子供を妊娠すること、出産することは生物学上、母親である女性にしかできません。
それは揺るぎない事実です。
でも!子育ては違います。
ママの方が向いていること
パパの方が適任であること
それぞれあります。
妊娠期間を経て、母親になったママと違い、パパは子供の成長とともに「父親」になる生き物だと言われています。
そんなパパは、父親として何をすれば良いのか?
何をすることが、ママの助けになるのか?
周りのパパを見ていても、分かっていない人や、ポイントがずれている人ばかり!
そこで!今回は父親の役割などについてお伝えしようと思います。
母親よりも適任!男の子の子育て、父親としてやってほしいこと
普段育児をしているママは「こういうことはパパにお任せしたいな」と思っていることがたくさんありますし、事実父親であるパパの方が適任!ということは多々あります。
そのいくつかをご紹介します。
身体を動かす遊び
男の子は、大きくなるに連れて、身体をめいいっぱい動かす遊びが大好きに。
外に遊びに行くのも好きですが、肩車や高い高いなども大好き。
そのような身体を使ったダイナミックは、ママよりもパパが適任です。
ガツンと叱る
しつけの問題から言うと、この「ガツンと叱る」というのはママよりもパパが適任。
普段の細々した注意やしつけは、ママが行なっていますが、例えば人としてしてはいけない事、友達を傷つけたり、人のものを壊したりと言った事に関しては、パパがガツンと言う事で「とても悪いことをしてしまったのか」と分からせることができます。
威厳を見せる
先ほどの「ガツンと叱る」と繋がりますが、ママよりもパパの言うことの方が重みがあります。
それは普段怒らないパパが言うということもありますが、やはり父親にしか出せない「威厳」というものがあるからです。
男の子にとって、父親は絶対的な存在で、人生をかけて目標となる存在でもあります。
ママには出せない「威厳」はパパにしかできない役割です。
母親はこう思っている!子育てで父親にやってほしいこと3つ
父親であるパパの方が適任である子育てについてお分りいただけたところで、今度は「母親が父親にして欲しい子育て」についてご紹介します。
子供のお世話全般
新生児から2.3歳くらいまでは、食事の補助からオムツ替え、ミルクの準備など、やるべきことがたくさん。
「うんちしたみたいだよ。」なんてママ任せで、オムツ一つ変えられないようでは、戦力として換算できません。
赤ちゃんのお世話として、母乳をやる以外のことはパパでもできます。
基本的なオムツ替えやミルク作り、お風呂や着替えなどは、できていて欲しいところです。
休日の子供の相手
普段ママは子供の相手を一人で担っています。
たまの休みの土日くらいゆっくりしたいと思う気持ちも分からないでもなちですが、それはママだって同じ。
でも家事や育児には、土日も関係ありません。
そのため、子供の相手をパパがしてくれることが何よりママの助けになります。
家事を手伝ってくれる方が助かるママもいるかもしれませんが、多くのママは「自分のやり方」があるので、家事よりも、子供の相手をしてくれた方がストレスが少ないです。笑
子供は二人の子供ですので、育児を夫婦二人で行うことを当たり前と思ってもらいたいのが、ママの本音です。
子どもの相談相手
子供が大きくなると、思春期が訪れ、異性である母親を邪険に扱ったり、距離を取りたがる男の子は多いです。
それはむしろ発達の過程で必要な親離れとも言えます。
とはいえ、それでは子供の様子が分からなかったり、親子の会話が皆無に。
そんな時は、やはり同性である父親が男の子の良き相談相手になって欲しいです。
母親には言えないこと、男同士だから言えること。それらに耳を傾けて、子供の気持ちを汲み取ることは、父親にしかできない時期もあります。
ママへの感謝の気持ちを伝える
全ての母親がそうであるとは言いませんが、周りのママを見ていても
「パパお仕事で頑張ってるんだよ」
「パパ帰ってきたら、ニコニコしてお帰りって言おうね」
と外で仕事をしているパパの頑張りを子供に伝えているママは少なくありません。
そういうことを伝えることで子供は「家にパパがいないのは、パパが頑張ってるからだ」と学び、子供と父親の信頼関係を母親が結んでいるのです。
それでは、ママの頑張りを子供に伝えてくれる人はいるのでしょうか?
そこでパパの登場です。
「ママのご飯美味しいね。ママに作ってくれてありがとうって言おうね。」
ということを子供に伝えてくれると、ママの頑張りが子供に伝わります。
子供にママの頑張りを伝える=パパがママの頑張りを認めてくれているということでもあります。
普段当たり前にしていることに感謝される。それが母親が頑張れる力になります。夫婦関係を良好に築くためにも役立つことです。
威厳&身体を使った遊び、男同士の会話はママよりパパが適任
いかがでしたでしょうか?
父親とし何をやるべきか、何をするとママの助けになるのかが、お分りいただけたかと思います。
ただ!
ここで述べたのは、あくまでも一般論であり、ご家庭の形や夫婦の価値観によって異なることも、当然あると思います。
まずは、しっかり夫婦で話し合い、どう役割分担するのが、お互いにとって良いのか、父親母親として、何ができるのか、何を我が子にしたいと思うのかをすり合わせを行うことが大切です。
今更聞きにくいと思っているパパ!
聞かなくても察しろよと思っているママ!
それでは、2人で上手く家庭を築くことは不可能です!
お互いの気持ちを、相手に伝えなければ、わかり合うことはできません。
夫婦二人で価値観を合わせ、真摯に子供と向き合う。それが一番大切なことです。
まずは父親として出来ることを、一つ一つ取り組んでいきましょう。