毎日ママのおっぱいや抱っこをせがみ、ママの姿が見えないと後追いして泣いていた我が子は何処へ。
思春期にもなると...
ウザい
話しかけるな
挙げ句の果て、無視。
そんな思春期の男の子の態度にママは困惑。
特に、異性である母親とは、どうしても距離を置きたがる息子たち。
そんな思春期の男の子は、どう変化していくものなのか?
女であるママには今ひとつ分かりにくい所ばかり。
今回は、思春期の男の子の変化や、思春期の男の子が求めるベストな親の対応を調べてきました。
思春期は成長の証!男子はこう変わっていく!!
思春期の男の子たちは、精神的にも身体的にもいろんな変化が訪れます。
その中でも代表的なものをいくつかまとめてみました。
反抗的な態度
今まで、親の言う通りにしてきた子供も、自我が芽生え、社会を少しずつ、知っていくことで、自分らしさを追求していきます。
その上で、親の言うことやちゅうこくを煩わしく思い、それが反抗的な態度となって表れます。
声変わりなど身体的変化
思春期の分かりやすい体の変化として代表的な声変わり。
そんな声変わりを始め、思春期には、身体的に男の子から男性に近づく変化が起きます。
本人もその変化に、戸惑いながら、徐々に受けて入れて男性へ成長していきます。
今までと違った趣味を持つ
幼稚園や小学生低学年のころは、戦隊モノや乗り物のおもちゃ、カードゲームなどにはまっていた子も、だんだんとそれらから卒業する子が増えます。
かっこいいからと言う理由で、ギターを始めたり、他の子と違ったものに憧れを抱いて洋楽にのめり込んだり。
それらは、自分の世界を広げようとする行動でもあります。
友人を優先しがち
子供たちは心のどこかで、親や兄弟とは永遠に繋がっていると思っています。
その一方で、他人である友人とずっとつながりを持つためには、努力が必要だとも思っています。
そのため、家族よりも友人を優先しがちです。
また、友人を含む他人から認められたいという承認欲求や仲間意識も、思春期ごろは多感な時期。
そのため、友人から認められる、仲間として受けていれもらうために、家族の優先度が下がる傾向があります。
思春期の男子に聞いた!母親にはどう接してほしい??
思春期の男の子の変化が分かったところで、では実際にどう接するのが正解なのでしょうか?
思春期時期の男の子数人にアンケートを取ってみると、意外なことがわかりました。
干渉しないでほしい
親の態度として、こう接してほしいという希望として、これがダントツでした。
母親としては、いつまでもオムツを履いておっぱいを求めていた頃から何一つ愛情変わらず接しています。
だから、どうしても手助けした方が良いと思いがちですし、なにかと先回りしてしまう傾向があります。
思春期ともなれば、本人の心は大人へと向かって成長していっています。
思春期の男の子たちも、あまり干渉されると信じられていないと感じるという意見も。
見守っていてほしい
一見すると、干渉しないで欲しいという意見と真逆な気もします。
ですが、思春期の男の子は、大人に近づいていっていたとしても、やはり、まだまだ子供。干渉はされたく無いけど、放置でも嫌なんです。
できたことは認めてほしい。
成功したら褒められたい。
という気持ちはあります。
そのため、干渉はして欲しく無いけど、無関心でも嫌。暖かく遠くから見守るのがGOOD。
対等な人間として扱ってほしい。
子供だからと、いつまでも上から目線で親の価値観を押し付けるような態度はやめてほしいという意見。
同じ人間として、親とはちがう価値観持つことや、個人の意見を持つことを認めてほしいという気持ちがあるということです。
自分の意見を尊重してほしい
親としては、人生を生きてきた先輩として、今から子供がやろうとしていることの結末が見えていて、ついつい苦言を呈したくなることも。
生命の危機や犯罪に関わること以外は、失敗しながら覚えることも大切です。
親からダメだと言われて、やりもせずに諦めてしまうより、一度挑戦して失敗して学んだ方が身につきます。
子供からも「自分自身の意見を全否定してほしくない。こういう意見があるということを認めてほしい」という意見があがりました。
思春期の男の子は、心も体も変化の時期!親は遠くから見守りましょう
いかがでしたでしょうか?
思春期の男の子の変化は、目まぐるしものがあり、その態度の変化に戸惑うママも多いのではないでしょうか?
素直に親の言うことを聞いていた時期と比べると、育てにくさを感じたり、イライラすることも多くなると思います。
これらの変化は、大人へと成長する上で必要不可欠な変化です。
初めて子供が言葉を話した時初めて何かが出来た時その変化を嬉しく思いましたよね?
思春期の男の子の変化も、そういう変化の一つと捉え、大人になっていく彼らを遠くから暖かく見守り続けましょう。
時に厳しい意見を述べることも、時には全力で止めなければならないこともるかもしれませんが、子供たちと全力でぶつかりながら、親も一緒に成長していけると良いですね。