子育てをしていると、100人いたら99人は経験するであろう「子供の反抗期」
何を言ってもいうことを聞かない。
何を言っても無視をする。
少し叱ると、逆ギレ。
そんな態度をされた日にはママだって人間なので、堪忍袋の尾が切れることもあるでしょう。
でも!
反抗期が持つ意味合いや、反抗期の特徴、対処法や他人の体験談など「反抗期」について少しでも分かっていれば、そのイライラが少しは解消されるかも。
そこで、今回は子供の反抗期についてまとめてみました。
初めての子育て。そもそも男の子の反抗期ってどういうものなの?!
まずはじめにやって来るのが2歳。
いわゆる「イヤイヤ期」と呼ばれる第一反抗期。
この時期は、はじめて自我が芽生え、親と自分自身が違う生き物であるということを認識しはじめます。
具体的な行動として、オムツを替えられたり、着替えさせられるのを嫌がります。そして自分で何でもやりたがる。
それが「第一反抗期」です。
その後、中学生ごろに訪れるのが「第二反抗期」
こちらは、精神的に親から自立するために、徹底的に親の言うことを無視したり、反抗します。
その反抗が時に暴力的な方向、違法的な方向に向かってしまう恐れがあり、この時期の反抗期は、数ある反抗期の中でも特に大きな反抗期といえます。
一般的に知られている二つの反抗期の他に、小学校2年生ごろに訪れる反抗期というものがあります。
それが「中間反抗期」
中間反抗期では、親は甘えたい気持ちと自立したい気持ちの狭間で感情が揺れるので、日によって反抗したり、甘えたりといった特徴があります。
そんな反抗期ですが、男の子は特に...
- まず口答えする
- 口答えを咎められたり、言い返さないと黙る、無視する
- ちょっとしたことでカッとなる
- 時に暴力的な方向に反抗する
といった特徴があります。
その中でも「無視する」というのは女の子よりも男の子に多い反抗期の特徴の一つです。
女という生き物はコミュニケーションの生き物なので、女の子が反抗する際は、言い訳や言い返して反抗する場合が多いです。
一方で、男の子はまず口答えしてみますが、女である母親に口で勝てないと悟や否やだんまりするという手段で反抗する傾向にあります。
先輩ママさんに聞いた!反抗期の息子とうまく付き合う方法とは!?
男の子ならではの反抗期の特徴が分かったところで、実際に反抗期の息子とどう接すれば良いのか?
先輩ママたちにアンケートをとり、実際の対処法や体験談をまとめてみました。
見守る
何もできなかった子供はいつしか、親の思っている以上のスピードで成長しています。
心配の気持ちからついつい小言を言いたくなりますが、それが反抗期を悪化させる要因になってしまうことも。
できるだけ暖かく、広い心で見守る姿勢が前提として大切との意見をあげてくれたママが多かったです。
必要以上に話しかけない
一見すると少し寂しいような、育児放棄のようにも取られかねない方法ですが、そうではありません。
先ほども申し上げた通り、女はコミュニケーションの生き物ですが、男はそうではありません。
母親として、何とか子供とコミュニケーションを取ろうとして、あれやこれや話しかけたり、学校のことを聞きたくなりますが、それがますます反抗期の態度を頑なにしてしまう場合も。
何か話したさそうだったり、何か聞いて欲しそうな態度の際に、詮索するのではなく、やんわりと聞きだすようにすると、子供の態度も柔らかくなるとのこと。
家族旅行やお出かけの時間を作る。
子供が大きくなればなるほど、家族みんなで遠出をしたり、出かけることも難しくなっていきます。
子供自身、大きくなればなるほど、親と出かけるより、友達といた方が楽しいと思う機会も増えます。
だからこそ、年に数回、月に数回でも良いので、家族みんなで非日常的な場所に行き、いつもと違う感情にさせることが重要です。
いつもと違う場所、いつもと違う空間だからこそ言えることや、伝えたいことなどが出て来るかも。
反抗の態度が...
- 何か釈然としない
- 何を考えているか分からない
といった場合特に効果が出る可能性があるそうです。
反抗期は時に向き合い、時に見守る
いかがだったでしょうか?
異性である息子の反抗期は、なかなか理解が難しかったり、対処法がうまくいかない場合もあります。
どんなにママが向き合っても改善しない時、そんな時はパパの出番かもしれません。男同士の方が話せることもあるでしょう。
ママとしては、寂しくもありますが、ママだって、お母さんに言えたことでも、お父さんに言えないこともありましたよね?
子供の反抗期は、ママだけがどうにかしなければならない問題ではありません。
家族で...夫婦で...
時に向き合って、腹を割って話す。
時に見守り、子供の自主性に任せる。
そんな風に、子供の様子をちゃんと見ていれば、時間はかかれど、きっと子供にも将来的には伝わります。
今は長いトンネルの中にいるような気持ちかもしれませんが...
いずれ分かってくれる
いずれ反抗期に終わりが来る
それを信じて、今はできることをして、あとは見守る、それで充分ではないでしょうか。