全世帯を対象としたスマートフォンの普及率が8割を超えたことや、各社が運営する利用ポイントとの連携・連動が進んだ結果、我々の購買行動と切り離せない存在になってきた電子マネー。
今回は、日本最大級のショッピングセンター数を誇るイオンで運営されている「WAONポイント」と「電子マネーWAONポイント」のちがいをご紹介したいと思います。
「WAON」とは
「WAON」とは、イオンが提供する電子マネーサービスのことを指し、イオンやコンビニエンスストアなどを中心に全国約84万か所(2021年7月現在)で利用できる電子マネーとして親しまれているものです。
Android用の「WAON」アプリケーションをダウンロードするは、イオン店舗にて300円(2021年9月現在)で販売されている「WAONカード」を購入する、クレジットカードと「WAONポイント」が一体化したカードを利用する、などで利用できるサービスとなっています。
「WAONポイント」とは
「WAONポイント」とは、「WAON」と提携した店舗での買い物に対して発生する利用ポイントのことです。
先に紹介したアプリやカードを使って「WAON」を用いた買い物で200円(税込)ごとに1WAONポイント(1円相当)が付与される仕組みとなっています。
「WAONポイント」の加算期間は1年単位となり、初回チャージから1年後の月末、その後は1年ごととなります。
そのため、加算期間1年を含み最大2年間の有効期限がありますので、ポイントの失効には注意が必要です。
「電子マネーWAONポイント」とは
「電子マネーWAONポイント」とは、買い物で貯めた「WAONポイント」を、電子マネーにチャージ(交換)することで、現金と同等に使用できる電子マネーのことを指しており、200ポイントが1円に相当します。
「WAONポイント」と「電子マネーWAONポイント」のちがい
紹介した通り「WAONポイント」とには最大2年の有効期限があり、期限までにチャージ(交換)しないとポイントは失効してしまいます。
しかしながら、一度チャージした「電子マネーWAONポイント」には有効期限はありません。
また、「WAONポイント」をチャージして「電子マネーWAONポイント」にしなければ、現金と同等に使用することができない、という前提も理解しておく必要があります。
「WAONポイント」と「電子マネーWAONポイント」のちがい まとめ
今回は「WAONポイント」と「電子マネーWAONポイント」のちがいについて紹介しましたが参考になりましたでしょうか。
「WAONポイント」は、日常の買い物以外では、提携先のサービス利用や提携先のポイントからの移管、イオン銀行やイオンの店舗でのポイントキャンペーンなどによる特別な付与条件によって増やすことができますので、ご自身が利用するサービスと「WAON」の提携状況やポイントキャンペーンの情報をこまめに確認しながら、意識して「WAON」を中心に利用していくのがよさそうですね。