自然・科学

°(度)と℃(度)のちがいとは

小学校に入ると、それまではせいぜい、ひらがなやカタカナであった学習が、時計の読み、足し算、引き算、などと少しずつ複雑になっていきます。

学年が上がると「橋と端」「機械と機会」「関心と感心」などのように、同じ読みの言葉でもちがった意味を持つ言葉が出てきて、混同してしまうこともしばしばです。

大抵、国語で出てくることが多い、同じ読みで意味の異なる言葉。しかし、理科と算数という異なる教科の中で出てくる、少し珍しいパターンが「°(度)」と「℃(度)」です。教科が異なり、同じ授業の中で取り扱わないので、覚え間違ってしまう、うっかり間違ってしまう児童も多いようですね。

今回は、この「°(度)」と「℃(度)」のちがいを改めて、見てみましょう。

「 °(度)」とは

「°(度)」とは、算数の授業・学習で登場する計量単位の一種です。三角形やその他の多角形の角の「角度を表す単位」として使用されています。

「℃(度)」とは

「℃(度)」とは、理科の授業・学習で登場する計量単位の一種です。気温や体温など、「温度を表す単位」として使用されています。

「°(度)」と「℃(度)」のちがい

「°(度)」と「℃(度)」のちがいを見てみます。

まずは、冒頭にも書いた通りですが、習う教科がちがいます。「°(度)」とは、算数で出てくる、多角形や図形の角度を表す単位で、小学校の第4学年、つまり4年生で学習する記号です。一方、「℃(度)」は、理科で出てくる、気温や体温を表す記号で、初めて学習に登場するのは小学3年生の理科(一部を除く)で、その記号を頻繁に使うのは小学4年生で学習する「天気と気温」の単元となります。

同じ小学4年生が、それぞれ別の教科で「°(度)」と「℃(度)」を習うので、混同しやすいようですね。

他のちがいを見てみます。「°(度)」は、「主張が180°(度)転換する」というように、物事が真逆の方向になる例え言葉として使われます。「℃(度)」には見られない使い方です。

しかし、「℃(度)」は、「°(度)」とは異なり、体温計の単位として使用されていること、天気予報での気温としてニュースなどで登場することから、学習前にすでに聞いたことがある、知っている、なんとなく認識している、という児童が多いという特長があります。

°(度)と℃(度)のちがいとは まとめ

今回は、「°(度)」と「℃(度)」のちがいをご紹介しました。

それぞれ、角度、気温や体温を表す単位であることを、改めて確認しましたが、まさか、同じ、小学4年生の履修範囲の中で学んでいたとは、驚きました。

小学生が、テストなどで、つい書き間違えてしまうのも頷けます。小さいところですが、学習指導要領の改訂時に検討いただきたい点ですね。

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