高校生になると、行動範囲も広がります。
そうなると、移動手段として電車やバスなどの公共交通機関や、自転車以外の移動手段が欲しくなります。
その一つがバイク。
移動スピードもさることながら、その見た目のかっこよさにも惹かれる男の子は、多いですよね。
「うちの子バイクに乗りたいなんて言ってるけど、高校生ってバイク運転しても良いのかしら?」
「バイクを運転するには、何の免許がいるのかしら?」
と言う疑問にお答えすべく、今回は
- 高校生でもバイクに乗れるのか?
- バイクの免許の種類は?
についてまとめてみました。
高校生もバイクに乗れる?!
結論から言うと・・・
高校生でもバイクに乗れます。
ただし、高校生なら誰でも乗れるわけではありません。
年齢の制約があります。
原動付き自転車、いわゆる原付バイクは、16歳から免許を取得することができます。
また、普通自動二輪と呼ばれる400cc以下のバイクも16歳から取得することができます。
原付は、学科の試験を1日受けるだけで免許を取得できますが、普通自動二輪車免許を16歳で取得するときは、学科と実技で一定時間教習所に通わなければいけません。
(普通自動車免許を取得した後に、普通自動車二輪の免許を取得するときは、学科の授業は免除されます。)
また、18歳以上になれば、大型バイクの免許も取ることができます。
ただ!高校の校則で在学中の免許取得はNGと定められている学校も多いので、どうしてもバイクが運転できる免許が欲しいときは、校則を確認しておいた方が良いでしょう。
バイクを運転するのに必要な免許って?
バイクを運転するのに必要な免許は3種類あります。
1つ目は原付バイクが運転できる免許。
原付バイクは、原動機付き自転車免許を取得することで運転することができます。
2つ目は、400cc以下のバイクが運転できる免許は普通自動二輪車免許。
原動機付き自転車自転車以上の大きさから、400cc以下のバイクが運転できる免許です。
そして3つ目が大型バイクが運転できる免許。
18歳以上になれば、大型自動車二輪車の免許を取得することができます。
大型自動車二輪車の免許は、400cc以上のバイクを運転することができます。
バイクを運転する免許は、バイクの大きさによって免許の種類が異なります。
原動機付き自転車免許は、50cc以下。
普通自動二輪車免許は400cc以下。
大型自動二輪車免許は400cc以上のバイクを含めた全ての自動二輪車をそれぞれ運転することができます。
それぞれのバイクの免許は年齢の制約があり
- 原付、普通自動二輪→16歳から
- 大型自動二輪→18歳から
と決められています。
また、中型自動二輪や大型自動二輪は教習所に入る前に、
- 自力でバイクを起こせるか
- バイクに跨った時に足がつくか
などをチェックされる場合があります。
背が極端に低い方、女性の方などは特に可能性大です。
なぜなら、教習所に通える期間というのが法律で決められていて、それ以上経過しても試験に受からなければ、それまでに受けた授業は無効になり、最悪免許は取れない、お金は返せないという状況になるからです。
一般的な体格であれば、特に問題はないと思います。
不安な場合は、事前にバイクにまたがってみて足がつくか確認したいという旨を教習所側に伝えてみてください。
高校生でもバイクが運転できる免許は取れる!
今回は
- 高校生でもバイクが運転できるのか?
- バイクの免許の種類は?
という疑問にお答えしてきました。
結論として以下の通りです。
- 高校生でも原付、普通自動二輪は16歳、大型自動二輪は18歳以上ならバイクの免許が取れる
- ただし学校の校則を確認すること
- バイクの免許の種類は3種類(原付、普通自動二輪、大型自動二輪)
ただ、最後に付け加えておきたいことがあります。
それはバイクの危険性についてです。
バイクは、車と違い、生身の身体が車体の外にあります。
よって、転倒や事故を起こした場合、車よりも重症化する場合が多いです。
また、ヘルメットに関しても、あまりにも安いものだと、衝撃に弱い可能性が高いです。
私の夫は大型自動二輪まで免許を持っていますが、3回ほど事故に巻き込まれたことがあります。
その時にヘルメットがあって助かったことが何度もあります。
夫はよく「メットの値段は命の値段」と言っています。
高ければ高いほど、性能が良いもの、衝撃に強いものがたくさんあります。
もし、お子さんがバイクに乗りたいというのなら、最低限のヘルメットやプロテクターなど、身を守るものを揃えるように助言、もしくは購入してあげてください。
高校生でもバイクに乗ることは、免許さえ持っていれば法律上可能です。
しかし、交通社会に慣れていない場合、事故を起こす、事故に巻き込まれる危険性は高いです。
その辺りの安全性もきちんと考慮した上で、バイクに乗っていただきたいと思います。