幼稚園から小学校に上がる際には、いろんな準備品が必要です。
文房具や体操着、上靴やノート類。そして、その中でも忘れてはいけない、代表的な準備品が「ランドセル」
普段教科書やノートなどを学校に持っていくために使うランドセル。
お値段も4万円台が主流で、決して安い買い物ではないので、できれば、小学校6年間使ってもらいたいのが親の本音。
実際にランドセル売り場に行くと、本当にたくさんの種類のランドセルが売られていて、どれを選べば良いのか全くわからない!なんてことも。
そこで、今回は男の子のランドセル選びのポイントをまとめてみました。
男の子のランドセル選びで重視したいポイントはここ
女の子は、比較的デザインや色味など見た目を気にする子も多いですが、男の子はその辺無頓着でな子も。
本人に希望がある場合もない場合も、親としてランドセル選びで外してはいけないポイントがいくつかあるので、それを紹介します。
男の子のランドセルは丈夫なものがいい
男の子は、アクティブは子供が多いので、家に帰ってきて、玄関先にランドセルを放り投げて遊びに行ったり、学校帰りに公園に寄って、ランドセルを地面に置いて遊んだり。
そのため、ランドセルは丈夫で長持ちするような作りをしたものを選ぶ必要があります。
男の子のランドセルは軽くて背負いやすいものを
近年、小学生も腰痛に悩まされているとか。
その原因は、ランドセルの重さにあります。学校に教科書を置きっぱなしで帰る、いわゆる「置き勉」を禁止にしている学校が多いからです。
学校の決まりを早急に変えてもらうことは、なかなか難しいので、せめてランドセル本体を軽いものにしてあげましょう。
細部も確認 金具の強度も要チェック
丈夫さとも関連しますが、ランドセルの強度は皮の縫い目などもありますが、金具部分の強度も外せない項目です。
肩部分の金具や、開け閉めする部分はよく動くところなので、その金具が丈夫であるかというところもランドセルを選ぶ上で必要なポイントです。
男の子にこんなランドセルはお勧めできない!
男の子のランドセル選びで大事なポイントがお分かりいただけたところで、逆にどんなランドセルはNGなのか、そちらもまとめてみました。
作りがもろいランドセル
男の子は、ランドセルを背負ったままダイナミックな遊びをすることも多い為、ランドセルには丈夫さが求められます。
なので、作りがもろい、荒いランドセルはすぐ壊れてしまう可能性が高いです。
重たいランドセル
ランドセルそのものが重たいと、小学校6年間使ってくれない可能性も。
中に入れる教科書類は、少なくすることができないので、ランドセル本体の軽さは大切です。
牛革などの本革を使ったランドセルは人工皮革のランドセルよりもかなり重たくなるため要注意です。
アフターフォローがないランドセル
今は、長年ランドセルを使ってもらうために、購入後もアフターフォローを導入しているところが増えています。
男の子は、少し乱暴に扱う傾向があるので、その時その時でメンテナンスできるシステムが整ったところで購入すれば、小学校6年間長く使用することができます。
派手な色やデザイン性のランドセル
近年女の子のランドセルは、水色や紫など派手な色や、刺繍がたくさん入ったランドセルが多く見られます。
個人的には、そのようなランドセルはだいたい6年生まで使ってくれないので、あまり購入したくないですが、男の子の場合は、そのような派手目なランドセルは、使ってくれなくなる可能性が女の子よりも、さらに上がる傾向にあります。
(小学生1年生の時は「ヒーローみたいなかっこいいやつが良い!」と言っていても、高学年にもなれば好みは変わりますからね...。)
男の子のランドセルはシンプルで丈夫が一番 長く使ってもらえるランドセル選びを
ランドセルの平均購入金額は、4万円台と言われていて、子供に持たせるカバンとしては、なかなか高価なものです。
小学生1年生の時は、気に入っていたものでも、6年も経てば好みが変わり、ランドセルを使ってくれなくなるという悩みを持つ親御さんを多いです。
できれば、自分で選ばせて、長く使うことを約束させたいところですが、長く使えるデザインのものかどうかなどは子供では判断できないこともあります。
そんな時は、親が気づかれないように誘導するというのも1つの手です。
その際には上記のポイント、男の子の場合は、特に「耐久性」に優れたランドセルをさりげなく勧めてみてください。
近年はランドセル作りの技術がさらに進化していますし、メーカーも増えていますので、ご自身の家の予算や、好みなど条件に合うランドセルも見つけやすいと思います。
小学校時代にしか使うことのないランドセル。出来るだけ長く使ってもらえるように、親としても選ぶポイントを頭に入れておくことが大切です。
追伸。
ランドセル選びには、ジジババが出てくることが多々あります。
「買っておいたよ!」なんて言われないように、あらかじめ意思疎通を図っておきましょう。
また、どちらのジジババが買うかなどで揉めた!という話もよく聞きますので、そのあたりどちらのジジババとも話しておく必要がありますので、忘れなく!