どんどん暖かくなってくると、外遊びが大好きな子供たちにとっては絶好の遊び日和。
でも、これからさらに暑くなっていくと、子供たちが大好きな公園という安全な場所にも危険が!!
夏日や真夏日など、夏の暑い日の公園には危険がたくさん潜んでいます。
そこで今回は「暑い日の公園に潜む危険性」についてまとめてみました。
暑い日の公園で起こる危険なこととは?
暑い日の公園ではどんな危険なことが起こるのか?起こりうる危険性をまとめました。
熱中症
一番怖いのが熱中症。特に子供は、遊びに夢中で気がついたら、脱水症状になっているなんてことも。
熱中症になると...
- めまい
- 顔のほてり
- 筋肉のけいれん
- 吐き気
- 体温が高温になり過ぎる
- 意識朦朧
など、さまざまな危険な症状になってしまう場合があります。
日焼け
夏の日差しは皮膚が薄くて弱い子供の肌を傷つけます。
日焼け対策を行っていないと、ヒリヒリ赤くなる程度では済まない場合もあります。
皮膚がただれて、ジュクジュクした状態になってしまうと、子供自身も痒くて眠れないなど、日常生活に支障をきたす恐れがあり、たかが日焼と侮れません。
火傷
公園で火傷?とお思いかもしれませんが、遊具など鉄製の部分は、太陽の熱でかなり高温になることがあります。
そんな遊具を皮膚の薄い子供が触れることで火傷のよう肌がヒリヒリ赤くなってしまう場合があるので注意してください。
虫刺され
暖かくなる時期から、いろんな虫が飛び始めます。
近年は蚊と言えども、生命の危険を脅かすものもいますので、特に注意が必要です。
また、ムカデや蜂など、季節にかかわらず、刺されると痛みやかゆみを伴う虫も、公園にはたくさんいます。
公園といえば、子供たちが安全に遊べる代表的な場所。
ということで、ママパパはついつい油断しがちですが、上記のような危険性があるんです。
これを知っているか知らないかで、子供の命に関わることもあるので、親としては、どんな危険があるのか、どんな対策を取るべきなのかについて、よく知っておく必要があります。
暑い日の公園では何に注意すればいいの?
前章では、暑い日の公園に潜む危険性をご紹介しました。
では、一体何に注意して、子供を遊ばせれば良いのでしょうか??
この章では、具体的にどんなところに注意すべきか、どんな対策を取れば良いのかについて、まとめてみました。
水分補給をこまめに行う
1に水分、2に水分。とにかく暑い日の公園では水分補給が欠かせません。
脱水症状にならないように、遊んでいる子供に、こまめに水分を取らせましょう。
塩分もお忘れなく
水分ばかり取っていると、体内のバランスが崩れ、体調不良を引き起こす原因になりかねません。
子供に、塩飴のようなものを舐めさせるか、少し塩分を含んだ水分を補給するよう心がけましょう。
子供用の日焼け止めを!
子供用の日焼け止めで肌を守ることも大切です。
大人用の日焼け止めでは、子供の年齢によっては刺激が強過ぎて、日焼け止めで肌が荒れてしまうことがあります。
子供用の低刺激のものをチョイスしましょう。
帽子や虫除けスプレーのアイテムを
暑い日の公園では必ず帽子を被らせます。頭皮を守り、熱中症や熱射病予防に効果があります。
また、虫から身を守るための虫除けスプレーを欠かせません。
子供は汗をたくさんかくので、一度ならず何度も虫除けスプレーをしておいた方が良いでしょう。
時々休憩を
子供は遊びに夢中になると、時間の経過を忘れます。
また、気がついた時には、水分や塩分が不足してしまったり、体調が急に悪くなることもあります。
子供が遊んでいる時間を測って、適度に休憩を促してあげることも親の務めです。
できるだけ暑くない時間帯を狙って公園に行く
いかがでしたでしょうか?
子供たちがたくさん遊ぶ公園にも、こんなにたくさんの危険が潜んでいます。
子供は、暑かろうが寒かろうが公園に行きたがるでしょうから、公園に行かないという選択肢を取ることはまず難しいでしょう。
そんな時は
- できるだけ涼しい時間帯に行く
- 水遊びができる公園に行く
など、熱中症やその他の危険な状態にならない工夫が必要です。
特に真夏日になると、12〜14時前後はかなり暑さが増しますので、この時間帯のお出かけは出来るなら避けたいところ。
朝の8〜9時や、夕方17時ごろなど、日があまり高くない時間帯に公園にいけるように、子供の遊び欲を調整できると良いですね。
また、噴水や小川がある公園など、比較的安全に水遊びできる公園があるとベストです。
そんなところでも、水分補給は忘れないようにしなければなりませんが...。
いずれにせよ、子供に遊ぶことを我慢させたくはないので、親が暑い日の公園の危険性を十分に理解し、対策を先手先手で打っておくことが大切です。
ちなみに。
子供だけでなく、大人も暑さで食欲が落ち、それに伴い体力が落ちるので、熱中症予防等、子供同様に対策を行っておきましょう。