お菓子の材料としても、また料理における調味料としても使える「はちみつ」。
とても便利なものですが、毎日使うものというわけでもないので、いざ使おうとしたときに固まってしまっていたり、切らしていることに気づけなかったり、といったことがありがちです。
そんなときに、固まったはちみつを温めて再び使えるようにしたり、わざわざ買いに行ったりするのは面倒ですよね。
はちみつの代用品のおすすめ5選
はちみつのおすすめ代用品を5つご紹介します。
用途によってお勧めしたい代用品が違いますので、はちみつをどんな風に使いたいのかで検討してくださいね。
はちみつの代用品「砂糖」
砂糖ははちみつの代用品として使うことができます。
一口に砂糖といっても、上白糖、グラニュー糖、三温糖などいくつかの種類がありますが、ご家庭にあるものの多くは上白糖でしょう。
上白糖には、はちみつと同じ成分が含まれており、甘味を感じやすいので、代用品としてはもっとも無難です。
グラニュー糖は溶けやすさを重視したいとき、三温糖はもっとも甘味が強いので、それを重視したいときに使うとよいですが、基本的に上白糖があればそれでじゅうぶんでしょう。
量を使う必要があります。この点は注意しておきましょう。
はちみつの代用品「メイプルシロップ」
ホットケーキなどにかけて使うことでよく知られるメープルシロップは、サトウカエデなどの樹液から作られる調味料です。
はちみつに比べると、ビタミン、ミネラルが豊富で、低カロリーという特徴があります。
ケーキの生地などにちみつを使いたかったが切らしていた、というような場合はメープルシロップで代用することができます。
はちみつよりも使用頻度が低いご家庭も多いので、「はちみつはないがメープルシロップはある」ということは少ないかもしれませんが、覚えておくとよいでしょう。
はちみつの代用品「水飴」
水飴は、穀物のデンプンを糖化することで作ることのできる甘味料で、その主成分は麦芽糖。
ひときわドロドロとした粘性が大きな特徴となっており、それがはちみつと似たような食感を生み出すため、その性質を利用する料理の代用品としてはとても向いていると言えます。
また、甘味として使うだけでなく、肉の表面をパリッとしたものに仕上げたいときにも、水飴は効果を発揮します。
はちみつの代用品「オリゴ糖」
オリゴ糖は人工甘味料で、低カロリーかつ甘さは控えめ、そしてビフィズス菌を増やす効果があるなど、健康に良いものとして知られています。
甘味という点ではちみつには劣るため、甘さたっぷりのものを作りたいときには、やや物足りなさを感じることもあるかもしれません。
それを逆に考えて、甘さを控えめにしたヘルシーなお菓子を作ってみたいときなどは、むしろはちみつがあったとしても、あえてオリゴ糖を代用品として使うのもおすすめです。
3時のおやつ。ひどくしつこい便秘解消のために、サツマ芋のはちみつレモン煮。はちみつの代わりにオリゴ糖で作った。食物繊維がっつり摂取。 pic.twitter.com/xyQt608aDu
— ちょび (@iwtktn) October 5, 2017
はちみつの代用品「ジャム」
ジャムは果物と砂糖を合わせて煮込んだもの。イチゴやリンゴ、アンズ、ブドウなど、様々な果実をジャムにすることができますね。
ジャムは殆どが砂糖でできているのではちみつの代用品として使うこともできます。
ただ、決して糖分が多いというわけではありませんので、使うときにはそれを考慮しておくとよいでしょう。
果物の風味や色合いを活かして、デコレーションなどに使うと効果的であるほか、生姜焼きの隠し味などにもはちみつの代用品としてジャムを使うこともできます。
はちみつの代用品 番外編
一般的によく使われる代用品は紹介をした5つですが、SNSで見つけたちょっと変わった・素敵な代用品を紹介します。
まとめ
はちみつの代用品となるものを5つ、紹介させていただきました。
注意点としては、お菓子作りに用いる場合と、普通の料理に用いる場合では、適切な選び方・使い方が少し変わってくることです。
味もそうですが、色のついた代用品は、作るものの出来上がりの見栄えを大きく変えることになるため、場合によっては受け入れがたいものになるかもしれません。
はちみつを切らしてしまった、買い忘れていた、という場合だけでなく、1歳未満の乳児も食べられる料理を作りたい時にもはちみつの代用品を知っておくと心強いですね。