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「ビール」と「発泡酒」のちがいとは

新型コロナウイルスの感染拡大が、家で過ごす時間を大幅に増加させたことは言うまでもありません。

その関係で、自宅でお酒を飲む機会も飛躍的に増えた、という方も多いでしょう。オンライン飲み会や晩酌、休日の夜の宅飲みなど、かつては飲食店などで行っていたことが、自宅で行われるようになると、飲み物の調達も自分で行うようになりますね。

コスト効率も考えて「ビール」や「発泡酒」を織り交ぜたラインナップにしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、「ビール」と「発泡酒」のちがいについて、ご紹介します。

「ビール」とは

「ビール」とは、麦芽・ポップ・水を原料に作られたアルコール飲料のことを指しています。

炭酸が含まれ、爽快な喉越しと、ほのかな苦みや深みが特長である、お酒の王道といっても過言ではないアルコールです。

「発泡酒」とは

「発泡酒」とは、麦芽・ポップ・水を原料に作られたアルコール飲料のことを指しています。

炭酸が含まれ、爽快な喉越し、「ビール」とはやや異なるライトな飲み口が特長のお酒です。近年では、「ビール」に並び人気のあるアルコールに成長してきました。

「ビール」と「発泡酒」のちがい

先に述べたように、原料や味がよく似た「ビール」と「発泡酒」ですが、何がちがうのでしょうか。

まずは原料の使用比率です。双方、大麦の種子を発芽させたモルトと呼ばれるものを使用しますが、その使用量が50%以上になると「ビール」、50%以下になると「発泡酒」に分類されます。さらに、副原料が異なります。「ビール」の場合は、コメやコーン・スターチ・糖類などを使用して、「ビール」の苦みや甘み、味わいを構成していきます。

一方、「発泡酒」は、副原料に制限がないので、コメやコーン・スターチ・糖類以外のもハーブや果汁など様々なものを使用しています。このようなちがいから、「ビール」にはコクやキレなどの味わいがあること、「発泡酒」には独自の風味や香り、味わいがあることなどの味のちがいも出てきます。

また、「ビール」のアルコール度数は平均で5%前後、「発泡酒」のアルコール度数は平均で3%前後、というちがいもあります。

「ビール」と「発泡酒」のちがい まとめ

「ビール」と「発泡酒」の間には、原料の含有量や、原料自体のちがいがあり、そのことに起因して、味やアルコール度数などのちがいがあることがわかりました。

自分の体質や気分、一緒にお酒を飲むメンバーの好みや志向、一緒に食べる料理などによって、より最適なものを選ぶことができるのですね。

お酒を飲む楽しさだけでなく、選ぶ楽しさも増え、より楽しく、より健康的で、より充実したアルコールライフを送れそうです。

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