中学生高校生の子どもさんを持つそこのママパパ!
「夕飯の時間に、ダイニングに来るように呼んだのに全然来なくて、怒ったら逆ギレしてご飯食べないとか言うんですうちの子・・・」
「家族の用事があるって伝えてた日に、友達との約束をして、家族の用事ができなくて怒っても無視するんです」
なんて、子どもの反抗的な態度なお困りじゃないですか??
でも、その反抗的な態度は子どもの成長の上で避けては通れない道かもしれません。
よく言う、思春期、反抗期になると、上記のような反抗的な態度をとる子どもが多いです。
でも思春期と反抗期の違いや見分け方を知っているママパパは少ない!
似ているようで違う思春期と反抗期。
自分の子どもがどういう理由で反抗的な態度をとっているのか?
それがわかればもっと良い親子関係が築けるかもしれません。
そこでこの記事では
- 思春期の見分け方
- 思春期の始まり
- 反抗期の見分け方
- 反抗期の接し方
についてまとめました。
思春期と反抗期の違いがわかり、それぞれの見分け方がわかれば、適切な対応がわかるかも!!
思春期の見分け方!いつから思春期に入る?
思春期は、身体に変化が訪れる時期のこと。
身体の変化により、心も大きく変化します。
具体的な身体の変化として、身体に毛が生える、男子は声変わり、女子は乳房が発達するなど、身体が成長し、大人へと向かいます。
思春期に身体の変化が訪れる時期としては、10歳前後から。身体の変化とともに、心の変化も起こってきます。
自分の身体が変化していくことに心が追いつかず、親や他人と距離を取ってしまう。
身体が変化していき、大人に近づくことで、異性の親を毛嫌いするように避けてしまう。
思春期は、身体が大人になる過程で心も変化していくという特徴があります。
見分け方としては、思春期に多い行動をいくつかピックアップすると、以下のような行動が当てはまります。
- 娘が父親を毛嫌いするor息子が母親を毛嫌いする。
- お風呂に入りたがらない(=身体の変化を自分で見たくない)
- 体育などの着替えがある授業の日は学校に行きたがらない(=友達の身体の変化と比べてしまうから)
上記のような、身体の変化→心が変化するという特徴が「思春期」の特徴であり、見分けるポイントになります。
反抗期の見分け方!どう接するべき?
思春期=身体の変化と心の変化だとすると、反抗期はどんな特徴や見分け方があるのでしょうか?
反抗期は主に、精神的に発達していく上で、自我が芽生えること、それにより反抗的な態度を取ることを言います。
反抗期には一次反抗期と二次反抗期があります。
一次反抗期は、2〜5歳ごろ。今まで親の言うとおりに動いていたところが「自分がこうしたい」という自我が芽生える時期です。
着替えや食事を何でも自分一人でしたがるけれど、うまくいかなくて癇癪を起こす。いわゆるイヤイヤ期の始まりも一次反抗期の特徴です。
二次反抗期は、中学生高校生の時期、12〜18歳ごろ多く見られるもの。
子供扱いされたくない、けど大人になりきれていない精神状態がゆえに、反抗的な態度を取るのが特徴。
親から自立したい気持ちが強いので、たとえ親が正しいことを言っていても、その通りにしたくない気持ちから反抗します。
特徴や見分け方として
- 親の言うことを聞かないor反対のことをする
- 親とどこかに出かけるのを拒否するようになる
- 家族との行事よりも友達との遊びを優先しがち
のように、親と一定の距離を取るために反抗的な行動や態度が見られます。
親として、いろんな接し方を心がけている方が多いですが
- できるだけ干渉しない
- 指示しない、できるだけ自分で決めさせる
など、子どもの意思を尊重するような接し方を心がけているママパパが多いようです。
思春期は身体の変化、反抗期は自立が見分けポイント
思春期と反抗期の違いについてご説明してきました。
改めておさらいしておくと・・・
- 思春期=身体が変化することで、心に変化が生まれる時期
- 反抗期=親や周りの大人から「自立」したい気持ちから反抗的な態度をとる時期
という特徴、見分け方があるということです。
思春期は、身体の変化からくるもの、反抗期は精神的な成長からくるもの。
同じ反抗期な態度に見えても、そのバックグラウンドにあるものが違うんですね。
思春期にしろ、反抗期にしろ、子どもが大人になる過程で必要な変化、成長の時期です。
今まで言うこと聞いてくれてたのに・・・グレちゃったのかな?
と心配になるママパパ。
程度はあれど、子どもが大きくなり、いずれ自分力で生きていくためには必要な時期です。
親として、見守る、支える姿勢が大切です。
思春期も反抗期も、ママパパが通ってきた道。
いずれ成長とともに、精神的に落ち着いてくるので、暖かく見守る余裕が欲しいですね。
身体の変化も、精神的な成長も、いつか落ち着く時まで、頑張れママパパ!