2,000円札は西暦2000年に行われた沖縄サミットを記念して発行された紙幣です。
2000年の7月19日に発行されましたが、2003年以降は刷られていません。
そのため、今は2,000円札を目にする機会がほとんどなくなりました。
2,000円札がなくなった理由としては、使い勝手が悪いことが原因とされています。
当時を知っている方なら、おつりがややこしくなったり、他のお札と似ているなどと言われ使いづらさを感じたことを記憶しているのではないでしょうか?
2,000円札は現行貨幣なのでお店などでも使うことはできることにはなっています。
ポイント
2000円札の価値としては額面通りとなることがほとんどです。
2,000円札の中には高額買取が期待できるものがあるのです。
2,000円札はいったいどれくらいの買取価格になるのか確認してみましょう!
2,000円札が高額買取可能?!高値がつくプレミアが存在する
2,000円札には、高値がつくプレミアが存在します。
プレミア価格となる2,000円札は、左上の記号と番号右下の記号と番号がそれぞれ違う紙幣です。
紙幣にはアルファベット24文字(IとO以外)と、6桁の数字で番号が振られています。紙幣の通し番号のようなものです。
本来、左上と右下の番号は同じでなければいけないのです。
しかし、2,000円札の中に左上の記号が「J」ではじまるのに対して、右下の記号が「L」ではじまる紙幣が発行されてしまったのです。エラー紙幣といわれるものです。
このエラー紙幣は相当流通してしまったようなので、お持ちの2,000円札がエラー紙幣の可能性も大いにあります!
エラー紙幣は、超プレミアがつき元の価格の50倍から100倍程度の値段で取り引きされることもあります。
2,000円のエラー紙幣は15万円の査定がついたこともあるそうです!
2,000円札を持っている方は、ぜひチェックしてみましょう。
2,000円札の珍番号も高額買取可能!
2,000円札にはJL券と言われる、左上の通し番号と右下の通し番号が違うプレミア紙幣のほかに珍番号がついた紙幣も高額での買取が期待できます。
最初と最後が同じアルファベット
2,000円札に限らず紙幣には、アルファベット1文字または2文字と6桁の数字、アルファベット1文字を並べ番号が付けられています。
Aから順にアルファベットが振られていて、Zの次にAAという順でついています。
つまり、Aから始まる番号がついた紙幣ほど古い紙幣ということになります。
このアルファベットが『A〇〇〇〇〇〇A』『D〇〇〇〇〇〇D』というように最初と最後が同じものであれば高値での買い取りが期待できます。
ぞろ目などの珍番号の通し番号
通し番号の数字の部分がぞろ目であったり、珍番号である場合も高値買取が期待できます。
「999999」「123456」「777777」「000001」などです。
さらに高額になるポイント
アルファベットが前後でそろい、珍番号がついているとかなりの高値が期待できます!
ちなみに、777777は一番価値が高く20万以上での買取実績もあるようです。
印刷ずれがある2,000円札も高値買取可能!
素人には大変わかりづらいのですが、若干の印刷ずれがある場合も高値での買取が期待できます。
ただ、2,000円札は昔の紙幣とは違い比較的最近発行された紙幣ということもあり、素人でも明らかにわかるような印刷のずれはあまりないようです。
これはずれがあるかも?と感じる場合には、専門の買い取り業者に依頼をして確認をしてもらいましょう。
エラー紙幣が見つかったら、紙幣の買取専門業者へ査定に出すのがおすすめです。
紙幣の買取を専門にしている業者は、プレミア価格の紙幣をしっかり査定してもらえるからおすすめです。
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2,000円札を売りたい!2,000円札は今からでも手に入る?
現行の通貨であり、高値が付く可能性がある2,000円札。
今からでも手に入れたい!という方もいるのではありませんか?
実は、2,000円札は金融機関で入手できます。
両替や預金の引き出しのときに、金種指定することによって手に入れることができます。
支店によっては、在庫がないことも考えられるので確実に2,000円札を手に入れたい方は、金融機関にあらかじめ連絡して在庫があるか確認しておきましょう!
ただし、2,000円札は2003年以降は、新たに製造されていない為、新札を手に入れることはできません。ただ、見た目が新札のようなものは、もしかしたら手に入る可能性はあります。
古銭の買取では古くなっているものは高値が期待できないため、転売目的で金融機関から2,000円札を入手するのはお勧めができません。
沖縄では、コンビニからお金を下ろすと2,000円札がよく出てくると話題です。
沖縄をモチーフにしたお金なので、沖縄では、観光協会が中心となって流通促進に取り組んでいます。
その為、沖縄では、今でも2,000円札がよく使用されていて、コンビニでお金を下ろすと、2,000円札がよく出てくるのです。珍しい2,000円札が沖縄では、ふつうに流通しているのは、本当にビックリですね。
2,000円札のデザインは沖縄の守礼門
2,000円札のデザインは、表面に沖縄の守礼門が描かれています。
2000年に沖縄サミットが開催されることから、沖縄の建造物で戦前には、国宝に指定されていた文化財である守礼門を使用することになりました。
裏面には左側に、「源氏物語絵巻」の「鈴虫」の絵と書を重ねたものがデザインされていて、右側には、「紫式部日記絵巻」の紫式部の絵を素材としたものがデザインされています。
平安時代に紫式部によって書かれた源氏物語が我が国が世界に誇る文学作品であることから採用されました。源氏物語は、確かに素晴らしい文学作品ですね。2,000円札は、デザインがとても凝っていて美しい紙幣です
そのため綺麗な状態で保存されている方も多いのではないでしょうか?
2,000円札を使ってしまう前に!買取査定を依頼しましょう!
現在でもまだ約2億枚が流通をしている2,000円札。
発行枚数が少ないにも関わらず、はっきりとわかるエラー紙幣があることから2,000円札が手元にある場合にはプレミアがつく紙幣である可能性が大です!
また紙幣は状態が良いほうが高額での買取となりますが、ここでご紹介をしたようなエラーや珍番号がある場合には状態に関わらず査定を依頼することをお勧めします!
使ってしまうよりも額面以上の金額になればラッキーですよね!
2,000円札の査定は無料でしてもらえますので、買取業者の無料査定を利用したことがない方もぜひ利用をしてみてください。
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