天ぷらをするときにはてんぷら粉を使うととっても簡単で便利ですね!
小麦粉で天ぷらを作る場合は、卵が必要ですが、天ぷら粉を使う場合はわざわざ卵を用意する必要はないし、天ぷらを作るだけではなくコロッケなどの揚げものにも使用します。
今回は天ぷら粉を使わずに天ぷら粉の代用品になるものを取り上げてみました。
天ぷら粉の代用品 薄力粉・小麦粉
天ぷら粉が販売される前は薄力粉や小麦粉を使用して天ぷら粉や天ぷらを作る家庭をよく見かけました。
天ぷら粉と書かれたものを使うよりも薄力粉や小麦粉から作るときの方は若干手間がかかり、薄力粉と小麦粉に関しては調理する前に卵を用意しておく必要があります。
目安の分量
- 小麦粉または薄力粉が200cc
- 水が150cc
- 卵1個
上記の材料を混ぜ合わせて作ることが出来ます。
はなく生卵を割って混ぜます。
卵はゆで卵で薄力粉と小麦粉の違いは何?
薄力粉とは小麦粉の種類の1つで、小麦粉は他に中力粉と強力粉と呼ばれる小麦粉もあります。
薄力粉はお菓子やクッキーなど型崩れするものによく使うことが多いですが、中力粉はうどんなど型崩れがあまりしないもの、弾力性のある食べ物に使用します。
強力粉は中力粉よりも固いものに使うことが多く、中華麺やパンに使われています。これら3つの小麦粉はどれもグルテンという弾力性をつける成分が入っています。
グルテンが多いものは強力粉、少ないものは薄力粉と呼ばれています。
天ぷら粉の代用品 片栗粉
片栗粉には本来あんのとろみを作る役割やスープにとろみをつける役割をします。
実は片栗粉を使ったときは天ぷら粉を使うより天ぷらがサクサク仕上がります。
また、片栗粉を代用するとき卵は用意する必要はありません。
片栗粉だけで出来るところが天ぷら粉とよく似ていて便利ですね。卵を使用しないから卵アレルギーの人にも片栗粉はおすすめの代用品です。
天ぷら粉の代用品 お好み焼き粉・たこ焼き粉
お好み焼きやたこ焼きを作るときはそれぞれ専用の粉があります。
それぞれお好み焼き粉、たこ焼き粉と言います。あまり存在感の少ない粉ですが、実はこれらは天ぷら粉の代わりになるほど優れている代用品です。
お好み焼き粉もたこ焼き粉も粉の状態から味がついています。そのため、卵をわざわざ用意しなくても美味しい味付けに仕上がります。
代用品としておすすめしないものはある?
代用品として成り立たないものは2つあります。
- ホットケーキミックス
- 強力粉
ホットケーキミックスからは薄力粉と同じようにお菓子によく使いますよね。
しかし天ぷら粉に使おうとすると味が変化してしまいます。
理由はホットケーキミックスには砂糖とバターが含まれているからです。天ぷらにする場合は砂糖とバターは必要ありませんね。
一方、強力粉はどうかというと、グルテンと呼ばれる弾力成分が多めに入っているから、天ぷらに使っても粘り気が沢山出てきます。さらに重たい仕上がりになり、サクサクしたイメージの天ぷらとは別の食品になってしまいます。
まとめ
天ぷらを揚げる場合は、天ぷらをどのように揚げたいか考えてから調理するようにしましょう。
片栗粉の場合はサクサクとした仕上がりになるし、サクサク感を調整したい場合は小麦粉から作ると配合量が調整出来るから自分好みに仕上がります。
また、卵アレルギーの人は卵がいらない、あるいは含まれていない代用品にするように注意しましょう。