寒い冬が終わり、暖かい春がやってくると気分が上がる人が多いですが、逆に憂鬱な気分になる人も少なくありませんよね。
特に花粉症の方にとっては、辛い時期が続きます。
スギやヒノキ、さまざまな花粉が時期をずらしながら、飛び交うやっかいな時期が長く続くのは、複数の花粉症をお持ちの方にとっては大変辛いですよね。
そして、お子様が花粉症のママパパにとっても、辛い時期がやってきますね。
風邪と違って、数週間では治らない鼻水やくしゃみ、目のかゆみを訴える我が子をみるのは、本当に心苦しいことです。
我が子は大丈夫!
と思っているそこのママパパ!
そうとも限らないんですよ?
そこで今回は子供と花粉症、その対策についてまとめてみました。
お子様の花粉症どうしてあげたらいいの?
お子様が花粉症になってしまったら、見守るママパパとしては、辛いですよね?
対策を取るためには、まずは花粉症について知る必要があります。
そもそも花粉症とはどんな病気なのか?
花粉症とは、スギやヒノキ等の植物の花粉によって、鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどの症状が出る病気です。
鼻や口から入った花粉を、身体の中のリンパ球が異物と判断すると、抗体が作られます。
その抗体が、細胞とくっつくことで、再び花粉が体内に入った際に、異物を外に出そうとして、くしゃみや鼻水といった症状が出ます。
花粉症は、季節性アレルギー鼻炎とも言われ特定のアレルゲンとなる花粉が飛ぶ時期だけ症状が出るのが特徴的と言われています。
現在、日本では約25%、4人に1人の割合で花粉症患者がいるというデータもあるそうです。
また子供に限っていえば、子供の3人に1人は花粉症というデータもあるそうです。
また花粉症を引き起こす種類の花粉は、60種類ほどあるという報告もあるそうです。
上記を踏まえ、現在花粉症の対策として、一般的には以下のような方法がとられています。
発症前
花粉症は一度発症すると、なかなか完治が難しい病気です。
そのため、まずは花粉症にならないよう幼少期などは、あまり花粉に触れないようにしてあげることが大切です。
発症後
一度発症してしまった場合、その症状が長引かない、または酷くならないように対策を取ることになります。
対策として
- 室内の掃除をこまめに行う
- 絨毯は敷かない
- 花粉がたくさん飛んでいる時は外出を控える
- 風の強い日は窓をあまり開けない
- 帰宅後は洗顔やうがいを行う
- 花粉の量が多い時期は、洗濯物を取り込む際はたく、または部屋干しする
上記のように、身の回りから出来るだけ花粉を排除する必要があります。
それらの対策を取るだけでも、症状はかなり抑えられると言えるでしょう。
その花粉症「メガネ」でマシになるかも!?
前章では、主に「花粉があまりない環境にする」という点での対策をご紹介しました。
しかし、それらは、家庭では行える対策でも、学校という集団生活の中で行える対策ではないものも。
この章では、お子様ご自身でも出来る対策として、有効的なものをご紹介します。
それは「メガネ」です。
花粉症の中でも、目のかゆみは、トップクラスにやっかいで、お子様はついつい手で掻いてしまう子も多いでしょう。
そんな目のかゆみ予防に、メガネが効果的なんです。
完全に花粉をシャットダウンすることは難しいですが、物によっては90%以上カットできるものもあります。
また、そのデザイン性も豊富で、度が入ったものも、もちろんあります。
子供用の花粉症対策メガネを取り扱っている店舗や通販サイトは、現在かなり多く、容易に入手することができます。
金額はさまざまですが、通販で1000円〜2000円台と、リーズナブルで、かつ色や形も豊富なラインナップになっています。
普段はコンタクトを着用しているお子様も、花粉症の時期は目がゴロゴロして、コンタクトでいることが辛いこともあります。
そんな時には、花粉症対策の施されたメガネを一つ持っていると安心です。
メガネで花粉症対策
いかがでしたでしょうか?
花粉症は、大人でも辛い病気です。今まで花粉症でなくても、今シーズンの花粉時期から、花粉症になってしまう場合も多々あります。
まずは、部屋の中に花粉を入れない努力をしていく必要があります。
そして、目や鼻そのものに出来るだけ花粉が入らないよう、メガネや花粉がついても落ちやすい素材の服を着る、マスクを着用するなど、身体そのものに花粉がつかない、入らない対策も必要でしょう。
対策グッズとしてメガネ一つで、我が子の目を守れるのなら、安いものですよね。
実際に、メガネ屋さんにお子様を連れて行って、好きなものを選んでもらうと、日々身につけるのも苦ではなくなるかもしれません。
家での対策、学校での対策、それぞれをしっかりと行い、できるだけ酷い症状にならないよう、また家族の中で新たな花粉症患者が出ないように、家族一丸となって、花粉シーズンを乗り切りたいものですね。