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「十分」と「充分」の違い。使い分け方法は?

「十分」と「充分」は同じ「じゅうぶん」と読む漢字です。

実は辞書では「十分」も「充分」も同じ意味とされていますが、 実際には「十分」と「充分」を使い分けているケースが多くなります。

十分の意味・使い方

十分は数が増えていき、その数がいっぱいになった状態を「十分」といいます。

数値化することができ、それが客観的に満たされることがわかる場合に「十分」が使われます。

使用例
  • 十分な在庫がある
  • 十分な得点を取った

充分の意味・使い方

充分は、満ち足りることを表し、数値・物理的に表すことができない満たされた状態を表す場合に「充分」と使います。

使用例
  • 気持ちだけで充分です。
  • 十分休んだので元気いっぱいです。

「十分」と「充分」の違い。使い分け方法 まとめ

十分と充分の違いを確認しました。

辞書では同じとされていて、公的な文書では「十分」が使われます。

しかし他の場面では、使い分けられているケースもが多く、数値的な意味なのか、精神的な意味なのかを考え伝わりやすい方を選ぶことをお勧めします。

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