亀頭抱皮炎症とは男の子におこる病気です。
おちんちんの先である亀頭とそれをおおっている包皮との間に細菌が繁殖し炎症を起こしている状態のことをいいます。
おちんちんの先が赤くなったりうみが出たりすることが特徴で、お風呂に入っているとき、おしっこをするとき、時にはパンツが触れるだけでも痛みを感じてしまう子どももいます。
異性であるお母さんにとって亀頭抱皮炎症という病名は聞きなれないものですよね。どんな病気なのか、何が原因なのか、どうすれば治るのか、など様々な疑問が出てきますよね。
そこで今回はどんな病気で、どんな場合に起こりやすいのか、治療法などを詳しくご説明していきたいと思います!
亀頭包皮炎症の原因とは?
子どものおちんちんは、包茎(おちんちんの亀頭の部分が包皮でおおわれている状態)であることがほとんどです。
そのため、アカやホコリなどが溜まりやすく細菌が繁殖してしまいます。まだおむつの小さい男の子によく起こりやすいと言われています。また、一番多い原因としてあげられるのは包茎が強いということです。
子どもが亀頭包皮炎症になったら、どう治療するの?
子どもが亀頭包皮膚炎になったら、どうすべきか?病院で処方される軟膏の塗り方のポイント、再発防止のために気を付けたいところなどを確認しておきましょう。
亀頭抱皮膚炎症を疑ったら?
まずは子どもが汚れた手でおちんちんを触ることのないように常に手を清潔な状態にしておきましょう。
炎症が酷いようであれば病院を受診すると、亀頭抱皮炎症の場合、抗生剤の内服や塗り薬の軟膏を処方してもらえます。処方された薬を使うことで、2、3日程度で腫れもおさまってきます。
軟膏の塗りかたは?
軟膏の塗りかたとしては、無理のない範囲で少しずつ皮を向きながら軟膏を塗っていきます。
最初は全く皮は開かないことと思いますが、2週間もすると大分開くようになります。徐々に開くようになっていくので心配はいりません。また、最初は軟膏を塗ることさえ嫌がってしまうかもしれませんが、徐々に痛みも和らいでくるので頑張りましょう。
再発を防ぐために
亀頭抱皮炎症になったら気を付けなければならないのは、治ったあとの再発を防ぐということです。
手には見えない菌がたくさんついているので外から帰ったり、トイレから出たときなどその都度手洗いをさせるようにしましょう!
入浴のときに、亀頭を泡立てた石鹸でしっかりと洗ってあげてください。清潔な状態を保っておくことで再発するのを防ぐことができます。
まとめ
亀頭抱皮炎症は小さい子どもにはよく起こりうる病気です。
しっかりと対処することで数日でよくなります。また、日頃から清潔にしておくことで防ぐことができる病気でもあります。
男の子特有の病気なので、お母さんがどうしていいかわからないときはお父さんにも協力してもらいましょう♪