アウトドアレジャーにはさまざまなものがあり、一年を通していろいろな場所に出かけることができます。
高原へのピクニック、川や山でのキャンプ、お花見など、お楽しみはたくさんありますよね。
地面にゆったりと腰掛けて、食事をするにせよ、空を眺めながらお喋りをするにせよ、これがなければ始まりません。
しかし、いざ出かけるという直前になって、レジャーシートが見つからないとか、あるいは人数が多すぎて大きさが足りない、ということもあるかもしれません。
それほど高額なものではありませんが、買い揃える時間がない、という場合も考えられます。
この記事では、そんなときのために、レジャーシートの代用品として使うことのできるものを12個、ご紹介していきます。
レジャーシートの代用品:ゴミ袋
地域にもよりますが、家庭ゴミやプラスチックゴミなど、最近はゴミの分別を細かくしなければならないことが多いですよね。
ゴミ袋もある程度指定されている場合もあり、常に備えているご家庭は多いものと思われます。
そんなゴミ袋を、レジャーシートの代用品として使うことができます。
使い方は簡単で、袋を地面に広げて、四隅を重いもので押さえるだけ。
ゴミ袋は一箱に何十枚も入って売っているのが普通ですし、非常に安いものなので、たくさん使ってもたいした出費にはなりません。
なので、大人数で出かけるときにも安心して使うことができますね。
使い終わったらそのまま捨ててしまえばよいので、後始末も非常に楽です。
レジャーシートの代用品:新聞紙
最近は契約している人が減りつつあるようですが、それでもまだまだ新聞をとっている人は多いものと思われます。
新聞紙はいろいろなことに使えるものですが、その一つとして、レジャーシートの代用品にもなってくれます。
新聞は毎日届くものですから、とっている人はご自宅にたくさん積まれていることでしょう。
なので、遠慮なくたくさん使うことができますね。
できるだけたくさん重ねて使ったほうが、破れにくいし、座ったときにお尻が痛くならないので、オススメです。
注意点としては、地面が濡れている場合には簡単に水分が染み込んでボロボロになってしまうことが挙げられます。
レジャーシートの代用品:厚めのショップ袋
買い物をすると、専用のショップ袋をくれるお店がありますよね。
そういったショップ袋を保管している人も多いのではないでしょうか。
それらをレジャーシートの代用品として使うことができます。
ショップ袋はおしゃれな柄がついていることが多いので、上記のゴミ袋や新聞紙と比べると、地面に広げたときに見栄えがよい、という長所があります。
ただし、しっかり広げて使うには、袋を切ることが必要になりますので、使い捨ての感覚を持つことが必要になります。
また、紙製の袋の場合は、濡れた地面の上に敷くと、地面の水分が染み込んできてしまうので、その点には注意が必要です。
レジャーシートの代用品:風呂敷
敷風呂というと古いイメージを浮かべる人も多いかもしれませんが、現代でもちゃんと売られています。
そんな風呂敷も、レジャーシートの代用品として使うことができます。
大きさは製品によってさまざまですが、だいたい1メートル四方くらいのものがいちばん多いでしょうか。
そのくらいを想定して、出かける人数を考えて枚数を揃えるのがよいでしょう。
ゴミ袋や新聞紙ほど気軽に使い捨てできるものではありませんが、安いものはかなり安いので、あまりにボロボロになった場合、その気になれば処分してしまうこともできます。
注意点としては、地面が濡れている場合には使いづらい、ということが挙げられます。
レジャーシートの代用品:テーブルクロス
もしご家庭に、汚れてもよい予備のテーブルクロスがある場合には、それをレジャーシートの代用品として使うことができます。
テーブルクロスの柄はオシャレなものが多く、地面に敷いても映えるので、その意味ではぴったりの代用品です。
大きさもそれなりにあるので、二枚もあれば大抵のご家族は全員くつろくことができるでしょう。
また、撥水加工してある製品が多いので、地面が濡れている場合にも気にせず使うことができるのも利点です。
注意点としては、あまり丈夫なものではないので破ける可能性もあるということが挙げられます。
尖った石がたくさんあるような場所では、使わないほうがよいかもしれません。
レジャーシートの代用品:バスタオル
バスタオルというと、お風呂上がりに使うキレイなイメージがありますが、これをレジャーシートの代用品として使うという選択肢もあります。
