、肯定的な言葉で注意するようにしましょう。

  

また、どのタイプの子に対してもですが、話を聞いて欲しい時は普段の会話とは違うと思わせるために、声のトーンを変えるというのもおすすめです。

早口や高い声はあまりよくありません。少し低めの落ち着いた声で、「いまから大事な話をするね。」と子どもにもちゃんと〝聞く準備″をさせましょう。

 

何かを注意する時、いつのまにか過去のことまでひっぱりだしてしまっていませんか?

「あの時も○○だった。」のように、いま注意していることと別の時のことまで言われてしまうと子どもは混乱してしまいます。どのことに注意されているのか分からなくなってしまうので、注意する時は簡潔に伝えるようにします。

また、~したらダメ、やめなさい、のように否定的な言葉や命令・指示のような言い回しも子どもには逆効果です。~してくれたらうれしい、~されたら悲しい、など共感的な言い方や、~されたらどう思う?などの質問するような言い方の方が子どもには伝わりやすいものです。

 

このように、少しの工夫で子どもが話を聞いてくれるようになると思いますので実践してみてくださいね。

次は親子関係について少しお話させていただきます。

円満な親子関係を築くために気をつけること

円満な親子関係を築くと一言でいっても、実践したからすぐに良くなるわけではありません。

小さなことの積み重ねで良い関係は作られていきます。円満な親子関係に必要なのは良い家庭環境です。

肯定的な言葉がたくさん交わされていることも重要なポイントです。

夫婦仲が良い、家族間でのあいさつがきちんと交わされている、というのも大切なことです。「おはよう」「おかえり」「ただいま」「おやすみ」などの日常のあいさつは、親子だけでなく夫婦間でもしっかりとするようにしましょう。

子どもというのは、夫婦の愛の結晶とも言えますから、夫婦仲が悪いと子どもは自分の存在を否定されたような気持になってしまうのです。

 

次に、子どもに対する態度ですが、子どもに愛情を注ぎましょう、とよく聞きますよね。

確かにこれは大切なことなのですが、注意する立場の親自身が幸せであるということもとても大切なのです。

 

しかし、親も一人の人間ですから、失敗することもあります。

やさしく、笑顔でいたいと思っていても理不尽に子どもを叱ってしまったりイライラして落ち込むこともあると思います。そんな自分を振り返って、反省しながら子どもと一緒に成長できればいいですね。

できていない自分はダメだと否定するのではなく、ダメなことに気付けた自分を褒めて、次につなげていきましょう。

 

私も経験がありますが、イライラしている時は子どもに注意するにしてもいつも以上にきつく言ってしまって、その結果さらに自分にいら立ってしまう。

というように、良い方向にいくことはあまりありません。イライラしているな、と自分で感じたらとりあえず。一人になれる場所に移動しましょう。洗面所の鏡に映る自分の顔を見たり、ベランダに出て風に当たったりして、深呼吸します。少しは気持ちが落ち着きますよ。

 

もう一つ、良い親子関係に大切なことが謝るという行為です。

悪いことに、大人も子どもも関係ありません。自分が悪いときは、相手が子どもでもきちんとと謝らないといけません。

当たり前のことだけど大切なこと、は意外とたくさんあるものです。ちゃんとできているか、たまには振り返ってみて

くださいね。

まとめ

まずは、自分の子どもがどんなタイプの子どもなのかを知ることからスタートしてみてください。

知っているつもりでいても、実は知らなかったことが発見できるかもしれませんよ。

 

その子に合った対応をしてあげることで親も子供も楽になるはずです。

また、親が我慢ばっかりしていると子どもにも悪影響です。楽しいコト、大好きなコトをして自分自身が幸せで楽しいと感じられることも大切です。

そうすると、少し余裕をもって子どもに接することができますよね。

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