赤ちゃんの頃は、寝ているだけだった可愛い我が子も、どんどん成長していき、可愛いだけでは無くなります。
自我が芽生え、なんでもイヤイヤ。
そんな2歳期のイヤイヤ期を乗り越え、無事に小学生に。
かと思えば!
2歳ごろのイヤイヤ期も、可愛く見えて来るのが「小2の反抗期」
正直何度も...
赤ちゃんの頃がどれだけ可愛かったことか...
何でこんな反抗的な子に育ってしまったのか...
そう嘆く日も少なくないですよね?
そんな小2の反抗期について、今回は詳しく見ていこうと思います。
そもそも第二反抗期とはなに!?くわしく教えて!!
そもそも、反抗期とは何なのか?
第一反抗期、第二反抗期という言葉、時期についてご説明します。
2歳で訪れる、いわゆる「イヤイヤ期」を第一反抗期と呼び、思春期以降に訪れる反抗期を第二反抗期と言います。
第二反抗期というと、中学生くらいのイメージが強いと思いますが、それ以前、小学校2年生ごろに来る反抗期というものがあります。
こちらの反抗期は「中間反抗期」と言う場合もあり、2歳で訪れる第一反抗期と、中学生ごろの第二反抗期のちょうど中間、小学校2年生で訪れる反抗期として、一般的な第二反抗期と区別されることもあります。
第一反抗期が
- 身の回りのことなどを自分で行うようになる
- 食べ物の好みや、服の好みなどを含めて、自我が芽生える
といった特徴があるのに対して...
第二反抗期は
- 心身ともに親からの自立
- 親の干渉を極端に嫌がる
といった特徴があります。
そして、その中間である中間反抗期としては...
- どう反抗して良いか分からない部分も多く、まずは口答えをする
- 親に対して、反抗期な態度をとるが、他者に対してはそうでもない
といった特徴が挙げられます。
絶対的な存在であった「親」に対して、少しずつ反抗することで、自分というものを見出していく。
それが、小学校2年生ころの反抗期として現れるというわけです。
異性の親に反抗する!?息子への接し方はどうしたらいいの?
男女の差も少しずつわかって来る小学校2年生ごろの反抗期。
特に、異性の親に対する反抗は、同性の親よりも強く出ることが多いです。
では、そんな時に母親として息子とどう接すれば良いのでしょうか?
諦める
子供が大きくなる上で、大切な「反抗期」
反抗されていると、ついついカッとなってしまうこともありますが、一番はまず諦めること。
投げやりになるという意味ではありません。
「こういう時期もある」
「こうやって大人になっていく」
という前提のもと接することで、少しでもイライラせずに接することができます。
親自身の言い方を見直す
今まで...
「〇〇しなさい!」
と言っていうことを聞いていたとしても、反抗期にはその言い方ひとつが、さらに反抗を強める要因になることも。
子供自身の自我を尊重し、子供にいつ宿題をするのか、何時までにお風呂に入るのかなど、決定権を委ねることで、反抗的な態度は少し改善されるかも知れません。
他者への思いやりの必要性を伝える
中間反抗期の子供は、反抗のためのボキャブラリーの少なさや、善悪の区別の曖昧さ故に...
「お母さんなんていなくなれば良い」
「お母さんの料理なんて不味くて食べられない」
という反抗を見せることも。
こんな時に、親も対抗して
「お母さんだって、あんたなんか産まなきゃよかった」
「不味いなら一生食べなくて良い!」
と同じレベルで傷つけるようなことを言ってはいけません。
そんな時は
「そんなことを言われてたら、傷つくよ?」
と諭すようにいうのがポイントです。
そして少し時間をおいて、冷静になったところで仲直り。
反抗期の口答えする時期だからこそ、言って良い言葉と悪い言葉を、現行犯で教えることができます。
叱らず受け入れる心の余裕を
いかがでしたでしょうか?
小2の反抗期について、よくお分かりいただけたかと思います。
中学生ごろの反抗期と比べれば、可愛いものでずか、渦中にいる親としては
「あんなに可愛くて素直だった子がなんで?」
と不安に思うこともあるでしょう。
でも。
それは、あなたのお子さんだけではありません。
言うなれば、先輩ママたちも通ってきた道です。
反抗するということは、自我や自分自身というものが芽生えてきた証であり、精神的に成長している証拠です。
ただ、反抗期に何もかも子供のいうことを聞くというのは「反抗すれば自分の思い通りになる」という間違ったことを教えることになってしまいます。
絶対にしてはいけないこと、人を傷つけたり、物を盗んだり、そういうことに関しては毅然とした態度でダメ!ということを教えなければいけません。
難しいですよね?
子供がはじめての中間反抗期を迎えるとしたら、その親だってはじめての経験です。
子供と一緒に...
- こんな時はどんな言葉をかけたら良いのか?
- どう伝えれば、子供に思いが伝わるのか
それを手探り状態で、見つけていきながら、親子の信頼関係を築いていくことが反抗期を乗り切るポイントだと思います。
死ぬまで反抗期!という子供はほぼいません。終わりのない反抗期のように見えますが、いつか終わりが来ます。
子供が手元を離れた時に
「もっと向き合っておけばよかった」と思っても、時間は戻りません。
パパや、おじいちゃんおばあちゃん、学校の先生など、いろんな人と協力しながら、子供の反抗期と、時に向き合い、時に寄り添いながら、乗り越えられると良いですね。