それなりに厚手のものが多いので、問題なく地面に敷いて座ることができるでしょう。
ただし、大きさはそれなりなので、一枚のバスタオルで座ることのできる人数は、せいぜい一人といったところです。
また、もともと水を吸い取りやすく作られているので、地面が濡れている場合には向いていません。
レジャーシートの代用品:食器棚のシート
慌ててレジャーシートを買おうとしても、売り切れている場合があります。
たとえば、お祭りの会場に着いてから、レジャーシートを忘れていたことに気づいたとしましょう。
そんなときは、近くの100均ショップにレジャーシートを買いに行くことになるわけですが、同じような人はたくさんいるので、どんどん売れてしまい、手に入らない可能性が高いのです。
でも慌てる必要はありません。
レジャーシートが手に入らないのであれば、代わりに食器棚のシートを買ってみましょう。
これもレジャーシートの代用品として使うことができます。
ただし、長さがあっても奥行きがない(30cm~45cm)ことが多いので、ただ座りたいだけでなくいろいろなものを置きたい場合には、複数枚を揃える必要があるでしょう。
レジャーシートの代用品:膝掛け、ブランケット
車の中に、腰掛けやブランケットを常に用意している、という人はそれなりにいるのではないかと思われます。
そういうものがあるだけで、急に寒くなってきたときなどには助かりますからね。
この腰掛けやブランケットも、レジャーシートの代用品として使うことができます。
もともと車に備えている場合、代用品を準備すること自体を忘れていても使えるので、そういう意味では便利です。
ただし、撥水加工などはしていないものがほとんどなので、地面が濡れている場合には使いづらいです。
それと、ブランケットはそれなりの値段のするものが多いので、地面に直接敷いて座ることには抵抗がある、ということもあるかもしれません。
レジャーシートの代用品:サンシェード
日よけとして使うサンシェード。UVをカットしてくれる機能があり、特に夏場に威力を発揮してくれますね。
このサンシェードも、レジャーシートの代用品として使うことができます。
多くの製品は撥水加工をしてあるので、濡れた地面に敷いても問題がないのが、使い勝手のよい点です。
また、大きさもそれなりにあるので、一枚でそれなりの人数をカバーできるのも強みでしょう。
レジャーシートの代用品:レインコート
ご自宅にレインコートがある場合、それをレジャーシートの代用品として使うことができます。
人が着るものを地面に敷くことには抵抗がある、という人も多いかもしれませんが、もともと水を弾くことが目的のものなので、地面が濡れていても問題なく使うことができ、とても便利です。
広げるとそれなりに大きいものなので、一人か二人であれば一着のレインコートでじゅうぶん足りるのも、よいところですね。
レジャーシートの代用品:座布団やクッション
室内や車内で使う座布団やクッションを、あえて外で使うことに抵抗がないのであれば、これもレジャーシートの代用品になってくれます。
もともと座るためのものなので、大抵の場所に敷いてもお尻が痛くならないのは長所です。
ただし、一人しか座ることができないので、その点には注意が必要ですね。
持ってきたレジャーシートが小さすぎて、一人あぶれてしまう、というような場合に使うのがよいでしょう。
汚れが心配な人も多いかもしれませんが、きちんと洗えば元通りになってくれます。
レジャーシートの代用品:段ボール
見た目は貧相になりますが、段ボールをレジャーシートの代用品として使うこともできます。
近所のスーパーに行けばタダでもらえることも多いので、いちばん安上がりといえば安上がりかもしれません。
頑丈ですし、使い捨てできるところも便利ですが、地面が濡れている場合には使いにくいのが欠点です。
まとめ
以上、レジャーシートの代用品として使えるものを12個、ご紹介しました。
基本的に、レジャーシートは高価なものではないので、急に必要になったとか、用意するのを忘れたというのでなければ、買うことに問題のある人はあまりいないと思われます。
その意味では、この記事でご紹介した代用品は、まさに臨時の代用品。
できれば本物のレジャーシートを持っておくのがよいのは、間違いありません。
しかし、いつ何が起きるかはわかりませんので、身近なものでいろいろ代用できるのだということは、覚えておいたほうがよいでしょう。
この記事で取り上げたことを、ぜひあなたのアウトドアレジャーに活用していただければと思います。