夏のレジャーといえば、定番はやはり「水」関係ですね。
海水浴に出かけたり、川辺でキャンプをしてみたり、プールに泳ぎに行ったり……。
暑さを忘れて体を動かせるのは、とても気持ちのよいものです。
いつものよそ行きの姿のまま水に入っていくわけにはいきませんから、濡れてもいい服装として水着を用意するのは、通常なら当たり前のことです。
でも、いざというときに水着がない、ということもありますよね。
「もともと水に入るつもりはなかったけど、現地に来てみたら気が変わった」とか……。
「以前買った水着を持っているけど、流行も体型もずいぶん変わってしまったから、着るのはちょっと」とか……。
ちゃんとしたものはそれなりの値段がするので、簡単に「じゃあ買おう」と決めることができない場合だってあります。
本記事では、そんなときに水着の代用品として使えるものを5つ、ご紹介していきます。
何キロも泳いだり、速さを競ったりしたい人には向いていませんが、水遊びをしたいだけでしたら、以下の代用品がじゅうぶんに活躍してくれるでしょう。
水着の代用品を使う上での注意点
これからご紹介する代用品は、言うまでもなく、水遊びのために作られているものではありません。
そのため、場所によってはいろいろな規制があるところもあります。
たとえば、Tシャツで入ることが禁止されているプールなどです。
そういったルールがある場合は、それをきちんと守るようにしましょう。
くれぐれも、怒られるようなことはしないようにしてください。
水着の代用品:ランニングウェア
ジョギングなどをするときに着るランニングウェアは、水着の代用品としても使うことができます。
走ると汗をかきますよね? その対策の意味もあって、ランニングウェアは水着と同じ素材を使っているものが多く、乾きやすくて軽くて丈夫なのです。
安いものなら1,000円台で売られていますので、ほとんど使い捨てのような気持ちで買うこともできます。
一口にランニングウェアといっても、いろいろなタイプがあります。
Tシャツのようなものや、タンクトップのようなものなど。
その他、短パンやレギンスといったものも揃っているので、ランニングウェアだけで全身をコーディネートすることもできてしまいます。
注意点
まず、薄い色を選んでしまうと、水に濡れたときに透けてしまう危険がありますので、そういうものは避けたほうがよいでしょう。
それから、ランニングウェアにはブラカップが付いていないことがほとんどです。
なので対策として、水着用のパットをランニングウェアに付けるか、あるいは後述するスポーツブラなどを付けて、その上にランニングウェアを着ることをオススメします。
水着の代用品:スポーツブラ
スポーツブラはその名の通り、スポーツなどで激しく体を動かすことの多い女性のために作られたブラジャー。
その見た目からも想像できる人が多いでしょうが、これは水着の代用品として使うことができます。
体にぴったりとフィットする作りになっているので、泳ぐにもまったく邪魔になりません。
水陸両用と明記されているものもあり、揺れない設計になっていて、パットもしっかり付いています。
とても乾きやすい材質で出来ているので、その意味でも水遊びにはうってつけですね。
水から上がったときには、上にTシャツなどを着ておけばいっそう違和感がなくなるので、人目が気になるということもないでしょう。
スポーツブラは安いものなら1,000円台なので、かなり気楽に手を出せると思います。
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注意点としては、パットが取り外し可能になっている製品もあるので、その場合は外れてしまわないように縫い付けておいたほうがよい、ということが挙げられます。
水着の代用品:ブラトップ
キャミソールやタンクトップの内側にブラジャー機能を持たせたのが、ブラトップ。
下着とトップスを合体させたこのウェアは、2008年にユニクロが販売を開始したもので、快適な付け心地で多くの女性から支持を得ています。
このブラトップも、水着の代用品として使うことができます。
ポリエステル製のものが多いので乾きやすく、その意味でも水着の代用品として便利に使えます。
値段も安く、安いものは1,000円台で売られているので、お手軽に手を出すことができますね。
注意点
パットを取り外せるタイプのものは、外れてしまう可能性があるので、縫い付けておいたほうがよいということ。
キャミソールなどのタイプは体にぴったりフィットしているわけではないので、水の中で浮いてしまうかもしれないことです。
しっかり泳ぎたいときには他のもの選ぶことをお勧めします。
水着の代用品:エアリズム
ユニクロから発売され、その乾きやすさや着心地のよさで人気となった肌着ブランドが、エアリズム。
このエアリズムも、水着の代用品として使うことができます。
ブラタイプやキャミソールタイプ、タンクトップなど、さまざまな種類がありますが、水に入るのであれば、できるだけ全体が体にフィットするものを選ぶのが無難でしょう。
パットも付いているので、そのまま着るだけで使うことができるのは便利なところです。
レギンスやショーツも売られているので、全身を揃えることもできますね。
値段も安く、1,000円台から売られていますので、気軽に入手することができます。
注意点
これはブラトップと同じで、パットを取り外せるものは縫い付ける必要があること。また、水に浮いてしまうものを選んだときは、行動に気をつけることです。
水着の代用品:タンクトップ
これまでご紹介してきたようなものをどうしても揃えられない事情のある人は、家にあるタンクトップを水着の代用品として使うこともできます。
とりあえず最低限の機能はありますので、水遊び程度であれば特に問題はないでしょう。
ただし、綿を使っていることが多いため乾きにくく、水から出たあとの具合があまり良くないかもしれません。
また薄手のため、透けてしまう危険性もあります。色の濃いものを選ぶか、重ね着をするなどをして対処するようにしましょう。
水着用のパットを付けるのも忘れないようにしたほうがよいです。
水着の代用品に向かないもの
ここでは、水着の代用品として基本的に向いていないものを3つほど挙げていきます。
薄手の生地
綿素材などが当てはまるのですが、薄くて風通しのよいものは、水遊びの季節である夏を過ごすには向いています。
ですが、水着の代用品としてはあまり使えません。濡れると透けてしまいますし、浮いてしまって身動きが取れなくなってしまいがちだからです。
厚手の生地
逆にあまり生地の厚いものも、水着の代用品としては使いにくいです。
水分をたくさん吸って重くなり、体からずれてしまいますし、水から上がったあと乾きにくいからです。
色の薄いもの
同じ素材なら、色の薄いものはできるだけ避けたほうがよいでしょう。
水に濡れると透けてしまいやすいからです。
まとめ
以上、水着の代用品として使えるものを5つ、ご紹介しました。
水遊びにもいろいろあります。
本当にちょっと水に入って楽しむ程度のこともあれば、かなり激しく動きたいこともあるでしょう。
冒頭でも書きましたが、全力で泳ぎたいときなどは、代用品を使うことはオススメしません。
そういうときはやはり、ちゃんとした水着を用意するべきです。
しかし、軽い水遊びくらいでしたら、本記事でご紹介したものがちゃんと使えます。
ぜひ覚えておいて、お得に夏を楽しく過ごすようにしてください。