母乳やミルクだけを飲んでいた赤ちゃんが、離乳食を食べ始め、幼児食へと移行していく中で、多くのママパパがぶつかる問題が「子供の野菜嫌い」
どんなに食材に混ぜようとも、奴らは見逃しません。笑
ときにご飯から野菜だけを取り出し、ときにオカズに紛れた野菜をそっとお皿の隅に残します。
ママパパとしては、いろんな栄養をバランスよくとってもらいたいものですよね?
如何にもこうにも、野菜を食べてくれないときに、最終手段として考えるのが「野菜ジュース」
近年、子供向けの野菜ジュースも種類が豊富になり、昔と比べて味も美味しくなってきていると聞きます。
そんな子供向けの野菜ジュースは、大人用の野菜ジュースと何が違うのでしょうか?
また、大人用の野菜ジュースを子供に飲ませて良いのでしょうか?
そんな疑問を解消すべく、今回は「子供向けの野菜ジュース」について調べてみました。
子供向け野菜ジュースとは?
野菜ジュースに、子供向けの野菜ジュースがあること、ご存知ですか?
子供向けの野菜ジュースは、が砂糖や食塩、着色料などを使っていないものが多いです。
特に砂糖は、子供にとってその食べ物をおいしいと錯覚する「罠」であり、健康面からも過剰接種は控えたいところ。
また、子供向け野菜ジュースの多くには、乳児用規格適用・乳児用規格適用食品の表示があるのも特徴的。
乳児用規格適用・乳児用規格適用食品とは、厚生労働省が平成24年4月1日から適応を始めたものです。
具体的に...
1歳未満を対象とする食品中の放射線物質の基準値を、一般食材の基準値よりも下げるといったもの。
数値でいうと、一般食品の基準値100ベクレル/kgに対して、乳児用食品は50ベクレル/kgという基準値になっています。
つまり!
乳児用規格適用・乳児用規格適用食品は、赤ちゃんや子供に「この食材は安心して良いですよ」という印になるもので、安全の証とも言えます。
子供向け野菜ジュースには、生後6ヶ月ごろから飲めるものや、1歳から飲めるものなど、豊富な種類があります。
その中から、乳児用規格適用・乳児用規格適用食品の表示のあるものを選ぶと安心ですね。
実は危険かも、、大人と同じ野菜ジュースを飲ませる上で注意すべきこととは?
「子供向け野菜ジュースが安全なのは分かったけれど、今手元にないし、大人用の野菜ジュースを与えておこう!」
というママパパ!
ちょっと待ってください。
実は!
大人用の野菜ジュースを、子供に与えるのは少し危険を伴うということをご存知ですか?
実際にどんな危険があるのか!
以下にまとめてみました。
糖分が多い
大人用の野菜ジュースには、子供にとっては多すぎるほどの糖分が入っている場合があります。
糖分の取りすぎは、子供の糖尿病や肥満にもつながります。
入っている食材に注意
大人用の野菜ジュースには、たくさんの食材が入っています。
その中には、はちみつのように、1歳未満が口にすると、危険を伴う食材もあります。
味が濃い
大人用の野菜ジュースは、子供向けのものよりも味が濃いです。
それは上記でも述べたように、いろんな食材や砂糖などが使われているからです。
そんな濃い味に慣れてしまうと、味覚に異常をきたす恐れがあります。
その他にも、大人用の野菜ジュースを飲ませることで、子供にとっては過剰摂取になりうる栄養素がたくさん含まれています。
大人用の野菜ジュースを、子供に飲ませるのは、あまりオススメできない場合もあるということを知っておいた方が良いでしょう。
飲ませるなら子供向けの野菜ジュースをチョイス
いかがでしたでしょうか?
子供向けの野菜ジュースには、乳児用規格適用・乳児用規格適用食品の表示があること、また砂糖や食塩などが入っていないものが多いことなどが分かったと思います。
野菜ジュースで、全ての野菜不足を補う事は出来ませんし、野菜ジュースを飲んでいれば野菜を食べなくても良いわけでは決してありません。
ただ、野菜へのとっかかりとして「野菜ってこんなに美味しくなるんだよ」ということを教えられるアイテムではあります。
子供向けの野菜ジュースでも、不安なママパパは、手作りするというのも1つの手です。
ミキサーなどで手作りすれば、野菜そのものを摂取できるので、ジュースよりも多くの栄養素を取り込むことができます。
ただ、やはり野菜嫌いな子供は野菜の味に敏感なので、初めは市販の子供向けの野菜ジュースを活用すると良いと思います。
そんな風に、効果的に使っていくためにも、大人用の野菜ジュースではなく、安全安心な子供向けの野菜ジュースをチョイスしましょう。
効果的に使っていくためにも、大人用の野菜ジュースではなく、安全安心な子供向けの野菜ジュースをチョイスしましょう。
(子供向け野菜ジュースでも、初めから野菜100パーセントだと、飲んでくれない場合もありますので、初めは果物も入ったものを与えながら、徐々に野菜の比率を上げていくという作戦もアリですよ。)