キッチン用品

タッパーの代用品 保存容器といえばこれ?

タッパーってとっても便利ですよね~。

料理を作り置きしたいときなどは、特に何も考えずにタッパーに押し込み、蓋をしておけば、それでしっかり保存してくれる。

食べるときには、そのままレンジに入れて温めればOK。本当に手軽に扱うことができます。

タッパーは1948年に、アメリカのアール・サイラス・タッパーによって作られたもので、日本で普及し始めたのは1960年代のことです。

発売当初のタッパーは安くないものでしたが、顧客の家でホームパーティや講習会といった催しを開くことで、地道に製品の魅力を伝えていくといった販売活動が実を結び、現在の普及率に繋がりました。

今やタッパーのないご家庭というのはほとんどないのではないかと思われますが、まれに「足りなくなる」という事態には陥ることがあるのではないでしょうか。

たまたま保存しておきたい料理・食材がたくさん出てしまったが、備え置きしてあるタッパーの数が足りず、全部は入りきらない……そのような事態です。

そんなときには、タッパーと似たような働きをする代用品を使う必要があります。

本記事では、そのようなタッパー代わりになるものを5つ、ご紹介していきたいと思います。

タッパーの代用品1:ジップロック

 

ジップロックはタッパーの代用品としてじゅうぶんな機能を持った製品です。

……というより、タッパーとジップロックの違いを、普段あまり意識していない人もいるかもしれませんね。

それくらいタッパー的なものですが、開発した企業も違いますし、その成り立ちも違うので、はっきり別物ではあります。

ジップロックには様々な形状が用意されており、袋タイプから箱タイプまで、用途に合わせて好きなものを選べるのが強みでしょう。

冷蔵庫に僅かなスペースしかないというときに、あえて袋タイプを使ってその僅かなスペースにねじ込む、というような対処も可能となります。

タッパーの代用品1:代用品2:弁当箱

いわゆるプラスチック製の弁当箱も、タッパーの代用品として使うことができます。

さすがに密閉性の点ではタッパーに劣るところがありますが、よほど厳密に保存しなければならない事情がない限りは、弁当箱でもしっかり役に立ってくれるでしょう。

少しでも密閉性を高めるため、また、できるだけ安全に持ち運べるようにするために、蓋を本体に留められるタイプの弁当箱があるとより良いですね。

タッパーの代用品1:耐熱ガラスの保存容器

 

耐熱ガラス製の保存容器も、タッパーの代用品としては優秀です。

きちんとしたものだと、四面ロックやゴムパッキンなどを備えており、汁物なども完全密閉することが可能。

そのままレンジにもオーブンにも使うことができてとっても便利!

さらに言えば、タッパー等のプラスチック容器にはない強みもあります。

第一に、ニオイや色移りがなく、常に清潔で透明な姿を保っていられること。

そして第二に、温めた後、そのまま食卓に出しても、料理皿のような見た目なのでまったく問題がないことです。

タッパーの代用品1:陶磁器&ラップ

ここまでご紹介してきたものは、「タッパーではないが、保存することを目的とした製品であることには変わりがない」ものでしたね。

そのような保存容器のたぐいが一切家にない、というような場合には一般的な陶磁製の容器に料理を入れて、タップで蓋をする、というスタンダードな方法が意外と効果的です。

ただし、注意すべき点があります。

まず、ヒビのあるもの、金銀の装飾が為されたもの、色絵のあるものは、電子レンジで温める際に容器にダメージが入ってしまったり、火花が出ることがあるため、避けておくのが無難です。

それから、電子レンジで加熱すべき時間は、容器の厚みなどによっていくらか変化するので、何度か試しながら、どの容器にどのくらいの補正が必要なのかを把握するようにしましょう。

タッパーの代用品1:金属容器&アルミホイル

保存したい食材や料理を、後々電子レンジではなくオーブンで温めるつもりである場合は、金属容器に入れてアルミホイルで蓋をする、という手段でも代用できます。

くれぐれも、この方法で保存してあるものを、そのまま電子レンジにはかけないようにしてください。

電子レンジにアルミホイルは厳禁です。

まとめ

タッパーという言葉は、正式には「タッパーウェア社が販売しているプラスチック容器」にのみ使用されるものなのですが、日常生活においては、保存容器全般をタッパーと呼んでしまっている人が、かなり多いように観察されます。

その意味でいうと、本記事の1と3については、「それもタッパーなのでは」とお感じになった方もおられるかもしれません。

その辺りについて、本記事ではあくまでも正式な定義にのっとり、タッパーとは異なる保存方法としてご紹介させていただきました。

特に耐熱ガラス製の保存容器は便利ですので、ぜひ備えておくことをおすすめします。

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