スープや洋風の煮込み料理など、コンソメはいろいろな料理に使われています。
コンソメを使った料理を作りたいのに、コンソメの素を切らせていた。という場合に使える代用品を紹介しますね。
コンソメの代用品1 ブイヨン
ブイヨンはコンソメの代用品になります。
ブイヨンという言葉を聞いたことがないという人もいませんか?コンソメを作る過程でブイヨンは用いられます。
このブイヨンを野菜・肉・卵白と一緒に煮て、あくや脂肪を取ったものをコンソメと言います。煮込み料理にブイヨンを使用するとコンソメと同じ風味に仕上がります。
コンソメ代用品2 ポタージュスープ
ポタージュスープにもコンソメ・コンソメスープと同じようにブイヨンが含まれています。
材料や成分もよく似ており、ポタージュスープはコンソメを使ったスープの代用品になります。ポタージュスープとコンソメスープには違いは若干あり、とろみを持つものとポタージュスープ、とろみがないものをコンソメスープと言います。味はポタージュスープの方が若干濃厚です。
お店に販売されているポタージュは、コンソメとブイヨンと同じように出汁や素として販売されており、缶や袋、箱などに入っています。ポタージュからポタージュスープにするにはコンソメスープのときと同じように、お湯と一緒に混ぜて作ります。
コンソメの代用品3 野菜を煮込んだ出汁
本来コンソメは野菜・肉・卵白を一緒に煮たものだと先ほど説明しました。野菜を使用していることを考えるとわざわざ出汁や素からではなく、野菜を煮込んだ料理からでた出汁も使えますよね。煮込んだ料理の出汁はスープにはしません。
本来コンソメも煮込んだ料理にも使用出来るため、コンソメの味付けの代用品になります。
煮込むときは以下のものを用意します。
- 味の素
- 塩
- 醤油
- 人参・キャベツなどの野菜
- ベーコン
味の素から出汁は出るため、より美味しく出来上がります。醤油と塩を少々入れるとコンソメ風味のあっさりした味に仕上がります。
コンソメの代用品4 鶏がらスープの素
コンソメを作る過程で肉を使用することを考えると、肉やベーコンを購入する以外に、鶏がらスープの素から肉と同じ風味の出汁を取るという簡単な方法もあります。
出汁は肉以外の味は出ないため、コンソメに近づけるには野菜を用意しておく必要があります。鶏がらスープの素には塩分が含まれているから、料理をするときはわざわざ塩を付け足す必要はあまりありませんね。
鶏がらスープは洋風だから、和風のコンソメとは若干料理によっては風味が違います。特に炒め料理に使うとコンソメとは違った味になってしまいます。鶏がらスープから作る料理は煮込み料理にするようにしましょう。
コンソメの代用品を使う場合注意点!
コンソメの代用品を使って食事をするときは、料理が冷めてから食べるのは避けるようにしましょう。
温かい状態のときと冷たい状態のときとは料理の味が異なり、作ったときは味があっさりしているから大丈夫だと思っても冷めてしまうと塩辛くなる料理もあります。
特に鶏がらスープを使うときは、温かいときと冷めたときと料理の味に違いが出やすいため、注意をしましょう。
まとめ
コンソメの代用品を使用するならなるべく野菜の煮込み汁や鶏がらスープなど、野菜や肉の出汁を使用するようにしましょう。魚の出汁よりも野菜や肉の出汁の方がコンソメと同じ風味に近づくことが出来ます。出汁の選び方は大切ですね。
また、コンソメはあっさりしているから、調味料の濃いものはあまり沢山入れないようにするといいです。
あまり辛い調味料を入れすぎてしまうと、コンソメとはかけ離れた味になってしまいます。調理をするときは気を付けるようにしましょう。