子どもの毎日の食事に気をつけているお母さん、お父さん。
お疲れ様です。
ところで、あなたは食べ物の栄養素について、またその役割についてご存知ですか?
食べ物には必要不可欠な五大栄養素があります。
- 炭水化物
- 脂質
- 無機質
- ビタミン
- そして「たんぱく質」
それぞれに重要な役割がありますが、あなたはたんぱく質の役割や子どもへの影響について考えたことありますか?
筋肉とか作るんじゃないの?
影響って、取りすぎたり、不足すると何か問題があるの?
というママパパ!
この記事では
- たんぱく質の役割
- 子どもの影響
- オススメのたんぱく質の取り方
についてまとめました。
たんぱく質の役割と子どもへの影響って??
先ほど申し上げた通り、身体を作る栄養素を五大栄養素と言います。
その中の1つ「たんぱく質。」
たんぱく質は・・・
- 筋肉を作る
- 骨を作る
- 皮膚を作る
- 髪の毛を作る
など、身体を「作る」ために、必ず必要な栄養素。
でもそれだけじゃありません。
内臓などの臓器や、筋肉が正常に働くためには、いろんな種類の酵素、ホルモンが必要不可欠。
そのホルモンや酵素もたんぱく質が必要。
たんぱく質がないと、体の内部も正常に働かない危険性があるんです。
たんぱく質が活躍するのは、まだまだ他にもあります。
ウィルスなどの感染症から身体を守る免疫細胞もたんぱく質が必要不可欠。
体を内側から守るためにもたんぱく質が必要なんです。
子どもの身体は大人に比べてまだまだ未完成。
- 筋肉や骨などの身体を作るため
- 内臓を正常に動かすため
- 病気になりにくくするため
にも、たんぱく質は、子どもにとって絶対必要な栄養素と言えます。
では、たんぱく質の過剰摂取や不足は、子どもの体にどんな影響があるのか?
たんぱく質を摂りすぎると、太りすぎる危険性がありますが、足りない場合も子どもに悪影響を及ぼします。
主な症状としては
- 元気が出なくてぼーっとする
- 十分な栄養が筋肉や骨に行かず、成長に影響が出る
などが挙げられます。
授業中にボーッとしたり、身体が思うように動かせないと、子どもの日常生活に支障をきたしますよね?
たんぱく質は、身体や脳を作ったり、活性化させるためにも必要不可欠な栄養素であり、日々の生活を健康に送るために、過剰摂取でも不足気味でもいけない、大切な栄養素です。
たんぱく質はこう摂ろう!おすすめの摂り方
たんぱく質の重要な役割や、子どもに及ぼす影響について、お分りいただけたところで、実際にどう摂取するのが良いのか?
たんぱく質をより効果的に摂る方法を3つお伝えします。
動物性たんぱく質と植物性たんぱく質を一緒にとる
動物性たんぱく質とは、肉や魚。植物性たんぱく質は大豆など。
それらをバランスよく一緒に摂るのがおすすめ。
たとえば、しじみが入った味噌汁を飲む、朝ごはんに焼き鮭と納豆を食べるなど、どちらも摂取できるメニューをお子さんに出してあげると良いですね。
一度にたくさん摂るのではなくこまめに摂る!
一回の食事で体が摂取できるたんぱく質には限りがあります。
三食バランスよく食べることが、効率よくたんぱく質を摂取するために必要です。
特に忙しい朝は、ご飯自体抜く子も多いですから、しっかり食べさせることが重要ですね。
ビタミンと一緒に摂る
ビタミンCやビタミンB6など、たんぱく質の吸収を助けてくれる栄養素と一緒に摂取するのごおすすめ。
ちなみに、ビタミンCは果物に多く含まれており、ビタミンB6はレバーや鶏肉が代表的です。
たんぱく質はバランスよく、こまめに摂るのがgood
子どもの体を作るために必要不可欠な栄養素、たんぱく質。
お肉やお魚などの動物性たんぱく質だけでなく、大豆などの植物性たんぱく質とのバランスが重要です。
納豆や味噌汁など、大豆製品は和食が多いので、どちらかというと洋食好きが多い子どもに食べさせるのは大変な場合もありますが、出来るだけ動物性たんぱく質だけに偏らない工夫が必要です。
また、ビタミンなどの他の栄養素と一緒に摂ることでより効果的に摂取することができます。
ただ!ビタミンCは熱に弱いので、お肉やお魚と一緒に摂るよりは、果物など生で食べられる品を用意して、一つのメニューとして一緒に食べた方がより効果的に摂取できておすすめです。
お肉やお魚は、パサパサした食感が嫌いだだたり、脂身が苦手な子も多いです。
調理法次第で、お肉やお魚を柔らかくできたり、脂身を削って食卓に出すはど、ちょっとした工夫も必要かもしれません。
また、朝ごはんをしっかり食べることも大切。
眠っていた体を動かすためにもたんぱく質は必要不可欠な栄養素。
朝が弱い子どもが多い現代ですが、少しでも食べられるように、生活習慣を見直すのも一つ大切なことです。
いずれにせよ、たんぱく質は、子どもの体を作るのにとっても大切な栄養素なので、しっかりバランスよく食べさせてあげられると良いですね。