冬は乾燥し、ウイルスが活発に動き出す季節です。
小さなお子様は、風邪ひとつにしても、かかってしまうと体力的にもしんどい思いもさせてしまうことになります。
またママパパも風邪を引いてしまうと、お子さんにうつる危険性もありますので注意が必要ですよね。
子どもさんがいらっしゃるご家庭ではどんな対策をされていますか?
定番なところでいれば、手洗い&うがい!ですよね。
でも「子どもが小さいから、うがいが苦手みたちで...」というお家は少なくないはず。
そこで、今回ご紹介するのは小さなお子様でも、簡単にできる風邪対策です。是非ご覧ください。
うがいが苦手なお子様には緑茶での風邪予防が最適!
子どもの年齢が幼いうちは、どうしても「うがい」が苦手な子が多いものです。
そんな時に活躍するのが「緑茶」
緑茶であれば、ガラガラした後に、吐き出せなくても問題ありません。
なぜ緑茶が良いのか?
それは緑茶に含まれる「カテキン」に殺菌作用があるからなんです。
そんな「カテキン」の主な作用は以下の通りです。
《カテキンの主な作用》
・抗酸化作用
・脂肪燃焼作用
・コレステロール抑制作用
・口臭予防作用
上記のように、さまざまな作用がある「カテキン」を含んだ緑茶。カテキンには、免疫力を上げる効果もあり、お茶うがいは、風邪やインフルエンザの予防にとても良いと言われています。
子供にお茶うがいをさせる一方、大人もしっかり飲めば脂肪燃焼効果から肥満などの生活習慣病予防にもなります。
ちなみに、子どもに緑茶を使って、お茶うがいをさせる際はペットボトルからではなく急須で入れるのがベストだそうです。
ペットボトルは開けてしまうと細菌が繁殖する恐れがあるので、その都度入れるのが良いのですが、面倒な場合は、お湯で溶ける粉末タイプがオススメです。
お湯さえポットで沸かしておけば、子どもが外から帰宅した際すぐにお茶うがいをすることができるでしょう。
その際はもちろんですが、温度には気をつけてあげましょう。熱すぎてやけどしないように、ママパパが温度わ確認してあげましょう。
でも緑茶ってカフェインだし、、緑茶以外で風邪予防になるものとは?
ここまで緑茶でのお茶うがいによる風邪予防についてご紹介してきました。
しかし、ママパパの中には、緑茶に含まれる「カフェイン」を気にしている方も多いのではないでしょうか?
カフェインは、皆さんもご存知の通り、覚醒作用があり、過剰に摂取すると脳が覚醒して、夜眠れなくなることがあります。
子どもは少しの量でも影響があると言われているので、心配になるのは当然のこと。
そこで、この章では緑茶以外に風邪予防できるアイテムについてご紹介していきます。
ヨーグルト
特にインフルエンザに対して予防効果があると言われています。
それはヨーグルトに含まれる乳酸菌のおかげだそうです。
免疫力を高める効果もあるそうなので、インフルエンザ予防に加え、通常の風邪予防にも効果があります。
特に最近CMでもよく見るR1というヨーグルトは特に効果があるそうです。
そして、風が流行る時期以外にも摂取する習慣をつけておくと、より高い効果が得られるそうです。
海藻類
海藻のネバネバ部分に含まれるフコイダンという成分が風邪ウイルスに対して効果的であるという研究結果が発表されています。
その他免疫力を高める効果もあり、食べることで風邪を予防できる可能性が高まるでしょう。
特に海藻類の中でも、めかぶなどネバネバした部分が多い海藻が効果があるそうです。
はちみつ
はちみつには、緑茶同様、殺菌作用効果があります。また疲労回復効果もあると言われいます。
ただ注意点として、1歳未満の子どもがはちみつを食べると乳児ボツリヌス症になる恐れがあるとされています。
乳児ボツリヌス症とは、ボツリヌス菌の卵や種のようなものを摂取する事で発症する感染症です。
消化器官の未熟な1歳未満の乳児は、乳児ボツリヌス症にかかる危険性が高いと言われていますので、与える際は1歳以降からにしましょう。
緑茶でできる風邪対策
いかがでしたでしょうか?
緑茶に含まれるカテキンにはさまざまな作用があること、またその他風邪予防になるアイテムについてご紹介してきました。
緑茶の他のお茶にもカテキンが含まれているものに関しては風邪を予防する効果があります。
緑茶ほどには及びませんがウーロン茶なども効果があると言われていますので、お子様に合うお茶を探されてみるもの良いかもしれません。
また、緑茶以外にもヨーグルトや海藻、はちみつなど、ご紹介した食べ物を上手く組み合わせて、お子様の風邪対策としてできることを行っていただければと思います。
食べ物以外にも、良質な睡眠をとること、適度な運動を行うことも風邪予防として良いと言われていますので、お子様だけでなく、大人も一緒に今一度生活スタイルを見直してみてはいかがでしょうか?