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ラッシュガードはないときはこれ!代用品とその機能

夏のレジャーといって、真っ先に思いつくものの一つが、海水浴。

海に出かけるのは、大人にとっても子供にとってもお楽しみのイベントです。

いろいろな生き物を見つけてみたり、アスレチックのような岩場を歩いてみたり、いつもの日常とは違った体験ができますよね。

しかし日常とは違うということは、普段はあまり考えなくてもよい危険が伴うということでもあります。

人間を刺す生き物もいますし、岩場でバランスを崩して転んでしまい、怪我をしてしまう可能性も無視できません。

 

そのような危険から身を守るために、近年よく見かけるようになったものが、ラッシュガード。

夏が近くなると、水着売り場の隣で売られている光景を目にすることがだんだん増えてきました。

しかし、中には「ラッシュガードってなに?」という人もいることでしょう。

海で安全に遊ぶのに役立つと言われても、海なんて一年に一度くらいしか行かないし、わざわざ買い揃えることに抵抗があるかもしれません。

特にお子様について考える場合、毎年どんどん大きくなっていきますので、そのためだけにそれなりの値段のするものを買うのはちょっと……と考えてしまうのも、無理のないことだと思います。

 

そこでこの記事では、ラッシュガードについての知識をまとめると同時に、その代用品として使うことのできるものを2つ、ご紹介していきたいと思います。

ラッシュガードとは

ラッシュガードというものが一般に広まり始めたのは、ここ数年のことです。

そもそもどのような用途で使われていて、どのような理由で広まりつつあるのでしょうか?

成り立ち

ラッシュガードという言葉のうち、「ガード」の意味はすぐにわかりますよね。守るということです。

ではラッシュとはいったい何なのでしょうか。

実はこのラッシュというのは、サーファーのあいだで使われている言葉で、「擦り傷」という意味があるのです。

つまりラッシュガードというのは、擦り傷から身を守ってくれるもののことを指しているわけですね。

 

サーファーの言葉であることからわかる通り、ラッシュガードは元々は、サーフィンをするときに着るものでした。

クラゲなどに刺されることや、岩肌で擦り傷を作ってしまうこと、あとは体温が低下してしまうことなどを防ぐために、使われていたのです。

 

しかし最近になって、その機能の高さがサーフィン以外にも便利に使えるのではないかということが注目され始めました。

単に海水浴をしたいとき、あるいは海ではなく山に出かけるときなどにも、安全の面で使い勝手がよいということで、着られるようになったのです。

そうなると、デザイン性の高いものがたくさん作られるようになっていきます。

それによってますます一般への浸透が加速していき、今の流れが作られているというわけです。

ラッシュガードの機能

ラッシュガードの機能は、主に二つあります。

ラッシュガードの機能

  • 怪我を防ぐ
  • 紫外線を防ぐ

まず第一に、これまで述べてきたことからわかるように、怪我を防ぐということです。

海には怪我の元となるものがたくさんありますが、それらが危険である理由の一つとして「水着は肌の露出が多い」ということが挙げられます。

普段より危険な場所で、普段より多く肌を出しているのですから、当然危険も増しますよね。

それを解決するために作られたのがラッシュガードです。

動きを邪魔しない程度に厚手で作られており、これを着ることによって、怪我を防ぐ力が格段にアップするのです。

 

第二に、UV(紫外線)を防ぐ、ということです。

海水浴と言えば、水着を着て肌をたくさん日にさらしつつ、日焼け止めを塗ってダメージを押さえる、というのが普通でした。

しかし、日焼け止めは海に入ってしまうと落ちてしまいますし、そのたびに塗り直すのはとても面倒です。

ラッシュガードはそれを解決するものとしても役に立ちます。

ほとんどのラッシュガードは、素材にUV対策加工が施されており、あらゆる衣類の中でも最高に近いUVカット率を実現しているのです

ラッシュガードの代用品を選ぶ方法

ここまでの解説をお読みいただければ、代用品に必要な条件もおわかりでしょう。

怪我とUV。この二つを防ぐことができ、それでいて海の中で動きの邪魔にならないものであれば、ラッシュガードの代用品として使うことができることになります。

以下では、そのような機能を持っているものを、順にご紹介していきます。

ラッシュガードの代用品:シャツ

まず最初にご紹介するのは、シャツです。

シャツといっても、いわゆる普通のシャツでは、あまり役に立ちそうにありませんよね。

怪我は防げるかもしれませんが、UVのことまで考えられているものや、海に入ったときに動けるものとなると、ほとんど思いつかないのではないでしょうか。

 

そこで代用品としてオススメできるのが、野球用のアンダーウェアです。

ユニフォームの下に着るための、専用のシャツですね。

体によくフィットする作りになっており、海に入っても動きの邪魔になりません。

また、たくさん汗をかくことを想定して作られていますので、乾きやすい材質で作られており、またUV対策もできています。

見た目もラッシュガードとあまり変わらないため、変に目立ってしまうこともありません。

 

ノーブランドの商品であれば、1,000円もあれば買うことができるので、ラッシュガードに比べると、手に入れるのも比較的簡単であると言えます。

もちろん、すでにお持ちなのであれば、それを使ってしまってまったく問題ありません。

ラッシュガードの代用品:パーカー

パーカーといってイメージするものは、あまり海水浴には合わないかもしれません。

しかし、本格的にマリンスポーツをするならともかく、普通の人が海で楽しむ程度であれば、種類によってはパーカーでもじゅうぶんに動き回ることができるのです。

 

ラッシュガードの代用品としてオススメできるのは、ユニクロの「エアリズムUVカットメッシュパーカー」です。

とても軽いため持ち運びも楽ですし、とても乾きやすく、しかも名前の通り、UVもカットしてくれるという優れものです。

値段も1,990円とお手頃なので、それなりに気軽に買い揃えることができるのではないでしょうか。

もちろん、夏が過ぎれば普段着として使うこともできるので、その意味でも無駄のない買い物であると言えるでしょう。

ラッシュガードの代用品のUVカット機能の強化

上記でご紹介した代用品には、そもそもUVカットの機能が付いているのですが、もっとUVカット機能を強化したい場合は衣類用のUVカットスプレーを振っておくとよいでしょう。

安いものならば1,000円未満で買うことができ、もちろん普段着るものにも使うことができるので、手に入れておくと何かと便利なのではないかと思います。

 

UVは人体に有害なものであるとされていますが、日光を浴びているときにはそのような気がまったくしないのが厄介です。

気がついたら肌が大きなダメージを負ってしまっていた、ということもしばしばあります。

あまり神経質になってしまうのも問題かもしれませんが、スプレーを一缶買っておく程度の注意をしておいてもいいかもしれませんね。

まとめ

以上、ラッシュガードの解説および、その代用品として使える2つのものについてのご紹介をしました。

海は本当に魅力的な場所なので、子供などはついついはしゃいで、限界知らずに日の光を浴びたり、危ない場所で走り回ってしまったりするものです。

何かあってからでは遅いので、代用品も含めて、事前に対策しておくことはとても大切であると言えます。

この記事で解説・ご紹介したことをよく覚えておいた上で、安全に海水浴を楽しむようにしてください。

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