白だしの代用品は様々あり、代用品の調味料を少しアレンジして付け足すだけで、白だしと同じ風味のものを作ることが出来ます。
通常白だしにはかつお節、昆布、しいたけ、醤油、砂糖、塩、みりんが含まれています。
かつお節、昆布、醤油などこれらを生かした代用品を以下にまとめました。
白だしの代用品 めんつゆ
めんつゆは醤油とみりんと出汁で出来ています。
めんつゆを作るときの調味料は白だしにも含まれており、めんつゆと白だしは風味が少し似ています。めんつゆと白だしの違いは、めんつゆの方が甘いところです。
めんつゆが少し甘すぎて気になる場合は、醤油の量を調整すると辛い味に近づけることが出来ます。
調理するときは、この多めの醤油とほんの少しの塩とみりんで味を混ぜて調整するといいです。
白だしの代用品 だし醤油
だし醤油は醤油の味と出汁を加えた調味料になり、だし醤油として販売されているものもあります。
砂糖とみりんはだし醤油には含まれていないから、作るときには用意するようにしましょう。
めんつゆと比べてだし醤油は名前の通り醤油がベースになっているから、めんつゆと比較すると甘味は少ないです。
どうすれば甘味が出るかというと、だし醤油を少なめにして砂糖とみりんを少し多めに入れると甘味が多くなります。
調理する際調味料割合が少し変わるだけで違う味に変化してしまうので、砂糖とだし醤油とみりんは少しずつ混ぜて加熱するようにしましょう。
白だしの代用品 昆布茶
昆布茶は美味しいものを飲みながらダイエット出来るところがいいと思っている人もいます。
昆布茶は昆布の粉末にお湯を加えたお茶のことを指します。
昆布茶は昆布の粉末(出汁の代わり)と塩が含まれており、白だしの代用品としても使いやすい特徴があります。
昆布茶から白だしを作る場合、用意するものは以下の2点になります。
- みりん
- 薄口醤油
昆布茶には塩分が多く含まれているから濃口醤油よりも濃度が薄い薄口醤油をおすすめしました。
またみりんを使用するときは加熱してこれらを混ぜるようにしましょう。
白だしの代用品 ほんだし
ほんだしは粉末状になっており、この部分を溶かすと出汁の代わりとして使用出来ます。
ほんだしの出汁の成分はかつお節を使用してお店に売られています。
これだけだと出汁だけになってしまうため、ベースになる以下の調味料を用意しましょう。
- 薄口醤油
- 塩
- みりん
最初はほんだしに薄口醤油とみりんを加熱して混ぜます。煮だったら味を確認し、味がきちんと出来ていれば塩を加えなくてもいいですが、もう少し辛くしたい場合は加熱している途中で塩を加えて微調整をしましょう。
白だしの代用品 昆布つゆ
昆布つゆはめんつゆと同じように出汁が含まれています。
昆布つゆとめんつゆと違うところは昆布つゆは昆布だしを使っており、めんつゆはかつお節を使っています。昆布は塩分が多いため、めんつゆよりは少しだけ辛いのが特徴です。
白だしの代用として調理するとき、昆布だし以外に用意するものは以下の通りになります。
- 醤油
- みりん
塩は昆布茶のときと同じように用意する必要はありません。
白だしの代用品にならないものはある?
代用品にならないものが1つだけあります。
それは鶏がらを使った調味料です。
白だしは本来昆布やかつお節など海のものを出汁に使った調味料だから、魚とは正反対の肉の出汁を使うと味が変化します。
鶏がらを使った調味料としてはスープ、ラーメンのつゆが挙げられます。特に中華料理に使うような調味料は白だしの代用品にはならないものが多く存在しています。
まとめ
めんつゆ、だし醤油、昆布茶がない人は醤油や昆布からめんつゆなどを作る考え方もあります。
これらの調味料はいつでも家庭にあるとは限らないため、自宅になかった場合も考えてめんつゆなどの作り方を覚えておきましょう。
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また上記の見出しにある代用品を使用する場合は、代用品の味が辛いものなら砂糖を多めに、代用品の味が甘いものなら塩を多めに入れて混ぜるという工夫が必要です。
昆布茶や昆布つゆを使用するときは、間違って塩を入れて体を壊さないようにしましょう。