一般的に思春期というと、13〜17歳頃を指すようで、親から自立し、一人の大人へと変化する大切な時期です。
心の変化や、体の変化、周りの環境、親との距離感、いろんなことが変化していくのが「思春期」
特に、男の子はママからすると異性ということもあり、思春期の言動が理解できないことも。
そこで今回は、先輩ママたちにもご意見を聞き、思春期の男の子について、まとめてみました。
思春期に入ると男子はこう変わる!
赤ちゃんの頃から、幼稚園小学校と大きくなるにつれて、いろんな変化がありますが、思春期の変化は今までで一番大きな変化になります。
実際にどんな風に変化する子が多いのか、まとめてみました。
親を遠ざけようとする
思春期の男の子の変化として一番一般的なのは「親との距離を取る」という行動。
それは、子供から大人へと自立するための精神的変化の一つです。
親から自立しようとするが故に、親を疎ましく思い、親から物理的に距離を取ろうとします。
イライラしやすくなる
ホルモンの関係もあり、一つ一つの些細なことに対して、イライラするのが思春期の特徴として挙げられます。
親からしたら何のこともないことや、今までなら特に気にもしなかったことに対して、イライラする我が子を見ると、不安になる親御さんもいらっしゃると思います。
しかし、大人へと成長する過程で誰しもが通ってきた道です。
異性を意識し始める
自分のは違う性である「女性」を意識し始めるのも、思春期の特徴の一つ。
女性の関心を引くための言動が見られます。
(ただそれが本当に女性の関心を引けるものであるかどうかは...笑い。)
家族よりも友人優先
親からの自立の面とも重なりますが、親や家族と言った身内と距離を取り、他者である「友人」との距離を縮めようとします。
家族との用事や外出よりも、友人と一緒にいて、友人から認められる、また仲間に入れてもらいたいがための行動を取るようになります。
一人の時間を作りたがる
家の中では、家族との情報をあまり求めなくなり、一人部屋に閉じこもるようなことが多くなります。
親としては、寂しい気持ちもありますが、家の中で一人になることで、精神的に休まる時間が必要ですので、過剰に干渉しない方が良いでしょう。
思春期男子あるある!ベスト5
思春期の男の子の言動として「あるある」を先輩ママたちにインタビューして、その結果をランキングにしてみました。
5.家族と時間をずらしたがる
一人の時間を過ごしがために、夕食の時間や家族団欒の時間をあえてずらしたがることも。
たまには家族で過ごす時間を作ることも大切かもしれませんが、この思春期の時期に過剰に干渉しすぎると、その後の親子関係にも影響してきます。
ある程度は様子を見る必要もあります。
4.見た目を変える
女性にモテたい、友人から認められたいという気持ちから、分かりやすく外見を変えることが多数。
しかし、その方向性が時に間違っていて、将来的にこの時期が、「中二病」「黒歴史」と言われる時期になることも。笑
本人的には、カッコいいと思って行なっているので、口出しはあまりしない方がGOOD。
(あまりにも酷い場合は、メジャーなメンズファッション雑誌をさりげなくリビングに置いておくなど、一般的な情報を得られる環境を作っているママもいました。)
3.口答えする
一も二にも、まずは「口答えする、反抗する。それも思春期の行動の一つとしてよくある行動です。
親が言っていることが正しいか間違っているかというよりも、親が言ったことそのものに対して、まず反抗したくなる、それが口答えという言動となって現れます。
2.無視する
口答えするタイプの子もいれば、口が達者でない子もいます。
そのような子は、親から言いくるめられることを避けるためにも、親が言ったことを無視するという言動で反抗する子もいます。
何を言っても「暖簾に腕押し」
分かっているのか分かっていないのか、分からないような言動が多く見られます。
1.暴言を吐く
思春期のあるあるとして、先輩ママに聞いたところ、一番多かったのが「親に対して暴言を吐く」という言動。
クソババァ
うるせーな
と言った、汚い言葉を吐くことも多く、親としはイラっとすることも多いとのこと。
対策としては、あまり重く受け止めず、聞き流しているママが多いとのこと。
いずれにせよ!
一過性のものなので、いちいち受け止めていては、親の方がイライラが溜まってしまいます。
こんな時期もあるかと広い心で、イライラを溜めないことが大切です。
思春期の変化は、大人へと一歩
いかがでしたでしょうか?
思春期になると、反抗的な態度や、女性にモテるための言動が見られるようになります。
親からしたら「そんなこと」と思うことが、気になるのが思春期。
いずれ大人になれば、また心身ともに変化していきます。
思春期の変化は、今だけの一過性のものであることがほとんど。
その言動に親としては、イライラすることもあるかもしれませんが、一つ一つ受け止めていては、身が持ちません。
ある程度は受け流しながら、子供の変化を大きな心で見守っていきましょう。